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【事例付き】ホームページ制作後にやるべきWebマーケティングとは?

2025.02.05

【事例付き】ホームページ制作後にやるべきWebマーケティングとは?

ホームページは、インターネット上に公開することがゴールではありません。
認知拡大や訪問数増加を目指したり、購入やお問い合わせにつなげたりといった目的をもって制作されています。
しかし、インターネット上には数えきれないほどのホームページが存在しており、ユーザーに見つけてもらうためにはWebマーケティングが必須です。

この記事では、ホームページ制作後にWebマーケティングが必要な理由や着手すべき手法を解説します。
Webマーケティングに役立つ考え方や成功事例も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

ホームページ制作後にWebマーケティングが必要な理由

ホームページ制作後には以下の理由から、Webマーケティングが必要です。

  • 公開するだけでは訪問者が増えないため
  • 閲覧だけで終わってしまいがちなため
  • 継続的に訪問してもらうには戦略が必要なため

インターネット上にある数多くのホームページの中から選んで訪問してもらうためには、Webマーケティングを用いて集客する必要があります。

また、ホームページを訪れる人のほとんどは閲覧するだけで購入や申し込みには至りません。
購入や申し込みにつなげたい場合や継続的に訪問してもらいたい場合は、ユーザーのニーズに合った効果的な戦略が必要です。
ホームページ制作後のWebマーケティングは、集客や売上をアップさせるため積極的に取り組みましょう。

Webマーケティングとは何か、基礎知識や始め方を知りたい方は、こちらの記事もあわせてチェックしてみてください。

【関連記事】【地方の中小企業様向け】Webマーケティングの始め方ガイド!基本の流れを解説

ホームページ制作後に着手すべきWebマーケティングの手法

ホームページ制作後に着手すべきWebマーケティングの手法は、以下の5つです。

  1. ホームページ運用
  2. SEO対策
  3. Web広告
  4. SNS
  5. MEO対策

それぞれの概要やメリット・デメリットを紹介します。

手法①:ホームページ運用

メリット

デメリット

  • 低コストで集客できる
  • 商品やサービスを効果的にアピールできる
  • 売上や契約数アップへつながる
  • 専門的な知識が必要である
  • 人材や時間を割く必要がある

制作後にまず着手すべきことは、ホームページ運用です。
ホームページ運用とは、ホームページが正常に表示され続けるよう管理しながら、ユーザーのニーズを分析して内容や見せ方を改善していくことです。

商品を画像・動画を用いてわかりやすくアピールし購入や申し込みにつなげることで、売上アップも期待できます。
適した人材がいない場合や人材・時間を割くことが難しい場合は、専門の会社へ依頼することをおすすめします。

なお、弊社ではWebマーケティングのプロによるホームページの運用サポートを実施しています。
成果につながる効果的な運用がしたい方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

手法②:SEO対策

メリット

デメリット

  • 中長期的に見て費用対効果が高い
  • ブランディングに役立つ
  • 潜在顧客にもアプローチできる
  • 時間と手間がかかる
  • 順位が上がらない場合集客しにくい

SEO対策とは、GoogleやYahoo!をはじめとした検索エンジンで上位表示させるための取り組みです。
検索エンジンに認識されやすくユーザーに役立つホームページになるよう手を加えることで、上位表示を目指します。

SEO対策を進めると人の目に触れる機会が増えるため認知されやすく、潜在的な顧客にアプローチできます。
ただし、検索順位が上がらない場合は集客につながらないため、慎重に戦略を検討することが大切です。

なお、弊社ではお問い合わせ率アップを狙ったSEO戦略コンサルを展開しています。
自社ホームページの検索順位を上げたい方はぜひご相談ください。

手法③:Web広告

メリット

デメリット

  • ターゲットを絞って配信できる
  • 短期間で効果が出やすい
  • 効果を測定できる
  • 費用が高額になる場合もある
  • 専門知識が必要である

Web広告検索結果ページやSNSなどをはじめ、Web上のさまざまな媒体に表示される広告です。
代表的なものとして、検索結果上部に表示される「リスティング広告」や、主にブログ内へ表示される「アフィリエイト広告」が挙げられます。

Web広告はターゲットを絞って配信することで、興味関心が高い層にピンポイントでアプローチできます。
一方で、大手の競合が多い場合は、費用が高額になってしまうケースもあります。
運用には専門知識が必要なため、自社で着手することが難しい場合は外注を検討しましょう。

Web広告出稿に必要な準備や出稿までの流れを知りたい方は、こちらの記事もあわせてチェックしてみてください。

【関連記事】Web広告出稿に必要な準備や流れとは?素材の基本的な作り方も解説

手法④:SNS

メリット

デメリット

  • 認知を拡大しやすい
  • 顧客と良好な関係を築ける
  • 低コストで運用できる
  • 炎上する可能性がある
  • 成果につなげるには時間がかかる

FacebookやInstagramなどのSNSを活用したWebマーケティング手法も、認知拡大や見込み顧客獲得に有効です。

リアルタイムでコミュニケーションがとれるため、顧客と良好な関係を築きやすいというメリットもあります。
一方で、フォロワーが増えるまでは時間がかかったり、思わぬところで炎上してしまったりするリスクもあるため、発信内容には注意が必要です。

企業がSNSを運用するメリットやデメリットについて詳しく知りたい方は、ぜひ下記の記事もご覧ください。

【関連記事】SNS運用を始める企業は必見!メリット・デメリットや成功事例を解説

手法⑤:MEO対策

メリット

デメリット

  • 実店舗があるビジネスに向いている
  • 費用対効果が高い
  • 検索結果に表示されることもある
  • 向いていないビジネスもある
  • ネガティブな口コミによる影響を受けやすい

MEO対策とは、主にGoogleマップでの検索上位表示を目指す取り組みのことで、実店舗を持つ企業におすすめの手法です。
管理ツール「Googleビジネスプロフィール」へ店舗情報を登録し、口コミの返信やイベント情報の投稿といった作業を進めます。

MEO対策することで来店を促せるため、飲食店や病院など実店舗があるビジネスに適しています。
一方で、実店舗をもたない企業や地域関係なく展開しているビジネスには向いていません。

MEO対策の重要な要素や進め方を知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

【関連記事】MEO対策とは?Googleビジネスプロフィールの運用を内製化する手順も解説

Webマーケティング戦略の立案に役立つ考え方

Webマーケティング戦略の立案には、以下のフレームワークが役立ちます。

フレームワークの概要

3C分析

市場や自社の立ち位置を分析する

4P分析

戦略を考案・決定する

PEST分析

市場や環境を分析する

カスタマージャーニー

認知から購入後までの行動を可視化する

最も基本的な3C分析は、市場に最適かつ、競合他社と差別化を図った戦略を打ち出すために役立つフレームワークです。
以下の3つに分けて情報を洗い出し、市場の傾向や自社の強み・弱みを分析します。

  • 市場(Customer)
  • 競合(Competitor)
  • 自社(company)

分析後は結果をもとに中間目標を設定し、具体的な施策を考えます。
情報はその時々で変化するため、定期的に3C分析を実行し、戦略を修正していきましょう。

3C分析のやり方や具体例について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

【関連記事】【具体例付き】3C分析とは?目的・やり方をわかりやすく解説

ホームページ制作後のWebマーケティングで成功した事例

ホームページ制作後のWebマーケティングで成功した事例を、2つ紹介します。

  1. ホームページ運用の成功事例
  2. SEO対策の成功事例

どちらも、弊社が支援したクライアント様の事例です。

弊社では、ホームページ制作から運用、さまざまな手法を用いたWebマーケティングまで、一貫したサポートが可能です。
Webマーケティングの分野ではデータやノウハウに基づき、企業の課題解決に最適な戦略を提案しております。
どのような施策で成功に導いたのか、それぞれ詳しく見ていきましょう。

ホームページ運用の成功事例

弊社のホームページ運用サポートを継続している、A社の成功事例です。
A社では、2017年より他社様制作のホームページを運用していましたが、コンバージョン(CV)数が伸びないという課題を抱えていました。
そこで2020年に弊社でホームページをリニューアルし、同時に複数の施策を講じました。

業種

住宅業

目的

コンバージョン(CV)数の獲得

施策

  • 入力フォームの最適化
  • ヒートマップ分析
  • ホームページへの流入からコンバージョンまでの動線設計
  • サイト設計の見直し
  • ホームページ内コンテンツの見直し
  • コンテンツのリッチ化(VR、動画化など)

成果

約6年間で月間200件以上のCV数を獲得

ホームページ内の導線を整えることで、スムーズに入力フォームへと促すことに成功しています。
また、質の高いコンテンツへ作り変えることでユーザーの信頼が得られ、成果につながった事例となっています。

SEO対策の成功事例

弊社のSEOブログ運用プランを継続している、B社の成功事例です。
B社では、ホームページへ新規ユーザーを集客する手段がなく、セッション数が増えないという課題を抱えていました。
そこで、弊社ではブログ運用によるSEO対策を提案し、現在に至るまで継続しています。

業種

宿泊業

目的

新規ユーザーの集客

施策

  • 毎月4記事のブログ投稿
  • 業界に知見のあるライターが執筆

成果

  • 約3年間で約95,000セッション達成
  • 最高41件のコンバージョン獲得

当初はブログ記事の企画・構成を弊社が担当し、執筆をB社側で行っていましたが、通常業務との両立が思うように進みませんでした。
そのため、業界に知見のあるライターを弊社にてアサインし執筆を担当してもらうことで、クライアント様の負担を軽減しました。
コンスタントにブログ投稿を続けたことで認知されやすくなり、集客数アップにつながっています。

まとめ:ホームページ制作後はWebマーケティングも並行して取り組もう

ホームページ制作後は、認知を拡大し訪問者を増やすためにWebマーケティングが必須です。
特にホームページ運用は制作後すぐに開始し、継続して取り組むことが大切です。
ただし、Webマーケティングは、専門知識や人材・時間のリソースがなければ難しいため、外注することも選択肢に入れておきましょう。

なお、弊社ではマーケティングのエキスパートによるデータに基づいたホームページ運用サポートを展開しています。
ホームページから購買やお問い合わせにつなげたい方はぜひ一度ご相談ください。

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book この記事の監修者

澤田将司

株式会社ベイス 代表取締役社長

マレーシア、クアラルンプールで起業。
オンラインゲームプラットフォームや3大通信キャリアの公式コンテンツプロバイダーなどの事業を経て、2015年に実家の家業を引き継ぐ形で帰国。
現在は三重県四日市市で受託型のウェブマーケティング会社、株式会社ベイスを経営。

得意分野はコンバージョン率(お問い合わせ率)の高い企業のホームページ運用。
豊富な経験で培った徹底したデータ駆動のマーケティング戦略で、これまでに数多くの企業のウェブ戦略立案から実行までを手がける。

LINE社認定のパートナーでもあり、これまで運用した企業アカウント数は500を超える。

代表挨拶ページはこちら

 

澤田将司|ベイス代表取締役 澤田|ベイス社長@行きたくなるオフィス研究中 中小企業マーケティングラボ

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