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【後編】LINEの会員管理は「スマケ!」がおすすめ!標準機能との違いも

2025.01.16

【後編】LINEの会員管理は「スマケ!」がおすすめ!標準機能との違いも

弊社ベイスが提供している「スマケ!」は、LINE公式アカウント用マーケティングツールです。
会員管理に役立つ機能も豊富で、多様な業種の企業様にご活用いただいております。

この記事では、弊社の代表取締役「澤田 将司(以下:澤田)」とコミュニケーション戦略事業部チームリーダー「中村 汐里(以下:中村)」の対談をもとに、「スマケ!」の機能と活用事例について解説します。
後編では「会員カード」と「予約機能」の2つをピックアップして紹介するので、ぜひ参考にしてください。

なお、前編の内容を振り返りたい方は、こちらの記事もあわせてチェックしましょう。

【関連記事】【前編】LINEの会員管理に役立つ「スマケ!」の機能とは?事例も紹介

弊社ベイスはLINE運用の専門家です!
・LINE社認定セールスパートナー
・LINE専用マーケティングツール スマケ!の開発・運営
・LINE広告認定代理店
・500社以上のLINE運用のサポート実績
・LINECPDスタンプ・ポイントを取り扱い企業
・LINEGreen Badge取得者在籍多数


会員管理に役立つ「スマケ!」の機能【会員カード編】

会員管理の観点で言うと、会員カードをデジタル化したいというニーズも非常に増えていますよね。
私自身もそうですが、紙のスタンプカードをもらっても持ち歩きたくなくて、すぐに捨ててしまう方も少なくありません。
とはいえ、専用のアプリをダウンロードするのも手間ということで、LINEに会員カードの機能を持たせるケースが多くなりました。

弊社のクライアントでも、百貨店さんやインテリアショップさんなどで導入されていますね。

会員カードといえば、ポイント数などの条件でプラチナ会員やゴールド会員になるものもありますが、それに合わせた配信の出し分けはできますか。

できます。
自社のPOSシステムにポイント管理機能があれば、そのデータと「スマケ!」を連携させることでポイント数ごとの配信出し分けも可能になります。

「ゴールド会員さんだけのお得な情報」といった配信も、できるということですね。

LINE公式アカウントを使ったデジタル会員証について詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてチェックしてみてください。

【関連記事】LINEが会員証に?発行するメリットや導入方法・成功事例を解説

会員管理に役立つ「スマケ!」の機能【予約機能編】

スマケ!」に搭載された予約機能の特徴や活用事例として、以下の2つを解説します。

  1. 自動車ディーラーでは4人に1人がLINEから入庫予約
  2. 企業側の人的コストも削減

なお、LINE公式アカウントで予約を取る方法や自動化のコツについて知りたい方は、こちらの記事もあわせてチェックしてみてください。

【関連記事】LINE公式アカウントに予約機能はある?導入効果や自動化する方法も解説

自動車ディーラーでは4人に1人がLINEから入庫予約

例えば、自動車ディーラーさんでは「車検の入庫率上げたい」というニーズが非常に多いものです。
このような場合、「スマケ!」はどのようなシーンで役立ちますか。

入庫予約時に、「スマケ!」の予約機能が使えます。
実際、「車検に来られるお客さんを取り逃したくない」ということで、LINEを活用いただいている自動車ディーラーさんがいらっしゃいました。
車検の案内と入庫のお申し込みフォームを同時に配信した結果、約25%の方がLINE経由で入庫予約した事例もあります。

紙の会員カードと同じで、車検の案内をはがきで送っても捨てられてしまう可能性が高いですよね。
一方でLINEだと相手に届きやすいし、そのまま予約も簡単にできてしまいます。

そうですね。
はがきの場合はQRコードを読み取って、ホームページで予約してという流れが必要です。
LINEであれば、お知らせとともに「予約はこちら」と誘導できるので導線もスムーズかなと思います。

企業側の人的コストも削減

LINEで車検の案内と入庫予約ができれば、ディーラーさんのほうも手間が減りますね。
ちなみに、車検のお知らせは何か月前に配信したのでしょうか。

先ほどお話した事例の場合は、3か月前です。
ただ、今後の方向性としては、もう少し前にも配信をしていきたいと考えています。
車検を前に乗り換えを検討されている方に向けて、おすすめの車種や新車の情報も配信する予定です。

タイミングによっては、納車が半年待ちや1年待ちといったケースもありますからね。

なおかつ、車検直前にも配信して、入庫予約を取り逃がさないような形にできると良いかなと思います。
スマケ!」を導入して、お客様固有の情報をLINE内に保存しておくことで、自社の顧客管理システムと紐づけた配信が可能となります。
特に、電話番号は突合キーとして最も多く利用されるので、最低限保存したい情報の1つといえますね。

LINE公式アカウントと「スマケ!」の現状

LINE公式アカウントと「スマケ!」の現状として、以下の3つを解説します。

  1. LINE公式アカウントの標準機能も高性能になってきているが
  2. 「スマケ!」がおすすめの企業
  3. 「スマケ!」を活用するメリット

それぞれ詳しく見ていきましょう。

なお、「スマケ!」についてさらに詳しく知りたい方には、「虎の巻(解説資料)」もおすすめです。
また、LINE公式アカウントを効率的に運用し、確実に成果を上げたい方に向けて、弊社の運用ノウハウを集約した「LINE完全運用シート」もご用意しております。
LINE完全運用シートの使い方について知りたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてください。

【関連記事】【前編】LINE完全運用シートとは?予実管理や友だち集めの秘訣を解説

LINE公式アカウントの標準機能も高性能になってきているが

LINE公式アカウントの標準機能では最近、以下のようにLINE上での行動をもとにした配信の出し分けが可能となりました。

  • リッチメニューで特定のボタンを押した方にだけ配信する
  • プッシュ配信をタップした方、あるいは閲覧した方にだけ追配信する など

配信をしてから何日後といった制限はあるものの、以前よりも高性能になっています。

会員管理の観点でいくと、LINE公式アカウントの標準機能はどこまで対応できますか。

例えば、誕生月ごとの配信は可能です。
ただし、LINE公式アカウントを運用する側が「頑張れば」という話になります。
標準機能では会員1人ひとりを見つけて、手動でタグを入れる必要があります。

具体的には、顧客管理システムに誕生月や来店日のデータがある方に、自社のLINE公式アカウントを友だち追加してもらいます。
そのうえで、「直近の来店は8月」などのタグを付けて配信を出し分けるという流れです。

とはいえ、LINE公式アカウントは誰でも友だち追加できてしまうがゆえに、純粋に既存顧客だけを抽出するのはなかなか難しそうですね。

そうですね。
なおかつ、顧客管理システムで本名を知っていたとしても、LINEではあだ名の可能性もあります。
その分、どの友だちが既存のお客様なのか、LINE公式アカウントだけでは突合が難しいといえます。

「スマケ!」がおすすめの企業

では逆に、「スマケ!」はどのような使い方をしたい企業におすすめでしょうか。

例えばアンケートを配信して、その回答結果をもとに配信したい場合におすすめです。
データをを踏まえて自動で配信を出し分けたい場合は、「スマケ!」のような外部ツールを導入したほうが効率的といえます。

「個」を特定したいかどうかも、重要ですね。
LINE公式アカウントでは、「この配信をクリックした人に追配信をしたいけれども、クリックしたのが誰かは分からない」というのがネックでした。

「スマケ!」であれば同ツール内のデータベースはもちろん、自社独自の顧客管理システムなどとも連携できます。
その分、相手を把握したうえで効果的な追配信が可能です。
友だちの反応をデータとして蓄積できる点も、配信内容の検討や改善を進めるうえで役立ちます。

「スマケ!」を活用するメリット

こうして見ると、「スマケ!」のメリットはユーザーと企業の双方にありますよね。
ユーザー視点で言うと、紙ベースの会員カードが不要になるのは大きな利点です。
自分に興味のない情報が届かない、「自分の興味がある情報が、自分の欲しいタイミングに届く」という点もメリットだと思います。

LINE上でお客様に回答いただいた内容は自動で保存されますし、そのデータに基づいて自動配信することも可能です。
来店時のアンケートに回答いただいた翌日に配信する、といった設定もできます。
企業側の視点としても、事前に準備をしておけば人の手をほとんどかけずに追客できる点が大きなメリットですね。

【余談】自社のホームページを閲覧した方をLINEで追える?

余談ですが、ホームページやLPにLINEタグを入れて、閲覧した方にだけLINEの配信をする機能はありますか。

LINE公式アカウントの機能としてあったかと思いますので、今後詳しく調べてみたいと考えております。

「LINEタグが埋まってるWebページに訪問した2日後に、LINEでリマインド」など、標準機能だけでは厳しいとしても、「スマケ!」の開発をさらに進めればできそうですよね。

例えば、LINEからホームページへ遷移後に予約いただいた場合、予約日の前日にリマインド配信をしたり、来店から3日後に再来店を促す配信をしたりといったこともできるかなと思います。

ただ、LINEのコミュニケーションとしては注意する必要がありそうです。
リマーケティング広告(※)の恐怖感は薄れてきた方も多いとは思いますが、LINEでも同じようなことをされると少し恐いかもしれません。
※ホームページを訪問したユーザーを追跡して表示する広告

このあたりはより良いやり方を検討しながら、実装していきたいですね。

まとめ:ベイスの「スマケ!」なら会員管理も簡単

弊社ベイスが提供している「スマケ!」は、会員管理も効率化できるLINE公式アカウント用マーケティングツールです。
企業側だけではなく、ユーザー側にとってもメリットが大きいため、導入後はリピーターの創出・増加に大きく役立ちます。

ベイスではツールの提供だけではなく、LINE公式アカウントの開設支援や各施策の運用代行サービスも展開中です。
LINE公式アカウントを通じて売上を拡大させたい方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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book この記事の監修者

澤田将司

株式会社ベイス 代表取締役社長

マレーシア、クアラルンプールで起業。
オンラインゲームプラットフォームや3大通信キャリアの公式コンテンツプロバイダーなどの事業を経て、2015年に実家の家業を引き継ぐ形で帰国。
現在は三重県四日市市で受託型のウェブマーケティング会社、株式会社ベイスを経営。

得意分野はコンバージョン率(お問い合わせ率)の高い企業のホームページ運用。
豊富な経験で培った徹底したデータ駆動のマーケティング戦略で、これまでに数多くの企業のウェブ戦略立案から実行までを手がける。

LINE社認定のパートナーでもあり、これまで運用した企業アカウント数は500を超える。

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澤田将司|ベイス代表取締役 澤田|ベイス社長@行きたくなるオフィス研究中 中小企業マーケティングラボ

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