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【企業様向け】弊社との初回面談時の事前準備ガイド|全体の流れや必要な情報を解説

2024.01.15

【企業様向け】弊社との初回面談時の事前準備ガイド|全体の流れや必要な情報を解説

依頼先の会社と初回面談するとき、どのような準備をしていますか。

事前にWebサイトを見て企業情報などを収集してから、初回面談を申し込んでいる方も多いでしょう。しかし、精度の高い提案を受けるには「解決したい課題は何か」「どのようなサービスを受けたいのか」などをきちんと伝えることが大切です。

この記事では、初回面談時における全体の流れやヒアリング内容を紹介します。事前に情報をまとめておくことで精度の高い提案が可能なため、適切なサポートを受けたい方はぜひ参考にしてみてください。

初回面談時にヒアリングされる内容一覧

弊社ではお客様の課題と目標を具現化できるよう、初回面談時に下表の内容をヒアリングします。

項目

内容

企業情報

  • 企業名
  • 業種
  • ホームページURL
  • 担当者名
  • 連絡先(メールアドレス) など

ビジネスの背景

自社分析

  • 主な商品・サービス
  • 売上構成比
  • 自社商品の強み・USP
  • 企業課題 など

競合分析

  • 自社の商品・サービス名
  • 競合他社の商品・サービス名
  • 競合他社が自社よりも優れている点 など

顧客分析

  • 主なターゲット層
  • 顧客の課題
  • 現在のアプローチ方法 など

現在のオンラインプレゼンス

  • 保有するチャネル
  • 自社サイトや各SNSアカウントにかける予算・時間
  • 保有スキル
  • 運用体制
  • 出稿歴のある広告 など

興味がある施策

  • 競合他社の気になる施策
  • 興味関心がる施策 など

BANT情報

  • 予算
  • 決裁権
  • 導入の目的
  • 導入時期
  • 決算月 など

しかし、項目によっては「何を伝えたらいいのか分からない」と悩まれる方もいるでしょう。

弊社では、新規お問い合わせのお客様に対して、プロファイリングシートに沿ってヒアリングを実施しています。不明な点も随時解決しながら一緒に進めてまいりますので、ご安心ください。

初回面談前にまとめたい情報【ビジネスの背景】

初回面談前には、ビジネスの背景に関する情報を3C分析に基づき整理することをおすすめします。3C分析は、以下に挙げる3つの要素を分析する手法です。

  • 自社分析
  • 競合分析
  • 顧客分析

お問い合わせ前に情報を整理しておくことで、より精度の高い提案につなげられます。それぞれを順番に見ていきましょう。

【関連記事】【具体例付き】3C分析とは?目的・やり方をわかりやすく解説

背景の整理①:自社分析

自社分析では、お客様の製品・サービスに関する情報を整理します。主なヒアリング内容は、以下の4つです。

  1. 主な商品・サービス
  2. 売上構成比
  3. 自社商品の強み・USP(※)
  4. 企業課題

※Unique Selling Proposition:競合他社よりも優れている自社独自の魅力

自社分析は、経営戦略の構築において基盤となります。ありとあらゆるポイントに視点を当てて分析することで、製品やサービスが成功するためのビジネス戦略をより効果的に策定できるでしょう。

背景の整理②:競合分析

競合分析では、競合他社が市場でどのような位置にいるのか、自社より優れている点はどこかなどを確認します。例えば、競合他社のWebマーケティング戦略を分析する際には、以下のような項目について情報収集します。

競合分析を通じて得られた情報は、市場で自社の優位性を活かすにはどのような戦略を取るべきかを判断する際に役立ちます。自社の強みを再発見する意味でも、競合分析は重要な工程の1つといえるでしょう。

背景の整理③:顧客分析

顧客分析では、以下の情報を確認します。

  • 主なターゲット層
  • 解決したい課題
  • 課題解決に向けた現在のアプローチ法

顧客分析は、顧客満足度を上げてビジネスを成長させるうえで重要な工程です。お客様自身のビジネス課題を明確にし、現在の解決法における成果と照らし合わせて、今後実践していく施策の方向性をまとめます。

なお、3C分析後は全体の情報を俯瞰して見ることも大切です。競合他社にはない自社独自の強みであり、かつ顧客の心に刺さる部分を訴求ポイントとして抽出していきましょう。

初回面談前にまとめたい情報【オンラインプレゼンス】

オンラインプレゼンス、つまりWeb上における企業の存在感については、以下に挙げる3つの観点から情報を整理します。

  1. Webサイト
  2. SNSアカウント
  3. 広告

それぞれを詳しく見ていきましょう。

現状の整理①:Webサイト

Webサイトはオンラインプレゼンスの土台であり、欠かせない存在です。顧客の心をつかむデザインはもちろん、製品やサービスに関する有益な情報を整理して提供することが重要です。

その際、ただ見栄えが良いデザインを採用するのではなく、自社サイトを訪れるユーザーが利用しやすい設計を意識する必要があります。例えば、お問い合わせフォームや資料請求などのCTA(※)はファーストビューなど目に入りやすい箇所へ設置すると良いでしょう。

※Call To Action:訪問者の行動を促す文言やボタン

Webサイトを適切に運用できれば、ブランディングや売上拡大などさまざまな効果を発揮します。しかし、Webサイト制作や運用には専門的な知識とスキルが必要です。Webサイトを通じて効果的に集客したい方は、弊社のWebサイト制作運用サポートの利用をぜひご検討ください。

現状の整理②:SNSアカウント

SNSアカウントは、オンラインプレゼンスを構築するためのツールとして活用できます。

SNSの多くは顧客と直接交流ができるため、お客様の製品やサービスのファンを獲得するのに役立ちます。「自社を利用したい」と思わせるような、魅力的かつ顧客が求める情報を発信することで顧客との関係構築に貢献するでしょう。

なお、弊社はSNS運用コンテンツ戦略LINE活用など幅広いチャネルをサポートしております。新しい集客方法を取り入れて成果につなげたい方は、ぜひ一度ご相談ください。

現状の整理③:広告

オンライン上で素早く知名度を上げるには、広告の出稿も有効です広告媒体は、以下のように多岐にわたります。

  • TVCM・ラジオCM
  • 新聞・折込チラシ
  • ポスティング
  • ウェブ広告
  • OOH広告(屋外広告)

例えば、潜在層には認知拡大を目的とした紙媒体のチラシ、顕在層にはより多くのユーザーへリーチできるWeb広告が適しているでしょう。

業界や商材によっても適切な出稿媒体が異なるため、こちらも競合分析などを経て広告戦略を立案することが大切です。費用対効果が高い広告で成約数を伸ばしたい方は、弊社のWeb広告運用サポートをぜひご利用ください。

【関連記事】Web広告出稿に必要な準備や流れとは?素材の基本的な作り方も解説

初回面談前にまとめたい情報【興味がある施策】

お客様のニーズを把握するために興味がある施策についてもお聞きしますが、戦略によってはそれ以外の施策を実施することになる旨はあらかじめご了承ください。一般的に顧客の購買行動は以下のように段階的に変化し、前半と後半で有効な施策が異なるためです。

  • 認知
  • 興味・関心
  • 比較検討
  • 購入
  • 紹介

前半では興味を持ったユーザーに対して具体的なアクションを促すために、以下の施策が有効です。

広範なオーディエンスにアプローチし、ブランド認知の促進や興味・関心の醸成を図ります。一方、後半では見込み顧客からお問い合わせをもらえるよう、以下の施策が必要です。

後半の施策は、すでに興味を持ったユーザーに対して、具体的な行動を起こすように誘導することに焦点を当てます。ヒアリングを通じて、Web集客の成果を最大化する方法を一緒に見つけていきましょう。

初回面談前にまとめたい情報【BANT情報】

BANT情報は、お客様の現状を理解するために活用します。主にヒアリングさせていただく内容は、以下の5つです。

  1. 予算
  2. 決裁権
  3. 導入の目的
  4. 導入時期
  5. 決算月

適切な提案や戦略を提示するためには、どれくらいの予算を投じられるかを知ることは欠かせません。実現可能性が高く成果が見込まれる戦略立案のためにも、上記の情報は事前にまとめておきましょう。

まとめ:自社内外の状況を把握してから初回面談へ

初回面談は、お客様の強みを最大限に活かした提案をさせていただくうえで重要な工程です。施策の方向性を定めて早期に成果を創出するためにも、自社内外の状況を把握してから初回面談に臨みましょう。

なお、弊社ではWebサイト制作・運用における実績やノウハウが豊富です。目標設定から改善まで、効率良く集客したい方は、Webサイト運用サポートページからお気軽にご相談ください。
 
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book この記事の監修者

澤田将司

株式会社ベイス 代表取締役社長

マレーシア、クアラルンプールで起業。
オンラインゲームプラットフォームや3大通信キャリアの公式コンテンツプロバイダーなどの事業を経て、2015年に実家の家業を引き継ぐ形で帰国。
現在は三重県四日市市で受託型のウェブマーケティング会社、株式会社ベイスを経営。

得意分野はコンバージョン率(お問い合わせ率)の高い企業のホームページ運用。
豊富な経験で培った徹底したデータ駆動のマーケティング戦略で、これまでに数多くの企業のウェブ戦略立案から実行までを手がける。

LINE社認定のパートナーでもあり、これまで運用した企業アカウント数は500を超える。

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澤田将司|ベイス代表取締役 澤田|ベイス社長@行きたくなるオフィス研究中 中小企業マーケティングラボ

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