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日本国内の9,600万人ユーザーが利用しているLINE内に配信されるLINE広告は、幅広い年齢層にアプローチできる広告です。配信面やターゲット設定も細かくできるため、狙ったユーザーがアクションしやすい広告を表示できます。
この記事ではLINE広告の仕組みや効果のほか、設定方法も解説します。弊社が支援したLINE広告の成功事例も、あわせて紹介するので、ぜひ参考にしてください。
目次
LINE広告とは、コミュニケーションアプリ「LINE」やLINE関連サービスに配信できる運用型広告です。まずは、LINE広告の基礎知識として、以下の2つを解説します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
LINE広告は、eCPM(※)が最も高い広告を掲載するオークション形式となっています。
※1,000回表示あたりの費用(クリック率などの予測値をもとに計算される)
具体的な仕組みは、下表の通りです。
広告が掲載される流れ |
特徴 |
①集客 |
ユーザーが配信画面に訪れる |
➁セレクション |
ユーザーに合う広告グループを選定する |
③オークション |
ユーザーに表示する広告を決定する |
④インプレッション |
オークションで決定した広告を表示する |
入札金額をもとに、ユーザーの画面に表示される広告が自動決定されます。したがって広告に表示されるためには、オークションに勝てるよう一定額の予算が必要になる点も押さえておきましょう。
LINE広告の費用や課金形態を詳しく知りたい方は、こちらの記事をあわせてチェックしてみてください。
【関連記事】LINE広告の出稿費用はどれくらい?課金形態や成果を上げるコツも解説
LINE広告の特徴は配信面の多さで、以下15種類の配信面に掲載されます(2024年2月時点)。
配信面 |
掲載先サービスの特徴 |
トークリスト |
LINEトークリストの最上部枠 |
LINE NEWS |
LINEアプリ内のニュースページ |
LINE VOOM |
主に動画コンテンツの投稿を通じてコミュニケーションをとれるサービス |
ウォレット |
LINEPayなど、LINEが提供する金融サービスのタブ |
友だち追加や動画視聴など、条件をクリアするともらえるポイントサービス |
|
LINEショッピング |
LINEアプリ上で商品を購入できるショッピングサービス |
ユーザーの興味・生活エリアにあわせて配信されるデジタルチラシサービス |
|
LINEクーポン |
飲食店やコンビニなど全国のショップで利用できるクーポンサービス |
LINEマイカード |
お店のポイントカードや会員証をLINEアプリでまとめて管理できるサービス |
ホーム |
LINEコンテンツへの入口となるホームタブ |
LINE Monary |
お金にまつわるコンテンツを提供するサービス |
LINEレシート |
お買い物をサポートするサービス |
LINEファミリーアプリ |
「LINE camera」や「LINE PLAY」などLINEと連携するアプリ |
LINE広告ネットワーク |
ゲームやSNSといったアプリメディアへ配信できるネットワーク広告 |
配信面に適した広告を掲載すると多くのユーザーの目に留まりやすくなるため、商品やサービスの認知向上やユーザー数増加につながります。
なお、LINE VOOMの機能や効果を詳しく知りたい方は、こちらの記事をあわせてチェックしてみてください。
【関連記事】LINE VOOMとは?企業が使える機能一覧や効果・使い方を解説
LINEは利用者が多いのはもちろん、幅広い年齢層が利用しているツールのため、自社商品やサービスを訴求するのに適しています。LINE広告の導入で得られる主な効果は、以下の通りです。
機能や配信面も充実しているため、ターゲットにあわせて配信方法を変えることで、より多くのユーザーの目を引きやすくなります。
なお、LINE公式アカウント運用の効果を最大限に高めたい方は、500社以上の運用実績を持つ弊社の成功ノウハウが反映されている完全運用シートの利用がおすすめです。
経験をもとに作成した運用シートの項目に取り組めば、LINEマーケティング成功率を向上できます。公式アカウントの概要やシートの使い方については、以下の動画で詳しく解説しているため、あわせてチェックしましょう。
また、LINE広告の効果について詳しく知りたい方は、こちらの記事をぜひ参考にしてください。
【関連記事】LINE広告は売上アップに効果絶大?向いている業界や成功事例も解説
LINE広告は、配信面によって入稿規定が異なります。
フォーマット |
特徴 |
アスペクト比 |
Card(カード) |
|
16:9 |
Square(スクエア) |
|
1:1 |
Carousel(カルーセル) |
|
1:1 |
Vertical(バーティカル) |
|
9:16 |
Small Image(画像小) |
|
3:2 |
フォーマットによっては表示サイズが小さく、掲載情報の取捨選択が大切になります。LINE広告の入稿規定一覧や効果的なクリエイティブを作るコツを知りたい方は、こちらの記事もあわせてチェックしてみてください。
【関連記事】LINE広告の入稿規定一覧!メディア別・フォーマット別・目的別に解説
LINE広告の設定方法を、5つのステップに分けて解説します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
LINE広告を運用するためには、LINE公式アカウントを開設する必要があります。LINE公式アカウントとは、企業や店舗用アカウントのことです。
パソコンまたはスマートフォンから作成できるため、利用しやすいデバイスから作りましょう。パソコンから作成する場合、LINE公式アカウント作成ページに遷移し、個人のLINEアカウントまたはメールアドレスを登録すると開設できます。
LINE公式アカウントの作り方や開設後の設定事項を詳しく知りたい方は、こちらの記事をぜひ参考にしてください。
【関連記事】[2-4]line 公式 作り方
次に広告配信の設定をします。LINE広告は目的にあわせてさまざまな種類が用意されているため、達成したい目標によって選ぶのが重要です。
目的 |
概要 |
Webサイトへのアクセス |
自社サイトへアクセス数増加を目的とする広告 |
Webサイトへのコンバージョン |
お問い合わせや資料請求といったアクションを目的とする広告 |
アプリのインストール |
アプリのインストール数増加を目的とする広告 |
イベント参加率の向上 |
起動回数などアプリ内のエンゲージメントイベント増加を目的とする広告 |
友だち数の増加 |
自社の公式アカウントのファン増加を目的とする広告 |
動画の再生数 |
動画の視聴回数を増やすことを目的とする広告 |
購入行動の促進 |
商品の認知度や購入促進を目的とする広告 |
リーチ数の増加 |
Web広告を見たユーザー数増加を目的とする広告 |
広告施策の目的を明確にしたうえで、適切な配信を実施しましょう。
配信の目的を設定したあとは、広告グループを作成します。設定した目的によってターゲティングや予算が異なるため、以下の手順で設定しましょう。
ターゲティングを限定しすぎると、対象となるユーザーの目に留まらない可能性があります。まずはターゲティングを広めに設定し、分析を重ねながら徐々に絞っていくのがポイントです。
広告グループの作成が完了したら、次は配信する広告バナーを決めます。ユーザーの性別や年齢など属性によって訴求内容は異なるため、クリエイティブを作り分けるのが大切です。
なお、LINE広告は以下の点に気をつけて作成してください。
LINEで使用される「友だち」の表記を記載する際「お友だち」や「友達」といった表記は、誤りになるので注意が必要です。
より効果的な配信ができるよう、ターゲティングを設定します。LINE広告ではLINEユーザーの属性や行動履歴といった情報をもとに、ターゲティングを実施できるのが特徴です。ターゲット設定にはさまざまな項目があり、例えば関東エリアに住む20代女性を限定とした広告の配信もできます。
なお、設定項目例は以下の通りです。
広告効果を最大限引き出すためには、ターゲティング設定が欠かせません。弊社では、LINE上での行動データをもとに適切なコンテンツ配信が可能なマーケティングツールを提供しています。配信コストを削減し、効率的にLINE公式アカウント運用をしたい方は、ぜひ「スマケ!」の活用をご検討ください。
また、絞り込み機能を使った配信方法のやり方や注意点を知りたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてください。
【関連記事】LINEのセグメント配信とは?デバイスごとのやり方や成功事例も解説
下記は、LINEのCPF広告により友だち獲得につながった弊社の成功事例です。
施策 |
LINEアプリ内に出稿できるCPF広告(友だち追加広告※)の配信 |
目的 |
LINE広告経由で友だち追加することによる新規の認知促進 |
結果 |
1人当たり約500~600円で友だち獲得に成功 |
※友だちを獲得した場合に出稿費用が発生する広告
LINE単体では新規の友だち獲得が難しいといわれています。しかし、LINE広告の活用により新規の友だちを増やせたうえに、結果として認知拡大につながりました。新規顧客を獲得して売上向上を図りたい方は、LINE広告も有効活用したいところです。
上記事例のように、LINE公式アカウント運用を成功させたい方は、弊社の成功ノウハウがつまったLINE完全運用シートをご活用ください。4つのシートをもとに運用することで目標が明確化し、自社のファン化につながります。
LINE広告は、ターゲットに多様なアプローチができる配信面の多さが特徴です。さらに細かくターゲティングを設定できるため、効果的な配信が期待できます。
なお、弊社ではLINE広告をはじめとしたWeb広告運用のサポートサービスを展開しております。LINE広告効果を高めて自社のファンを増やしたい方は、ぜひ一度ご相談ください。
【関連記事】【LINE】CPDスタンプとは?通常スタンプとの違いや活用事例を解説
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