Webサイト運用

【早見表付き】ホームページとブログの違い|使い分け方や併用の成功事例も

2025.02.03

【早見表付き】ホームページとブログの違い|使い分け方や併用の成功事例も

インターネットを活用した集客方法として一般的なのが、ホームページやブログです。
自社のブランドイメージ構築や情報発信など、さまざまな効果が期待できます。

しかし、ホームページとブログの違いや、どちらを運用するべきかわからないという方もいるでしょう。
この記事では、ホームページとブログの違いについて、基礎知識や使い分け方を踏まえながら解説します。
ホームページとブログを併用した成功事例もあわせて紹介するので、ぜひ参考にしてください。

ホームページとブログの基礎知識

ホームページとブログの基礎知識として、以下の2つを紹介します。

  1. ホームページとは
  2. ブログとは

それぞれ詳しく見ていきましょう。

ホームページとは

ホームページとは、主に複数のページから構成されるWebサイトのことです。
ユーザーが最初に訪れるトップページを指す場合もありますが、日本では一般的にWebサイト全体を表します。

ホームページは、株主や顧客などのあらゆるステークホルダーに対して情報を発信できる、インターネット上の名刺となる存在です。
企業情報を掲載するコーポレートサイトや、商品・サービスを紹介するサービスサイトなど、種類は多岐に渡ります。
自社の目的に応じて、運用するホームページの形式を選択しましょう。

なお、弊社ではデータを活用し、向こう5年を見据えたホームページ制作を実施しています。
次の時代に適応したホームページ作りを目指したい方は、ぜひ弊社までお問い合わせください。

ブログとは

ブログとは「Web Log(ウェブログ)」を略称した言葉で、時系列の順にコンテンツが並ぶWebサイトのことです。
いわゆる日記が代表的で、情報や意見を発信する記事が積み上がっている場合なども、ブログと称されます。

ブログと聞くと、個人の趣味による文章や写真の投稿をイメージしやすい傾向にありますが、ビジネスでも活用されるメディアです。
質の高いコンテンツを継続して更新することにより、ブランディングや集客にも効果を発揮します。

時系列で積み上がる形式上、コンテンツが古いとユーザーが興味を示さないこともあるため、継続した更新が大切です。

【早見表付き】ホームページとブログの違い

ホームページとブログの違いは、下表の通りです。

ホームページ

ブログ

役割

お問い合わせ率の向上

ユーザーのホームページ誘導

向いている掲載内容

基本情報

鮮度の高い情報

作成

手間が必要

手軽

費用

高い

安い

デザイン性

高い

低い

集客力

低い

高い

更新頻度

少ない

多い

それぞれ詳しく見ていきましょう。

違い①:役割

ホームページの持っている役割は、お問い合わせ率の向上です。
自社の商品・サービスに関心のあるユーザーに有益な情報を提供し、お問い合わせまでつなげます。

一方でブログは、ホームページにユーザーを連れてくるのが役割です。
検索からブログに訪問したユーザーを、ホームページへ誘導します。

企業ホームページの役割について詳しく知りたい方は、下記の記事もあわせてご覧ください。

【関連記事】【初心者向け】企業ホームページの役割とは?よくある失敗や制作事例も解説

違い②:向いている掲載内容

ホームページは企業や商品・サービスについての、基本情報を掲載するのに向いています。
頻繁に更新されることのない情報がメインとなるため、ホームページが完成すれば大幅に変更を加える機会はあまりありません。
訪問したユーザーのニーズに応えられるよう、必要とする情報を網羅しておくことが大切です。

一方ブログは、最新のトレンドや役に立つノウハウ情報などの掲載に向いています。
自社のお知らせはもちろん、業界全体にもアンテナを張った鮮度の高い情報発信が重要です。
掲載内容も考慮したうえで、ホームページとブログのどちらを運用するかを選択しましょう。

違い③:作成方法

ホームページとブログ、それぞれの主な作成方法は下表の通りです。

ホームページの作成方法

ブログの作成方法

  • WordPress(CMS)
  • ホームページサービス
  • 静的サイト
  • WordPress(CMS)
  • ブログサービス

最も一般的な作成方法は、ホームページとブログとも共通してWordPressです。
レンタルサーバーの契約が必要になりますが、見栄えの良いホームページおよびブログに仕上げられます。

ホームページであれば、レイアウトを好きなように設定できるため、イメージに沿ったデザインでの作成が可能です。
ブログであれば、レイアウトは固定されますが、さまざまなテンプレートからデザインを選択できます。

ホームページとブログを選択する際には、デザインのカスタマイズ性も踏まえて検討しましょう。

違い④:費用

ホームページは制作を外部に依頼することが多く、初期費用がかかります。
制作会社やフリーランスなど、依頼先によって相場が異なるため、予算に応じて複数見積もることが重要です。

一方、ブログはサーバー代やドメイン代のみでも運用は可能です。
専門の知識を有していない場合にも、シンプルなデザインであれば無料のテンプレートで作成できます。
上述したホームページサービスやブログサービスを利用すれば無料で始められますが、ビジネスでの運用にはあまり適していません。

また、作成しただけで終わりではなく、維持費もかかるため注意してください。
ホームページの維持費について、相場や削減のポイントを知りたい方は、下記の記事もチェックしましょう。

【関連記事】ホームページ作成後にかかる維持費とは?相場や削減のポイントも解説

違い⑤:メリット・デメリット

ホームページとブログ、それぞれのメリット・デメリットは下表の通りです。

ホームページ

ブログ

メリット

  • デザインの自由度が高い
  • ブランディング効果が高い
  • 信頼性を獲得できる
  • 成約率が高い
  • 更新する頻度が少ない
  • 作成・更新が簡単にできる
  • コストが安い
  • リアルタイムでの情報発信に長けている
  • ユーザーとのコミュニケーションが図れる
  • 集客力が高い

デメリット

  • 初期費用や維持費がかかる
  • 専門知識が必要になる
  • 単体の集客力は低い
  • デザインの自由度が低い
  • コンテンツの制作に労力を要する
  • 継続した更新が必要になる

デザインの自由度が高いホームページでは、企業やブランドのイメージ構築が可能です。
企業情報や採用情報を掲載することにより、信頼性の獲得にもつながります。
ただし、初期費用や専門知識が必要となり、ホームページだけでの集客力が低い点には注意が必要です。

ブログは手軽に始められ、集客力も高い点が大きなメリットです。
しかし、集客力を発揮し続けるためには、継続した更新やコンテンツの制作が欠かせません。

メリット・デメリットも踏まえたうえで、ホームページとブログを選択しましょう。

ホームページとブログの上手な使い分け方

ホームページとブログ、それぞれおすすめのケースは下表の通りです。

ホームページがおすすめのケース

ブログがおすすめのケース

  • 自社商品・サービスの詳細を掲載したい場合
  • ブランドイメージを向上させたい場合
  • 信頼性を獲得したい場合
  • 採用活動に活用したい場合
  • 業界トレンドや最新情報を発信したい場合
  • 検索エンジンからのSEO集客がしたい場合
  • ユーザーとのコミュニケーションを図りたい場合

また、ホームページとブログの併用によるメリットもあります。
例えば、検索エンジンからブログへユーザーを集め、ホームページへの遷移を促すことが可能です。
ホームページのコンテンツとしてブログを設置すると、SEO対策にも効果を発揮します。

運用コストやリソースを踏まえたうえで、ホームページとブログの併用も検討しましょう。

なお、弊社では豊富な実績を誇る専門家による、SEO対策の支援を行っています。
検索エンジンからの流入を増加させ、集客力の向上を目指したい方は、ぜひ1度ご相談ください。

ホームページとブログを併用した成功事例

下表は、ホームページとブログを併用した住宅会社の成功事例です。

業種

住宅会社

課題

  • ブログを1,000記事近く投稿していたが、上位表示できていない
  • 新規ユーザーの集客につながっていない

提案・施策

  • SEO記事を毎月8記事ずつ投稿
  • 記事の投稿後に数値パフォーマンスの分析およびリライトの実施

成果

  • 開始から約2年で毎月5万5,000セッションを獲得
  • 自社サービスを紹介するターゲットページは600セッションを獲得

施工実績やイベントの案内といった頻繁に更新するコンテンツは、スピーディに変更が加えられるような設計にしています。
また、アクセス解析やお問い合わせ数の定点観測によって、継続した改善運用が可能となっています。

まとめ:ホームページとブログの違いを理解して有効活用しよう

ホームページとブログは同じWebサイトに分類されますが、持っている役割が異なります。
自社の目的に適した選択が重要となり、併用によって相乗効果を発揮することも可能です。
それぞれの特徴やメリットを理解したうえで、うまく活用しましょう。

なお、弊社では高いお問い合わせ率を実現するための、ウェブ運用サポートを行っています。
ホームページからのお問い合わせ率を向上させたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。

【関連記事】企業ホームページの構成で押さえたい8つのポイント!業種別の事例も解説
【関連記事】ホームページ制作会社の選び方ガイド!事前に準備すべきものや事例も解説
【関連記事】【厳選】ホームページの集客方法7選!効果を上げるコツや成功事例も解説

book この記事の監修者

澤田将司

株式会社ベイス 代表取締役社長

マレーシア、クアラルンプールで起業。
オンラインゲームプラットフォームや3大通信キャリアの公式コンテンツプロバイダーなどの事業を経て、2015年に実家の家業を引き継ぐ形で帰国。
現在は三重県四日市市で受託型のウェブマーケティング会社、株式会社ベイスを経営。

得意分野はコンバージョン率(お問い合わせ率)の高い企業のホームページ運用。
豊富な経験で培った徹底したデータ駆動のマーケティング戦略で、これまでに数多くの企業のウェブ戦略立案から実行までを手がける。

LINE社認定のパートナーでもあり、これまで運用した企業アカウント数は500を超える。

代表挨拶ページはこちら

 

澤田将司|ベイス代表取締役 澤田|ベイス社長@行きたくなるオフィス研究中 中小企業マーケティングラボ

さぁ、ご一緒に
はじめましょう。

具体的なご依頼だけでなく、売り方や集客に関することなど現状の課題についても気軽にご相談ください。