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ホームページのリニューアルを成功させるポイント!進め方や費用・事例も

2024.07.09

ホームページのリニューアルを成功させるポイント!進め方や費用・事例も

ホームページを運用していると、定期的な企業情報の更新やデザインなどのリニューアルが必要です。しかし、売上向上に効果的なホームページのリニューアルを実現するにはどうすれば良いのか、具体的なイメージがわかずにお悩みの方もいるでしょう。

この記事では、ホームページのリニューアルを成功させるポイントについて、進め方や費用とともに解説します。実際にリニューアルした事例やよくある質問もあわせて紹介するので、ぜひ参考にしてください。

企業ホームページのリニューアルを成功させる3つのポイント

企業ホームページのリニューアルを成功させるポイントは、以下の3つです。

  1. 現状を分析する
  2. デザインフェーズ前の工程に時間をかける
  3. 公開後の運用も制作会社へ依頼する

それぞれ詳しく見ていきましょう。

ポイント①:現状を分析する

企業ホームページのリニューアルを成功させるには、まず現状を分析するところから始めます。現状を分析するにあたって確認すべき項目は、以下の通りです。

  • なぜ今のやり方で効果が出ないか
  • 今すぐにでも解決できる課題は何か
  • 1年2年かけて解決する本丸の課題は何か
  • 課題解決に必要な一番ピンは何か
  • そのために必要なリソースは何か
  • ロードマップ全体の今何合目なのか

​​実際にリニューアルしたものの効果が出ていない場合は、実体験と照らし合わせながら上記の項目を確認しましょう。

なお、弊社では現状や競合を調査したうえで、クライアントに最適なホームページ制作の支援を実施しています。無料でのお問い合わせも受け付けているので、ぜひお気軽にご相談ください。

ポイント②:デザインフェーズ前の工程に時間をかける

企業ホームページのリニューアルを成功させたいのであれば、デザイン制作費用だけでなくマーケティング費用の確保が重要です。デザインフェーズ前に行う具体的な工程は、下表の通りです。

工程

内容

プロジェクト設計

  • プロジェクトのゴールと数値目標の設定
  • マイルストーンの設計

戦略設計

  • ビジネスモデルの整理
  • 過去ログの調査
  • 競合調査
  • SEO調査
  • 広告の調査
  • デザイン/開発周りの調査
  • UXの調査
  • KPI設定

コンセプトメイキング

  • ターゲット設定
  • ポジショニング設定
  • オリジナリティ設定

サイト設計

  • サイトマップ策定
  • ワイヤーフレーム作成
  • 導入システムの検討
  • 対応デバイスの決定

コンテンツ制作

  • コンテンツ案策定
  • キャッチフレーズ制作
  • 取材/撮影

成果の上がるホームページへ確実に生まれ変わらせるためにも、デザインフェーズに入る前に設計や制作案を詳細に絞り込みましょう。

ポイント③:公開後の運用も制作会社へ依頼する

公開後の運用も制作会社へ依頼することで、ホームページを維持するだけでなく、未来への「投資」にもなります。専門の業者に運用を委託すると、豊富なノウハウのもとで効率的な運用や継続的な成果向上を実現できるためです。

ホームページを運用するのであれば、維持費を単なるコストにするのではなく、将来的な成果に対しての「投資」として捉えましょう。

なお、弊社ではWeb集客のプロフェッショナルによる、Webサイト運用サポートを行っています。ホームページから継続的に売上を上げたい方は、ぜひ弊社までご相談ください。

企業ホームページをリニューアルする際の進め方と期間

ホームページをリニューアルする際の進め方や、必要となる期間は下表の通りです。

進め方

期間の目安

リニューアルの検討

1か月

費用・納期の試算

3か月

予算の申請

1か月

リニューアル方針の策定

3か月

RFP(※)の作成

2か月

プレゼンテーション

1.5か月

制作会社の選定

1か月

制作・開発

6か月〜1年

※発注者の課題や要望などを受注者に提示するための提案依頼書

場合によっては制作に入るまでの段階で1年近くを要し、制作自体も規模次第では6か月〜1年ほどかかります。スムーズにリニューアルするためにも、事前に課題を把握し目的を明確にしてから取り組みましょう。

ホームページをリニューアルすべきタイミングについて知りたい方は、下記の記事も参考にしてください。

【関連記事】ホームページをリニューアルすべきタイミングとは?メリットや注意点も解説

企業ホームページのリニューアルに必要な費用の相場

企業ホームページのリニューアルに必要な費用の相場と内容は、下表の通りです。

費用の相場

5〜20万円

20〜100万円

100万円〜

内容

  • 情報の更新
  • ページや機能の追加
  • オリジナルのデザインに変更
  • SEO対策
  • 集客・ブランディングの強化
  • 100ページ以上の追加

制作会社や依頼する規模によって費用は大きく変動するため、複数の会社で見積もりを取ったうえで比較検討してください。なお、企業ホームページのリニューアルに必要な費用を抑えるコツは、以下の通りです。

  • 依頼の少ない時期である3月〜5月にかけて依頼する
  • 最優先事項のみをリニューアルする
  • 素材を自社で準備する

ホームページの新規公開は4月が多いため、時期をずらすと費用を抑えられます。一度にすべてをリニューアルせず、段階的に進めるのも方法の1つです。

費用を抑えるためにも自社でできることは行い、重要な部分は専門家のいる制作会社に依頼しましょう。

弊社が支援した企業ホームページのリニューアル事例

弊社が支援した企業ホームページのリニューアル事例は、以下の2つです。

  1. 看板製造会社のホームページ
  2. 派遣会社のホームページ

それぞれ詳しく見ていきましょう。

事例①:看板製造会社のホームページ

こちらは、株式会社西出様のホームページです。

業種

看板製造会社

ホームページの種類

コーポレートサイト

リニューアルの目的

取引先に信頼・安心いただける会社であると感じてもらうため

▼株式会社西出様のホームページ

黄色をメインにしたスタイリッシュなデザインにリニューアルし、クリエイティブな印象にしています。ホームページのデザインによって、ユーザーに与えたいイメージを表現しましょう。

ホームページURL:https://signnishide.com/

事例②:派遣会社のホームページ

こちらは、トータルサポートジャパン様のホームページです。

業種

派遣会社

ホームページの種類

コーポレートサイト

リニューアルの目的

求職者に採用情報を届けるため

▼トータルサポートジャパン様のホームページ

従来のホームページでは採用情報を更新することが難しかったため、WordPressを使い募集要項の管理機能を持ったホームページにリニューアルしました。デザインも刷新し、信頼感と会社の強みをアピールしています。

リニューアル時はデザインの刷新だけではなく、管理者の利便性も意識すると継続的に運用しやすくなるでしょう。

ホームページURL:https://totalsupport-c.co.jp/

企業ホームページのリニューアルに関するよくある質問

企業ホームページのリニューアルに関するよくある質問は、以下の3つです。

  1. RFP(提案依頼書)とは?
  2. 既存のドメインはそのまま利用できる?
  3. リニューアルのお知らせには何を書いたら良い?

それぞれ詳しく見ていきましょう。

質問①:RFP(提案依頼書)とは?

RFPはホームページのリニューアルに際して、制作会社にリニューアルの背景や要望を正確に伝える役割を持っています。提供する内容を充実させると、精度の高い提案を引き出すことも可能です。

制作会社にホームページのリニューアルを依頼する場合は、できる限りRFPの内容を詳細に作成しましょう。RFPのメリットや記載項目について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。

【関連記事】ホームページ制作におけるRFPとは?メリットや記載項目・作成手順も解説

質問②:既存のドメインはそのまま利用できる?

ホームページをリニューアルする際、既存のドメインはそのまま利用可能です。制作会社を変更する場合やサーバーを変更する場合も、ドメインは引き継げます。既存のドメインをそのまま利用するメリットは、以下の通りです。

  • 「URL」や「メールアドレス」もそのまま利用できる
  • ドメインパワーを引き継げる
  • コスト削減につながる

ドメインは変えることも可能ですが、URLやメールアドレスもあわせて変更しなければいけません。しかし、そのまま引き継いだ場合は、名刺やチラシなどを新たに作り直す必要もないため、追加コストも削減できます。

なお、既存のドメインをそのまま利用するデメリットは、ドメインの移管やDNSの変更が必要になる点です。それぞれ、手続きや申請に手間がかかってしまいます。既存ドメインを使うメリットのほうが非常に大きいため、基本的にはそのまま利用しましょう。

質問③:リニューアルのお知らせには何を書いたら良い?

リニューアルのお知らせに記載すべき内容は、以下の通りです。

  • 挨拶
  • リニューアルの目的や改善点
  • リニューアルでの変更点
  • 締めの挨拶

まずは、顧客層にあわせた挨拶文を記載してください。その後、リニューアルに至った理由や変更点・注意点などを説明します。最後は今後もホームページを利用してもらえるよう、前向きなメッセージで締めましょう。

また、リニューアルのお知らせはホームページ上だけでなく、SNSでも発信することが大切です。SNSは拡散力が高く、新規ユーザーへのアプローチにもつながります。

実際にホームページをリニューアルする際は必ずお知らせを発信し、クライアントだけではなく、より多くのユーザーに伝えましょう。

まとめ:ホームページはタイミングを見極めてリニューアルしよう

ホームページのリニューアルでは、現状の分析やデザインフェーズ前の工程に時間をかけることが重要です。ホームページの成果を最大限に発揮するためにも、定期的に効果測定し、必要に応じてリニューアルしましょう。

なお、弊社では何百サイトも構築してきた豊富な実績をもとに、充実したサポート体制でホームページ制作を支援しています。お客様を獲得するためのホームページを作り上げたい方は、ぜひ一度ご相談ください。

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book この記事の監修者

澤田将司

株式会社ベイス 代表取締役社長

マレーシア、クアラルンプールで起業。
オンラインゲームプラットフォームや3大通信キャリアの公式コンテンツプロバイダーなどの事業を経て、2015年に実家の家業を引き継ぐ形で帰国。
現在は三重県四日市市で受託型のウェブマーケティング会社、株式会社ベイスを経営。

得意分野はコンバージョン率(お問い合わせ率)の高い企業のホームページ運用。
豊富な経験で培った徹底したデータ駆動のマーケティング戦略で、これまでに数多くの企業のウェブ戦略立案から実行までを手がける。

LINE社認定のパートナーでもあり、これまで運用した企業アカウント数は500を超える。

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澤田将司|ベイス代表取締役 澤田|ベイス社長@行きたくなるオフィス研究中 中小企業マーケティングラボ

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