LINE運用

LINEは店舗ビジネス成功の鍵?活用すべき理由や注意点・成功事例を解説

2024.04.10

LINEは店舗ビジネス成功の鍵?活用すべき理由や注意点・成功事例を解説

販促や新規集客のツールとして、多くの店舗がLINEを活用しています。LINEは他のSNSに比べて利用率が非常に高く、全年代に広く浸透しているため、多くのユーザーに情報発信できます。適切に活用すれば顧客とのコミュニケーションを強化し、ビジネス成果を向上させられるでしょう。

この記事では、LINEを店舗ビジネスに活用すべき理由や注意点のほか、成功事例を解説します。店舗がLINE公式アカウントを解説する具体的な方法もあわせて紹介するので、LINE活用を検討している方はぜひ参考にしてください。

弊社ベイスはLINE運用の専門家です!
・LINE社認定セールスパートナー
・LINE専用マーケティングツール スマケ!の開発・運営
・LINE広告認定代理店
・500社以上のLINE運用のサポート実績
・LINECPDスタンプ・ポイントを取り扱い企業
・LINEGreen Badge取得者在籍多数

 

LINE活用が店舗ビジネスを加速させる3つ理由

LINE活用が店舗ビジネスを加速させる理由は、下記の3つです。

  1. リーチできるユーザー数が多い
  2. メッセージの開封率が高い
  3. 多様なアプローチができる

それぞれを詳しく見ていきましょう。

理由①:リーチできるユーザーが多い

LINEは、2023年9月末時点で月間9,060万人が利用するSNSチャットツールです。日本の人口1億2,445万人に対して、約5人中4人がLINEを使用している計算となります。利用者は10代から60歳以上まで幅広い年齢層にわたり、北海道から九州・沖縄まで日本全国に広く分布しています。

また、利用率が高いだけでなく、LINEのみを利用するユーザーが多いのも特徴です。老若男女問わず幅広い層だけでなく、LINEでしか接点が持てない顧客層にもリーチできます。

理由②:メッセージの開封率が高い

開封率の高さは、店舗ビジネスを加速させるうえで強力な武器となります。LINEの開封率が高い理由は、スマートフォンの通知機能によってユーザーがメッセージを見逃しにくいためです。

また、LINEは迷惑フォルダーなどがないため、到達率100%です。情報を確実に届けられるため、顧客が店舗を訪れる可能性が高まるでしょう。

理由③:多様なアプローチができる

LINEは、下表のように店舗マーケティングに適した機能が充実しています。

アプローチ方法

目的

LINE公式アカウント

  • 顧客とのコミュニケーション強化
  • 顧客ロイヤリティーの向上
  • 売上の増加 など

LINEチラシ

  • 高い集客力
  • 購買意欲向上 など

CPDスタンプ

  • 顧客の認知拡大
  • 既存顧客のエンゲージメント向上(※) など

LINE広告

  • 友だち数獲得
  • ターゲットユーザーへのリーチ向上 など

LINEポイント

  • 新規顧客獲得
  • 購買意欲向上 など

※企業に対する信頼や愛着

特に、店舗ビジネスで活用するスタンプカードは、LINEのショップカードを導入するのがおすすめです。紙のカードは持ち歩くのが手間であり、専用アプリもわざわざダウンロードする必要があります。しかし、普段から利用しているLINEを活用すれば、ユーザーの利便性が向上します。

店舗側も、デザインや印刷にかかるコストの削減が可能です。発行済みスタンプ数も把握できるため、リピート率向上に向けた特典の設定もしやすくなるでしょう。

LINEの具体的な施策について詳細を知りたい方は、こちらの記事も併せてチェックしてみてください。

【関連記事】【成功事例付き】LINEマーケティングの施策5選!役立つツールも解説

店舗ビジネスでLINEを活用する際の注意点

LINEの効果を引き出すには、まずユーザーに友だち追加してもらうことが重要です。

友だち数を増やすには、以下の方程式を意識する必要があります。

LINEの友だち数 = 気付く率 × なりたいと思う率

気付く率とは、ユーザーが店舗のLINEアカウントに気付く確率を指します。以下のような具体的な行動を通じてユーザーが店舗のLINEアカウントに気付く率を高められるでしょう。

  • スタッフによる声掛け
  • 店内に友だち追加促進ツールの設置
  • 店内放送などの音声 など

一方、なりたいと思う率とは、ユーザーが店舗のLINEアカウントを友だち追加したいと思う確率を指します。ユーザーにとって魅力的な特典や情報を提供することで、友だち数を増加できます。

店舗ビジネスにおけるLINE公式アカウントの開設パターン

店舗ビジネスにおけるLINE公式アカウントの開設パターンは、以下の3パターンです。

  1. 全店舗共通のアカウント
  2. 店舗別のアカウント
  3. 全店舗共通と店舗別のアカウント

それぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう。

なお、LINE公式アカウントの解説は、LINEビジネスIDの作成から始まります。基本的な開設方法について知りたい方は、こちらの記事もぜひご覧ください。

【関連記事】LINE公式アカウントの作り方ガイド!料金プランや成功事例も解説

パターン①:全店舗共通のアカウント

1つのアカウントで全店舗の情報を管理する場合は、情報の一元化が可能です。店舗間で情報共有しやすくなり、新商品やイベントなどの情報を迅速に配信できるメリットがあります。

しかし、店舗ごとの特徴を反映しにくいため、ユーザーにとって関心のない情報を配信してしまう可能性があります。

パターン②:店舗別のアカウント

店舗によって独立したアカウントを作成すると、独自性や地域特性に合わせた情報提供が可能です。ユーザーが関心のある店舗の情報のみを受け取れるため、より追客に効果を発揮します。

一方、店舗間での情報共有が制限されるため、統一された情報配信が難しくなる点には留意しましょう。

パターン③:全店舗共通と店舗別のアカウント

全店舗と店舗別のアカウントをそれぞれ作成すると、共通情報と個別情報の双方を提供できます。目的や状況に応じて、以下のようにアカウントの使い分けが可能です。

全店舗共通

店舗別

発信内容

ブランドメッセージ

特定の店舗に関する情報

効果

属性や購買行動に基づいたコミュニケーションが実現できる

ブランドの統一性が図れる

ユーザーは受け取れる情報の選択肢が広がるうえ、自身の興味関心に合わせて取捨選択できます。店舗側も独自性を出しつつ一元管理ができ、業務効率化が図れるでしょう。

しかし、両方のアカウントを運用するにはリソースや時間が必要です。効果的に運用するためにも、適切な人材やツールを活用しましょう。

なお弊社では、LINE公式アカウントの開設から効果測定まで、トータルでサポートしております。成果が出るLINE公式アカウントの運用をしたい方は、ぜひご相談ください。

弊社が支援した店舗ビジネスのLINE活用事例

最後に、弊社が支援したLINE活用の成功事例を3つ紹介します。

  1. ターゲット層に合わせた配信で開封率が改善したケース
  2. クーポンの配信で購入数が増加したケース
  3. チャットボットの導入で予約数が増えたケース

成功事例を参考にして、店舗ビジネスのLINE施策に活かしてください。

事例①:ターゲット層に合わせた配信で開封率が改善したケース

下表は、ターゲット層に合わせた配信で開封率が改善した事例です。

店舗

温浴系レジャー施設

目的

既存顧客の再来館訴求

施策

  • 年齢や性別などの属性情報を活用
  • ターゲット層ごとに配信内容をカスタマイズ
  • 例:ファミリー層にはファミリー向けのイベント情報を配信
    20代には映えるイベント情報を配信 など

成果

開封率が約25%から60〜70%に上昇

顧客の属性や嗜好に合わせてカスタマイズされた情報提供が、顧客の関心を引きつけリピート率向上につながった例といえます。

事例②:クーポンの配信で購入数が増加したケース

下表は、クーポンを活用して購入数が増加した事例です。

目的

  • ブロック率の向上
  • 購入促進

施策

リッチメニューに日替わりクーポンを設置

成果

  • ブロック率が30~40%から18〜20%に低減
  • 対象商品の購入数増加

友だち限定の特典を提供することで、顧客の関心を引き購買意欲を高められます。クーポン配信のメリットなどについて詳しく知りたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみてください。

【関連記事】LINE公式アカウントのクーポン配信ガイド!作成方法や成功事例も解説

事例③:チャットボットの導入で予約数が増えたケース

下表は、チャットボットの導入で予約数が増えた事例です。

目的

  • 来場予約
  • お問い合わせ数の増加

施策

チャットボット設置

成果

  • 毎月の友だち追加数は5~10人だが、チャットボットでの予約が2~4件発生
  • スタッフの業務負担軽減

チャットボットを介することで、顧客は自分の好きなタイミングで予約やお問い合わせができ、電話やメールなどの従来の手段よりもストレスなく利用できます。予約対応自動化により、顧客満足度や効率性の向上など多くのメリットが得られます。

しかし、LINE公式アカウントの標準装備には、予約機能がありません。予約機能の自動化には、「スマケ!」がおすすめです。なお、弊社はマーケティングのプロがLINE運用をサポートいたします。集客力を強化したい方は、ぜひ相談してください。

まとめ:LINE活用は店舗ビジネスの追客にも有効

店舗ビジネスにおけるLINE活用は、既存顧客の維持と新規顧客の獲得に有効です。LINEを通じて定期的に情報を提供することで、顧客との関係を強化し、売上アップやリピーター獲得に効果を発揮するでしょう。

なお、弊社では全国500以上のLINE公式アカウント運用実績を誇り、LINEを熟知したプロがアカウントの戦略立案から顧客のファン化までトータルでサポートいたします。

無料でダウンロードできる完全運用シートには弊社の成功ノウハウが凝縮されており、以下の4シートに取り組めば、LINE運用の成功率を高めることが可能です。

  1. 目標(予実)管理シート
  2. 友だち集めシート
  3. 配信スケジュール管理シート
  4. クリエイティブ改善管理シート

店舗ビジネスを加速したい方は、ぜひご相談ください。

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book この記事の監修者

澤田将司

株式会社ベイス 代表取締役社長

マレーシア、クアラルンプールで起業。
オンラインゲームプラットフォームや3大通信キャリアの公式コンテンツプロバイダーなどの事業を経て、2015年に実家の家業を引き継ぐ形で帰国。
現在は三重県四日市市で受託型のウェブマーケティング会社、株式会社ベイスを経営。

得意分野はコンバージョン率(お問い合わせ率)の高い企業のホームページ運用。
豊富な経験で培った徹底したデータ駆動のマーケティング戦略で、これまでに数多くの企業のウェブ戦略立案から実行までを手がける。

LINE社認定のパートナーでもあり、これまで運用した企業アカウント数は500を超える。

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澤田将司|ベイス代表取締役 澤田|ベイス社長@行きたくなるオフィス研究中 中小企業マーケティングラボ

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