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Liny(リニー)とは?料金プラン別の機能一覧やスマケ!との比較を解説

2024.08.08

Liny(リニー)とは?料金プラン別の機能一覧やスマケ!との比較を解説

近年多くの企業がLINE公式アカウントを活用してマーケティングを展開しています。
さらには、LINE運用を強化するための拡張ツールを導入している企業も少なくありません。
Liny(リニー)はソーシャルデータバンク株式会社が開発・運営しているLINEマーケティングツールで、多くの企業や官庁で導入されています。

この記事では、Linyの主な機能について料金プラン別に解説します。
弊社が開発・運営する「スマケ!」との比較や活用事例もまとめているので、ぜひ参考にしてください。

弊社ベイスはLINE運用の専門家です!
・LINE社認定セールスパートナー
・LINE専用マーケティングツール スマケ!の開発・運営
・LINE広告認定代理店
・500社以上のLINE運用のサポート実績
・LINECPDスタンプ・ポイントを取り扱い企業
・LINEGreen Badge取得者在籍多数


Liny(リニー)とは

Liny(リニー)とは、LINE公式アカウントの機能を拡張するためのマーケティングツールです。
まずは、Linyについて2つの視点で解説します。

  1. 強み
  2. LINE公式アカウントとの違い

それぞれ詳しく見ていきましょう。

LINEマーケティングの基礎知識を振り返りたい方は、こちらの記事もチェックしてください。

【関連記事】【成功事例付き】LINEマーケティングの施策5選!役立つツールも解説

強み

Linyの強みは、高いセキュリティ水準です。
暗号化通信や脆弱性診断などを備え、配信環境の安全性を確保するための対策が施されています。
高いセキュリティ水準で、官公庁や自治体での導入実績が多いのも特徴の1つです。

もちろん、Linyは機能面も充実しています。
機能の拡張に加えて、セキュリティ面も強化を重視する方におすすめのツールだといえるでしょう。

LINE公式アカウントとの違い

Linyは、LINE公式アカウントに連携させて利用する外部システムです。
公式アカウントに比べて、Linyは豊富な機能を搭載しているため、より幅広いLINEマーケティングを実現できます。

例えば、Linyを利用して自動で対象を絞ったり、順番やタイミングを決めたりしてメッセージを配信することも可能です。
また、ユーザー行動のスコアリングや流入経路分析といった機能を活用しながら、より効果的なアプローチにもつなげられます。

【料金プラン別】Linyの機能一覧

Linyは3つの料金プラン別に使える機能に差があります。

  1. スタートプラン
  2. ベーシックプラン
  3. プレミアムプラン

Linyで使える機能をまとめているので、自社に合ったプラン選びの参考にしてください。

契約形態①:スタートプラン

手軽にLinyを導入したい方には、スタートプランが向いています。
しかし、運用管理用のアカウントが1つしか持てないほか、使える機能にも限りがあります。

月間送信可能数

1,000通まで

運用管理用アカウント

1つまで

基本機能

  • 個別トーク
  • シナリオ配信
  • 一斉配信
  • セグメント配信
  • 自動応答
  • テンプレート機能
  • 回答フォーム
  • リマインダ配信
  • タグ管理
  • データ移行
  • アクション管理

LINE公式アカウントを開設したばかりで、「友だち情報の収集や管理から始めたい」「運用の負担を減らしたい」といった場合はスタートプランを検討すると良いでしょう。

契約形態②:ベーシックプラン

より幅広い用途でLINE公式アカウントを運用する場合は、ベーシックプラン以上の契約がおすすめです。

月間送信可能数

15,000通まで

運用管理用アカウント

3つまで

ベーシックプラン以上の追加機能

  • URLクリック測定
  • コンバージョン計測
  • サイトスクリプト計測
  • セグメントリッチメニュー

ベーシックプランでは、リッチメニューのタブ切り替えやセグメント表示も可能です。
友だちの行動を分析するための機能も充実しているため、クリック率の向上や導線づくりに役立つでしょう。

契約形態③:プレミアムプラン

プレミアムプランでは、ベーシックプランに加えてより多くの機能を利用できます。

月間送信可能数

45,000通まで

運用管理用アカウント

5つまで

プレミアムプランの追加機能

  • スケジュール実行
  • クロス分析
  • 流入経路分析
  • スプレッドシート連携

流入経路分析やクロス分析をすることで、表面化しにくい情報を掴んで傾向を把握できます。
すでにLINE公式アカウントを運用していて、施策がなかなかうまくいかない場合には、プレミアムプランを検討すると良いでしょう。

Linyとスマケ!を3つのポイントから比較

ここでは、Linyと弊社が開発・運営するスマケ!を3つのポイントで比較します。

  1. 使える機能
  2. 運用サポート
  3. 料金プラン

それぞれ詳しく見ていきましょう。

比較ポイント①:使える機能

Linyの機能と比較して、スマケ!では主に以下の機能が使えます。

  • チャットボットの実装
  • アンケートの実施とデータの保存
  • 対象を絞ったメッセージ配信
  • タブ切り替えリッチメニューの作成
  • 友だち紹介
  • 予約の自動受付
  • CSVデータ連携
  • 懸賞
  • ギフトコード

どちらもLINE公式アカウントの通常機能を拡張する点では同じですが、使える機能には違いがあります。
そのため、LINEマーケティングツールを比較する際は、事前に自社がどのような機能を必要としているかを明確にしておくことが大切です。

なお、Linyは料金プランによって使える機能に差がありますが、スマケ!は契約内容にかかわらずすべての機能を利用できます。

比較ポイント②:運用サポート

スマケ!はLinyと比べて、運用サポート体制が整っているのが特徴です。

Linyの運用サポートは基本的にチャットに限定されています。
ツールの初期設定から導入までにはZoomでのサポートも受けられますが、それ以上は別途コンサルタントをつけるか、自社で運用する必要があります。
一方、スマケ!なら、ツールの導入から日々の運用業務まで一貫したサポートを受けられるのが魅力です。

より包括的なLINEマーケティングを実現するためにも、ツール選びの際は運用サポートの有無も確認しましょう。

比較ポイント③:費用

Linyとスマケ!の導入にかかる費用は、下表の通りです。

Liny※

スマケ!

月額(税込)

スタートプラン

5,500 円

セルフプラン

8,800円

ベーシックプラン

43,780 円

運用代行プラン

165,000円

プレミアムプラン

76,780 円

おまかせプラン

275,000円

初期費用(税込)

54,780円

330,000〜660,000円

契約単位

年間

単月

ポイント

月間送信可能数・運用管理用アカウント数に上限あり

従量課金なし

※最新の価格については要問い合わせ

Linyに比べてスマケ!のほうが費用は高いものの、LINE運用のコンサルティングと実務支援が含まれている点では、費用対効果が非常に高いといえます。

スマケ!の特徴や料金プランを詳しく知りたい方は、「スマケ!虎の巻」をご覧ください。

弊社のスマケ!を活用したLINE運用の成功事例

弊社の支援実績から、スマケ!を活用したLINE運用の成功事例を3つ紹介します。

  1. 住宅業界
  2. 宿泊業界
  3. 飲食業界

それぞれ詳しく見ていきましょう。

業界別の導入事例について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

【関連記事】【業界別】LINE公式アカウントの導入事例!具体的な施策や運用のコツも解説

成功事例①:住宅業界

こちらは、チャットボットの実装により問い合わせが発生した事例です。

業界

住宅業界

目的

問い合わせのきっかけ作り

施策

リッチメニューに、タップすると販売中の物件が一覧で表示される「建売物件を探す」ボタンを設置

成果

毎月100回以上チャットボットを起動し、問い合わせが発生

チャットボットを設置することで、顧客は自分の好きなタイミングで問い合わせができます。
また、電話やメールと比べてストレスなく利用できるため、問い合わせにつながりやすいメリットがあります。

成功事例②:宿泊業界

こちらはクーポンの当選確率を高め、利用者数の増加や宿泊客の再来館につなげた事例です。

業界

宿泊業界

目的

レストランや宿泊客の再来館および利用頻度の促進

施策

  • 以前は当選確率10%、上限10人に設定して抽選機能付きクーポンを配信
  • 当選確率を99%まで上げて、上限人数を撤廃

成果

クーポンの利用者数が35倍以上アップ

抽選機能付きクーポンの当選確率を「99%」に設定すると、チャレンジしたほぼ全員にクーポンを配信できます。
また、この宿泊施設では、クーポンはブッフェ注文を使用条件にしており、利用者数の増加による売上減少のデメリットはありません。

普段は配信を流し見するだけのユーザーにも、「あたり」を体験させることで、クーポンの使用率が大幅にアップします。

成功事例③:飲食業界

こちらはLINEショップカードを活用し、顧客のリピート率を向上させた事例です。

業界

飲食業界

目的

新規顧客の獲得と既存顧客のリピート率向上

施策

  • 注文ごとにスタンプを1つ押し、一定数貯まると割引チケットをプレゼント
  • 特典チケットの使用期限を短めに設定

成果

  • 友だちの80%以上がショップカードを取得
  • 付与ポイントの合計が約50,000ポイントに到達

顧客にスタンプを貯めるメリットを感じさせられると、リピートの動機づけになるでしょう。
また、特典チケットの使用期限を短く設定することで、次の来店や購入を促す効果を高められます。

まとめ:LinyはLINE公式アカウントの運用負担を軽減するツール

LinyはLINE公式アカウントの運用負担を軽減するのに役立つマーケティングツールです。
安全性の高い配信環境に加えて、さまざまな機能が搭載されているため、より効果的なLINEマーケティングを実現できるでしょう。

弊社が開発・運営している「スマケ!」なら、導入から運用まで一貫したサポートをしています。
LINE運用によるビジネス成果を高めたい方は、「スマケ!虎の巻」をぜひご覧ください。

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book この記事の監修者

澤田将司

株式会社ベイス 代表取締役社長

マレーシア、クアラルンプールで起業。
オンラインゲームプラットフォームや3大通信キャリアの公式コンテンツプロバイダーなどの事業を経て、2015年に実家の家業を引き継ぐ形で帰国。
現在は三重県四日市市で受託型のウェブマーケティング会社、株式会社ベイスを経営。

得意分野はコンバージョン率(お問い合わせ率)の高い企業のホームページ運用。
豊富な経験で培った徹底したデータ駆動のマーケティング戦略で、これまでに数多くの企業のウェブ戦略立案から実行までを手がける。

LINE社認定のパートナーでもあり、これまで運用した企業アカウント数は500を超える。

代表挨拶ページはこちら

 

澤田将司|ベイス代表取締役 澤田|ベイス社長@行きたくなるオフィス研究中 中小企業マーケティングラボ

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