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Web広告出稿に必要な準備や流れとは?素材の基本的な作り方も解説

2023.08.23

Web広告出稿に必要な準備や流れとは?素材の基本的な作り方も解説

Web広告の出稿を検討しているものの、次のような悩みがあり一歩踏み出せない方もいるのではないでしょうか。

「出稿に必要な準備はなに?」
「広告出稿する流れが分からない」
「素材の作り方はどうやるの?」

Web広告を出稿すれば、商品・サービスの認知拡大や、売上の向上が期待できます。

この記事では、Web広告出稿の流れを商談から受注後、運用について紹介します。素材の作り方も解説しているため、Web広告の出稿を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

Web広告出稿の全体的な流れ

Web広告の出稿における全体的な流れは、下表の通りです。

商談中

  1. ヒアリング
  2. プランニング
  3. お客様へ提案

受注後

  1. 広告アカウント開設
  2. タグの設置
  3. 素材の入稿

運用中

  1. 広告出稿による効果の確認
  2. 適宜修正

Web広告は「出稿して終わり」ではなく、継続的な効果測定と改善が必要になります。次項からは、各フェーズにおける具体的な流れを見ていきましょう。

Web広告出稿の流れ【商談中】

Web広告を出稿するには、まず内容について詳細を詰めるためにお客様と商談します。具体的な流れは、以下の3つです。

  1. ヒアリング
  2. プランニング
  3. ご提案

それぞれ詳しく見ていきましょう。

 ステップ①:ヒアリング

ヒアリングの役割は、本質的な課題を顕在化させることです。お客様によっては、「問題があるのは感じているが、具体的な課題が分からない」というケースも少なくありません。

したがって、弊社では課題と目標を具体化できるよう、次のポイントを踏まえてヒアリングします。

  • お客様の現状
  • 目的
  • 予算/期間
  • LPのURL
  • 広告のターゲット
  • 広告の内容やオファー
  • 興味のある媒体
  • 成功、失敗の定義
  • 競合他社などのベンチマーク

そのため、上記についてはクライアント側であらかじめ答えをまとめておくとスムーズです。とはいえ、項目によっては「よく分からない」と悩んでしまうでしょう。弊社ではヒアリングシートをもとに課題や目標の言語化も一緒に進めますので、ご安心ください。

ステップ②:プランニング

プランニングとは、Web広告をどのように活用するかを計画することです。Web広告の提案が通るかどうかがかかってくるため、次のポイントを意識してプランニングします。

  • 与件を整理し、見積もり作成を依頼(ヒアリング内容や予算、FEEなど)
  • 消化ポテンシャル予算の算出
  • 効果シミュレーションの作成

弊社ではお客様の実情に合わせて、実現可能かつ再現性の高いプランニングを心がけています。要望や予算に応じて臨機応変に対応するため、お気軽にご相談ください。

 ステップ③:提案

商談最後のステップでは、ヒアリングやプランニングの内容を踏まえ、提案内容をまとめます。過不足ある部分はお客様とともに確認し、最終調整します。

提案受理後は実際の制作に入るため、疑問や不安点はこの時点で早めに解決すると良いでしょう。

Web広告出稿の流れ【受注後】

受注後の流れは、以下の通りです。

  1. 広告アカウント開設
  2. タグ設置
  3. 素材の入稿

それぞれ詳しく見ていきましょう。

ステップ①:広告アカウント開設

まずはWeb広告を出す媒体を決めて、アカウントを開設します。アカウントの開設に必要なものは、主に次の5つです。

  • 広告主正式名
  • 広告主ウェブサイトのURL
  • 会社情報URL
  • 商材名
  • 訴求情報(想定遷移先URL/商材概要URL)

出稿媒体によってはドメインの認証や、アカウントIDが必要な場合もあります。また、アカウントの開設や広告配信可能な状態への移行までには、1週間以上の期間を要するケースも少なくありません。

そのため、余裕を持ったスケジュールでWeb広告出稿の準備を進めていきましょう。

ステップ②:タグ設置

広告アカウントの開設後は、計測タグを設定します。

計測タグとは、Webサイトを訪れたユーザーのアクセス情報や行動データを測定できるプログラムのことです。タグがないと、クリックや購入などのユーザーの動向が見えないため、ターゲットにきちんと広告が届いているかなどを分析できません。

Web広告の運用におけるPDCAサイクルを適切に回すためにも、タグの設置は忘れないようにしましょう。

ステップ③:素材の入稿

素材の入稿とは、Web広告媒体にさまざまな素材(動画やバナーなど)を設定することです。「誰に向けての広告なのか」「どこに配信するのか」も合わせて決定し、Web広告を配信できる状態にまで仕上げます。

素材作成の具体的な方法は、「Web広告に使う素材の作り方」を参考にしてみてください。

Web広告出稿の流れ【運用中】

弊社におけるWeb広告出稿後の流れは、以下の通りです。

  1. 各種レポートや改善提案内容の資料を作成
  2. 運用進捗をお客様へご報告
  3. 出稿終了後、最終レポートを作成
  4. 次回の広告提案と改善案をご報告

広告が目的・目標通りに機能しているのかを定期的にチェックし、最適化による費用対効果の向上を目指します。修正がある場合はお客様へ確認しながら進めるため、出稿後も互いの協力が不可欠といえます。

Web広告に使う素材の作り方

Web広告に使う素材の作り方を、3つのステップに分けて紹介します。

  1. Web広告に必要な要素を洗い出す
  2. 画像や動画を作成する
  3. プレビューで表示画面を確認する

それぞれ詳しく見ていきましょう。

作り方①:Web広告に必要な要素を洗い出す

ヒアリングした内容に即しているかを確認しながら、必要な要素を洗い出します。例えば、LINEディスプレイの広告素材では、以下の要素が必要です。

  • タイトル
  • ディスプリクション
  • 長いタイトル(1行目)
  • 長いタイトル(2行目)
  • 遷移先URL
  • 誘導ボタン

Twitterでは、以下の広告素材を使います。

  • キーワード
  • フォロワーが似ているアカウント
  • ツイート本文
  • ヘッドライン
  • 遷移先URL

出稿媒体によって必要な素材が異なる点に注意しましょう。なお、弊社ではSNS広告やアカウント運用もサポートしています。SNSによる集客施策を強化したい方は、SNSビジネス活用をぜひご覧ください。

作り方②:画像や動画を作成する

次に必要な要素を並べ、画像や動画を作成します。ただし、次のような要素は出稿媒体によって異なるため、要チェックポイントです。

  • 推奨サイズ
  • 解像度
  • 挿入可能な文字数 など

例えば、Instagramでは以下のような指定があります。

  • JPGまたはPNGで30MB以内
  • アスペクト比:は1:1
  • 解像度は1,080×1,080ピクセル以上

また、画像などを作成する際は、最も伝えたい部分を強調するようメリハリをつけることが大切です。同時に、フォントやカラーなどのトンマナをそろえ、ブランドイメージの構築へつなげましょう。

 作り方③:プレビューで表示画面を確認する

作成した画像や動画は、公開前にスマホやパソコンでプレビューを確認します。デバイスによって画像が見切れる、あるいは画質が荒いケースがあるためです。

仕上げが甘い状態でWeb広告を公開すると、企業への信頼感を損ねる可能性もあります。伝えたいメッセージをきちんと届けるためにも、プレビューの確認と修正を経てWeb広告の品質向上に努めましょう。

まとめ:Web広告の出稿は準備と効果測定が大切

Web広告の出稿における準備は、商談の時点から始まっています。受注後は実際の制作がスタートするため、疑問や不安がある場合は早期に相談し解決することが大切です。

また、アカウントの開設や素材づくりなどは、出稿媒体によって異なります。相応の時間がかかる工程でもあるため、なるべく手戻りが少なくなるよう適宜情報を共有し、認識の相違がないようにすることも大切です。

なお、弊社ではWeb広告出稿をはじめ、集客に必要な施策の戦略設計・運用をサポートしています。広告からの流入や成約数を伸ばしたい方は弊社の資料をご確認のうえ、ぜひお気軽にご相談ください。

book この記事の監修者

澤田将司

株式会社ベイス 代表取締役社長

マレーシア、クアラルンプールで起業。
オンラインゲームプラットフォームや3大通信キャリアの公式コンテンツプロバイダーなどの事業を経て、2015年に実家の家業を引き継ぐ形で帰国。
現在は三重県四日市市で受託型のウェブマーケティング会社、株式会社ベイスを経営。

得意分野はコンバージョン率(お問い合わせ率)の高い企業のホームページ運用。
豊富な経験で培った徹底したデータ駆動のマーケティング戦略で、これまでに数多くの企業のウェブ戦略立案から実行までを手がける。

LINE社認定のパートナーでもあり、これまで運用した企業アカウント数は500を超える。

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澤田将司|ベイス代表取締役 澤田|ベイス社長@行きたくなるオフィス研究中 中小企業マーケティングラボ

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