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LINEのリッチメニューは、LINE公式アカウントと自社サービスの導線づくりに役立ちます。トーク画面に大きく表示されるためユーザーの目に留まりやすく、効果的な訴求につながるのが特徴です。
この記事では、LINEのリッチメニューとは何か、作り方や有効活用するコツとあわせて解説します。
弊社はこれまでに500社を超えるLINE公式アカウントを運営し、リッチメニューの作成を含めたビジネス活用のノウハウを熟知しています。より効果的なLINE運用を実現したい方は、ぜひ参考にしてください。
目次
リッチメニューとは、LINE公式アカウントの機能の1つで、トーク画面の下部に固定で表示されるバナーのことです。
トーク画面を部分的に占有するため、ユーザーの目に留まりやすいのが特徴です。LINE公式アカウントの運用目的にあわせて、リッチメニューから遷移先への導線を作り込めると、高いクリック率につながるでしょう。
なお、リッチメニューとよく似た名前なのがリッチメッセージです。どちらも画像が表示されてタップできる点は同じですが、以下の点で大きく異なります。
リッチメニューは他の機能と比べてユーザーの閲覧頻度が高く、LINEをビジネス活用するうえで欠かせない機能の1つだといえるでしょう。
LINEのリッチメニューを有効活用するためには、デザインを工夫する必要があります。適切なデザイン設計は自社の信頼性を高め、ユーザーのエンゲージメント(※)を向上させるのに役立つためです。
※エンゲージメント=企業や店舗への愛着・信頼感、経営理念への共感
具体的には、以下のポイントを押さえてリッチメニューをデザインしましょう。
また、リッチメニューは「1度デザインして終わり」ではありません。A/Bテストで反応率を測定しながら、クリエイティブを最適化することが大切です。
LINEのリッチメニューにアップロードできる画像のサイズは、テンプレートのサイズによって下表のように決められています。
テンプレート(大) |
テンプレート(小) |
2500×1686pixel |
2500×843pixel |
1200×810pixel |
1200×405pixel |
800×540pixel |
800×270pixel |
また、リッチメニューでは、テンプレートのコンテンツごとに画像を設定するのではなく、1枚の画像を使用します。アップロードできるファイル形式は、以下のいずれかです。
なお、ファイルサイズは、1MB以下と定められています。決められたピクセル数以外の画像はアップロードできないため、事前にサイズを確認したうえでリッチメニューを作成しましょう。
引用元:LINEヤフーforBusiness|リッチメニューを作成する
LINEのリッチメニューは、以下の3ステップで作成できます。
リッチメニューは自作できますが、外部への依頼も可能です。クリエイティブの制作を外部へ委託したい方は、ぜひ弊社のLINE公式アカウント運用サービスをご検討ください。
リッチメニューでは、ユーザーがトーク画面を開いたときの表示方法を2パターンから選択できます。
LINE Official Account Manager(LINE公式アカウントの管理画面)の新規作成から、メニューのデフォルト表示を以下のように設定しましょう。
リッチメニューを表示したい場合 |
メニューのデフォルト表示を「表示する」で設定する |
メニューバーのみの表示にしたい場合 |
メニューのデフォルト表示を「表示しない」で設定 |
なお、「表示しない」で設定した場合は、ユーザーがメニューバーのテキストをタップするとコンテンツが表示されます。
リッチメニューのテンプレートとはメニューの配置を決める枠組みのことで、大小2種類のサイズが用意されています。
また、設置できるコンテンツの数や配置によって大きいサイズは7パターン、小さいサイズは5パターンの計12種類から使用したいテンプレートを選びます。
種類 |
テンプレート(大) |
テンプレート(小) |
パターン |
7パターン |
5パターン |
設置できるコンテンツの数 |
1〜6個 |
1〜3個 |
設置したいコンテンツの数を基準に、サイズや配置を決めるとテンプレートを選びやすいでしょう。
ほかにも、複数のタブが設定されているリッチメニューも存在します。タブをタップすると、複数のコンテンツが切り替わる仕組みで、より多くの遷移先を用意できるのが魅力です。
ただし、タブ形式のリッチメニューを実装するには、別途コーディングや拡張ツールが必要になる分、やや難易度が高いといえるでしょう。
最後のステップは、コンテンツの設定です。画像を挿入する際は、画像ファイルをアップロードするほか、LINE公式アカウントにある「イメージメーカー」を使ってリッチメニューを作成する方法もあります。
また、テンプレートで分割されているそれぞれのコンテンツは、「アクション」と呼ばれる5つの動作を設定できます。
アクションの種類 |
概要 |
リンク |
URLを指定してWebサイトなどへ遷移する |
クーポン |
LINEで作成したクーポンを確認できる |
テキスト |
設定したテキストメッセージを配信する |
ショップカード |
LINEで作成したショップカードを確認できる |
設定しない |
タップしても何も起こらない |
コンテンツのアクションや配置を工夫して設定できると、自社にとってより効果的なリッチメニューになるでしょう。
LINE運用でリッチメニューを有効活用するコツは、以下の3つです。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
LINEのリッチメニューを有効活用するためには、誘導したいリンク先への導線づくりが不可欠です。情報発信と導線をうまく設計できれば、ユーザーの行動を促し、集客・追客効果を高められます。リッチメニューの主な遷移先は、以下の通りです。
売り上げにつなげるための導線 |
|
ユーザーが知りたい情報を提供するための導線 |
|
なお、設置するコンテンツによっても、リッチメニューのクリック率は大きく変わります。
例えば、クーポンや特典などの友だち限定コンテンツをはじめ、自社の商品やサービスをアピールするコンテンツを設置できれば、ユーザーの行動につながりやすいでしょう。LINEを活用して集客・追客効果を高めたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
【関連記事】LINEは集客ツールとして使える?友だちを増やす方法や成功するコツも解説
LINEのリッチメニューはセールやキャンペーンなど、シーンによって表示方法を出し分けるのがおすすめです。表示期間を指定して通常と異なるリッチメニューを設定すると、ユーザーは目新しさを感じます。
特に以下のような期間限定のコンテンツを設置すれば、ユーザーの行動を促して成約率アップが期待できるでしょう。
ほかにも、季節の変化にあわせてデザインを工夫するのもおすすめです。期間を指定してコンテンツを出し分けられると、より効果的な訴求につながります。
LINEのリッチメニューは、自動応答メッセージとの連携がおすすめです。チャットボット(※)を構築することで問い合わせ対応の効率化が進み、スタッフの負担も軽減できます。
※ロボットが返答する自動会話プログラム
リッチメニューにおけるチャットボットの活用事例は、下記の通りです。
なお、チャットボットの構築には、「スマケ!」が役立ちます。リッチメニューを自動応答メッセージと連携させることで、より効率よくユーザーのニーズを満たせるでしょう。
ここでは、弊社の運用実績から、リッチメニュー活用の成功事例を紹介します。
業界 |
住宅業界 |
目的 |
来場予約・お問合せ数の増加 |
状況 |
CV(来場予約)のほとんどはメッセージ配信からではなく、リッチメニューから発生していた |
施策 |
|
成果 |
|
LINEのリッチメニューは、上記のようにコンバージョン(CV)が発生しやすい傾向があります。そのため、お得情報やお役立ち情報の配信でリッチメニューが目に入る機会を増やすと、自然とCV数の向上が期待できるでしょう。
実際、弊社の運用データを見ても、リッチメニューからのチャットボット起動率が抜群に高くなっています。
また、より効率よく成果につなげるためには、リッチメニューのどの位置に導線を設置するかも重要です。下図の「C」と「F」はタップ数が最も多くなるため、キラーコンテンツの設置に向いています。
なお、LINEマーケティングではリッチメニューの整備以外にも、さまざまな施策があります。具体的な施策について詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてチェックしてみてください。
【関連記事】【成功事例付き】LINEマーケティングの施策5選!役立つツールも解説
LINE運用の効果を高めるためには、リッチメニューの設定が不可欠です。リッチメニューはユーザーの目に留まりやすいほか、設置するコンテンツ次第で売上アップや成約率アップに直結します。
なお、LINE公式アカウント虎の巻では、弊社のLINE運用ノウハウを具体的なステップに落とし込んで解説しています。リッチメニューを活用して効果的なLINE運用を実現したい方は、ぜひ一度ご覧ください。
【関連記事】【地方の中小企業様向け】Webマーケティングの始め方ガイド!基本の流れを解説
【関連記事】LINE公式アカウントに予約機能はある?導入効果や自動化する方法も解説
【関連記事】住宅会社のLINE運用は集客に効果あり!支援実績や成功させるコツを紹介
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