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LINE公式アカウントで顧客管理する方法!メリットや注意点・成功事例も

2024.08.01

LINE公式アカウントで顧客管理する方法!メリットや注意点・成功事例も

LINE公式アカウントの顧客管理は、お客様とのコミュニケーションを強化し、ビジネス成果向上を図れるツールです。
高い利用率のLINEと連携することで、多くの顧客獲得や追客にもつながります。

この記事では、LINE公式アカウントで顧客管理する方法やメリットはもちろん、注意点もあわせて解説します。
弊社提供のLINE顧客管理ツール「スマケ!」を使用した成功事例も紹介するので、顧客育成や追客率を高めたい方はぜひ参考にしてください。

弊社ベイスはLINE運用の専門家です!
・LINE社認定セールスパートナー
・LINE専用マーケティングツール スマケ!の開発・運営
・LINE広告認定代理店
・500社以上のLINE運用のサポート実績
・LINECPDスタンプ・ポイントを取り扱い企業
・LINEGreen Badge取得者在籍多数


LINEで顧客管理する前に押さえたい基礎知識

LINEで顧客管理する場合は、LINE公式アカウントと専用のシステムを連携させて、顧客の行動情報を管理します。
押さえておきたい基礎知識は、以下の2点です。

  1. LINE公式アカウントとは
  2. 顧客管理(CRM)とは

それぞれ詳しく見ていきましょう。

LINE公式アカウントとは

LINE公式アカウントとは、企業が顧客と直接コミュニケーションを取れるサービスです。
来訪経験のあるユーザーに適切な情報を発信することで、自社のファン化を強固にできます。
顧客管理する際に役立つ機能や概要は、下表の通りです。

機能

概要

ステップ配信

みなし属性(※)などでメッセージを送り分けながら、複数のメッセージを自動配信する

クーポン配信

友だち追加してくれるユーザーに、商品購入やサービス利用時に使用できるデジタルクーポンを配信する

絞り込み配信

属性に合ったメッセージを配信する

自動応答メッセージ

友だちから送られたメッセージに対して自動で返信する

友だち情報の分析

属性情報や友だち追加経路など、アカウントの利用状況に関するデータを閲覧し、分析につなげる

※LINEユーザーの登録情報や行動履歴などをもとに分類

顧客管理の際に、機能を連動させて活用することで、効果的なプロモーションが可能となります。
その結果、ユーザーの満足度と購買意欲が向上し、良好な関係の構築・維持につながります。

なお、LINEを活用したマーケティングについて詳しく知りたい方には、弊社の「スマケ!虎の巻」がおすすめです。
LINEの顧客管理を効果的に活用し、追客率を高めるためのノウハウを提供しております。
500アカウント以上の運用実績を持つ、弊社のLINE運用サポートに、ぜひご相談ください。

LINE公式アカウントの作り方について詳しく知りたい方は、下記の記事もあわせてチェックしましょう。

【関連記事】LINE公式アカウントの作り方ガイド!料金プランや成功事例も解説

顧客管理(CRM)とは

CRM(Customer Relationship Management)とは、顧客との関係を構築・維持するために各種情報を取得・分析することです。
ターゲティングの精度が上がり、より効果的な販促活動やサービスの提供が可能となります。
顧客管理するうえで必要な情報は、以下の通りです。

  • 氏名
  • 電話番号
  • メールアドレス
  • 属性(性別、年齢など)
  • 購入履歴
  • 単価 など

ビジネス成果の向上には、より多くの顧客獲得が必要です。
しかし、顧客数が増加すれば、データの把握や分析にも時間がかかります。
マーケティングにおける顧客管理は、顧客満足度を向上させるだけではなく、業務効率化にも必要不可欠といえるでしょう。

LINEのビジネス用アカウントで顧客管理する方法

LINEビジネス用アカウントで顧客管理する方法は、以下の2つです。

  1. LINE公式アカウントの標準機能を使う
  2. 外部システムを連携させる

それぞれ詳しく見ていきましょう。

方法①:標準機能を使う【無料】

LINE公式アカウントの顧客管理は、無料の標準機能でも使用できます。
標準機能を使うメリット・デメリットは、下表の通りです。

メリット

デメリット

  • 簡単に操作できる
  • 導入までの手間が少ない
  • タグ入力は手作業となり、運用負荷がかかる
  • 顧客が増加すると情報把握が困難となる

特に、以下のような方には標準機能の利用がおすすめです。

  • 運用費用を抑えたい
  • 最低限の管理を望む方
  • 飲食店などで小規模に展開している店舗 など

友だちの人数増加に対応することが難しいため、まずは導入初期に使用し、リピーター創出へのステップとして活用すると良いでしょう。

方法②:外部システムを連携させる

弊社提供の「スマケ!」をはじめとした外部システムは、LINE公式アカウントに連携させることで顧客管理の効率化が進みます。
外部システムを活用するメリット・デメリットは、下表の通りです。

メリット

デメリット

  • 顧客1人ひとりに最適な情報やサービスの提供が可能となる
  • 業務の効率化が図れる
  • データを自動で収集し整理するため、プロモーションが明確になる
  • 多くの人数に対応できる
  • 柔軟な設定が可能となる
  • コストがかかる
  • 専門的なスキルを必要とする場合がある

外部連携システムは機能が豊富なため、以下のような方におすすめです。

  • 友だち追加数が多い方
  • 自社データと連携させたい方

顧客管理能力を向上させ、適切なタイミングでユーザーの心に響く情報を配信できるようになります。

どのようなツールを入れればよいかお悩みの方には、「スマケ!」の導入がおすすめです。
スマケ!は見込み客育成に特化しており、成果が出るまでシステム構築からサポートします。
LINEの顧客管理で売上アップを目指したい方は、弊社の「スマケ!虎の巻」もぜひご覧ください。

LINE公式アカウントで顧客管理する3つのメリット

LINE公式アカウントで顧客管理するメリットは、以下の3つです。

  1. 顧客情報を蓄積しやすい
  2. ターゲットに合わせて配信内容を最適化できる
  3. 効果測定しやすい

それぞれ詳しく見ていきましょう。

メリット①:顧客情報を蓄積しやすい

顧客情報を蓄積しやすい理由は、以下の通りです。

  • ユーザー数が多い
  • 開封率が高い
  • 自動返信機能で対応漏れが少なくなる
  • タグ付けやノートで情報を共有しやすい

LINEは、国内の9,600万人(2023年12月末時点)が利用しており、開封率も80%と高い傾向にあります。
LINEの高い顧客率と多様な機能により、顧客情報の蓄積が可能となっています。

なお、取得した情報の保存場所は、下表の通りです。

保存場所

使い方

友だち名

本名や管理用の名前を記載

タグ

絞り込みの対象となるよう「30代女性」などを明記

担当者

LINE公式アカウントの管理権限があるメンバーを選択

ノート

前回の注文内容などを記録

企業は蓄積された顧客情報により、パーソナライズされたメッセージの配信が可能となります。
一方、ユーザーは、個人情報を入力するなどの手間を要することなく有益な情報を得られます。

LINE公式アカウントによる顧客管理は、企業と顧客双方にとってメリットが大きいといえるでしょう。

メリット②:ターゲットに合わせて配信内容を最適化できる

蓄積した顧客情報により、ターゲットを絞り込めるので、表示するコンテンツの選別が可能となります。
配信例は、下表の通りです。

ターゲット

配信するコンテンツ

誕生月のユーザー

お誕生日特典

  • 選べるクーポン
  • スタンプ2倍 など

リピーター

特別案内

  • 限定クーポン
  • キャンペーン実施 など

また、アンケートの回答をデータベース化することで、興味関心や行動履歴に合わせた配信の出し分けが可能です。
性別や年齢といった人口統計学的なくくりだけではなく、より個に刺さった配信が可能となればユーザーの潜在的な欲求の顕在化や購買意欲の向上が大いに期待できます。

さらに、継続的に行うことで顧客との信頼関係は深まり、ファン化の促進にもつながるでしょう。

メリット③:効果測定しやすい

LINE公式アカウントで効果測定できる内容は、以下の通りです。

  • 友だち追加数
  • 流入経路
  • 属性(性別・年齢など)
  • クリック数 など

効果測定により、何が成果につながったのかを視覚化できます。
結果を分析し、サービスの改善を実施すれば、顧客満足度向上が図れます。
自社のファン化を促進するためには、分析と改善を繰り返し、ユーザーニーズを突き詰めていくことが大切です。

友だちの数が多く、パーソナライズされた配信を自社で行うことが難しいのであれば、「スマケ!」の導入がおすすめです。
専門家による運用サポートを受けながら、追客率の向上を図れます。
LINEマーケティングで成果をあげたい方は、ぜひ一度「スマケ!虎の巻」をご覧ください。

LINE公式アカウントで顧客管理する際の注意点

LINE公式アカウントで顧客管理する際の注意点は、以下の通りです。

  • 1か月のメッセージ配信が無料でできるのは200通までと制限がある
  • 絞り込み配信が自由に行えない

週に1通メッセージを配信する場合、友だちは50人が限度です。
そのため、顧客増加につなげることは困難となります。
友だち登録数によっては継続的な情報配信が不可能となり、効果が一過性で終わってしまうのです。

友だち登録数が多い場合は、標準機能だけでは管理しきれないため、外部システムとの連携を取り入れていくことが大切です。
次項で紹介する「スマケ!」のように、外部システムと連携させるツールを併用させていきましょう。

【弊社提供】LINE顧客管理ツール「スマケ!」の成功事例

弊社が提供しているLINE顧客管理ツール「スマケ!」は、さまざまな業種で活用できます。
過去の運用実績から、成功事例を2つ紹介します。

  1. 住宅業界
  2. 車業界

それぞれ詳しく見ていきましょう。
施策の詳細や運用のコツを知りたい方は、こちらの記事もあわせてご確認ください。

【関連記事】【業界別】LINE公式アカウントの導入事例!具体的な施策や運用のコツも解説

成功事例①:住宅業界

以下は、住宅業界(建売住宅会社)での活用事例です。

目的

問い合わせ件数の増加

施策

  • 継続した物件情報の配信
  • チャットボット機能によりユーザーの属性に合わせた情報を配信

結果

問い合わせ件数が月0件から、5~6件に増加

▼実際の利用シーン

チャットボットはLINE公式アカウントの通常機能ではできない、分岐式の応答ができます。
アンケート機能も備わっており、個に合わせた対応につなげられます。
LINE公式アカウントと「スマケ!」を連動させることで多様な機能を活用できるため、より効率的にファン化や追客を進められるでしょう。

成功事例②:車業界

以下は、車業界(新車販売店)での事例です。

目的

車検時の離反客減少

施策

  • CSV連携(※)により入庫案内と買い替えの検討支援
  • 入庫予約者にクーポン配信

結果

入庫率が187%向上

※自社の情報をスマケ!と連動させることで絞り込み配信を可能とする

▼実際の利用シーン

自社の情報を「スマケ!」と連携させることにより、入庫案内だけではないプラスアルファの提案が可能となりました。
LINEによる予約までの動線構築とクーポン配信で、顧客満足度が向上し、認知拡大と来店促進に結びついています。

LINE公式アカウントを通じて成果を上げたい方は「スマケ!虎の巻」もご覧のうえ、お気軽にご相談ください。

まとめ:LINE公式アカウントは顧客管理でも非常に役立つ

LINE公式アカウントの顧客管理を活用すれば、より多くの顧客に最適な情報を配信できます。
また、運用負荷の軽減につながる点も、大きなメリットです。

顧客との信頼関係を構築し、認知拡大や来店促進効果を上げるためにも、顧客管理を上手に活用しましょう。

なお、弊社はLINEセールスパートナーであり、多様な業種での支援実績があります。
LINEの顧客管理を活用して、自社のファン化拡大を望む方は、ぜひ一度「スマケ!虎の巻」をご覧ください。

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book この記事の監修者

澤田将司

株式会社ベイス 代表取締役社長

マレーシア、クアラルンプールで起業。
オンラインゲームプラットフォームや3大通信キャリアの公式コンテンツプロバイダーなどの事業を経て、2015年に実家の家業を引き継ぐ形で帰国。
現在は三重県四日市市で受託型のウェブマーケティング会社、株式会社ベイスを経営。

得意分野はコンバージョン率(お問い合わせ率)の高い企業のホームページ運用。
豊富な経験で培った徹底したデータ駆動のマーケティング戦略で、これまでに数多くの企業のウェブ戦略立案から実行までを手がける。

LINE社認定のパートナーでもあり、これまで運用した企業アカウント数は500を超える。

代表挨拶ページはこちら

 

澤田将司|ベイス代表取締役 澤田|ベイス社長@行きたくなるオフィス研究中 中小企業マーケティングラボ

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