MEO対策

MEO対策とは?Googleビジネスプロフィールの運用を内製化する手順も解説

2023.09.22

MEO対策とは?Googleビジネスプロフィールの運用を内製化する手順も解説

MEO対策はWebマーケティングの1つであり、地域ビジネスの成功に不可欠な要素です。しかし、これまで運用した経験がない方は、「どのような手法なのか」「何から始めれば良いのか」など疑問が多いでしょう。

この記事ではMEO対策とは何か、重要性が増す理由やSEO対策との違いを解説します。Googleマップの表示順位に影響する要素や、Googleビジネスプロフィール(※旧Googleマイビジネス)の内製化手順もあわせて紹介するので、ぜひ参考にしてくみてください。

MEO対策とは

MEO対策とはMap Engine Optimization(マップエンジン最適化)の略であり、主にGoogleマップや他の地図検索結果で上位表示を狙い、露出数を増やす施策です。特に飲食店や美容室といった地域に拠点を置くビジネスが、地域検索での存在感を高めるために重要な戦略となります。

ここでは、MEO対策の重要性が増す理由とSEO対策との違いについて見ていきましょう。

重要性が増す理由

地域ビジネスでMEO対策が重要な理由はスマホユーザーの増加により、Googleのローカル検索機能を活用するケースが多くなったためです。

ユーザーは自身の位置から近くの店舗を検索し、直接訪れることが一般的となりました。そのため、地図検索で上位表示されることは、顧客獲得や来店増加に大きな影響を与える要素となっています。

SEO対策との違い

MEO対策とSEO対策は検索結果の上位表示を目指す点では類似していますが、対象とする検索方法や対策内容に違いがあります。

SEO対策は一般的な検索エンジン全体での上位表示を目指す対策であり、Webサイトの最適化やコンテンツ戦略が主な焦点です。一方、MEO対策は地図検索の上位表示を目指すために、主にGoogleビジネスプロフィールの運用や地域情報の最適化などが重要となります。

また、コスト面でも大きな違いがあり、MEO対策Googleビジネスプロフィールの運用は基本的に無料で利用が可能です。代行を依頼する場合でも、比較的コストは低い傾向にあります。

対して、SEO対策はサイト全体を最適化するために多くのリソースや専門スキルが必要であり、初期費用や月額の運用費用がかかります。MEO対策とSEO対策は、企業の目的や戦略に合わせて併用あるいは使い分けることで、より効果的な集客が可能となるでしょう。

なお、弊社ではSEO対策もサポートしているため、自社サイトを通じた見込み顧客の獲得や成約数を増やしたい方は、気軽にご相談ください。

Googleマップの表示順位に影響する5つの要素

Googleマップの表示順位に影響するのは、主に次の5つです。

  1. 関連性
  2. 距離
  3. 視認性の高さ
  4. 口コミ
  5. 情報の更新性

それぞれ詳しく見ていきましょう。

要素①:関連性

関連性とは、検索語句とローカルビジネスプロフィールがどれだけ一致しているかを示す要素です。充実したビジネス情報を提供することで、検索語句との関連性を高められます。

例えば、ユーザーが「工務店」と検索した場合に、工務店のビジネス情報が他のジャンルよりも関連性が高いと判断されることで、上位に表示される可能性が高まります。

さらに関連性を高めるためには、適切なカテゴリー設定も重要です。自社のサービスや製品に関連するキーワードを使用し、地域に特化した情報を提供することで上位表示の可能性が高まるでしょう。

要素②:距離

距離は、地域ビジネスのGoogleマップの表示順位に影響を与える重要な要素の1つです。

基本的に、検索時には指定された場所からビジネス所在地までの距離を示します。ユーザーが場所を指定せずに検索した場合は、ユーザーの現在地情報に基づいて距離が計算される仕組みです。

例えば、ユーザーが特定の地域を検索した場合、その地域から遠く離れた場所にあるビジネスは、表示順位が下がる可能性があります。ユーザーにとって近くのビジネスがより便利であると考えられるためです。

また、住所に関連してNAP情報(※)の一貫性も距離要素にも影響を与えます。

※Name、Addressee、Phoneの頭文字を取った略語

自社サイトやポータルサイトなど、Web上の表記を全て揃えることで、同じ店舗に関する情報としてGoogleが認識しやすくなります。正確かつ一貫性のあるNAP情報を提供することで、ビジネスの信頼性が高まり上位に表示されやすくなるでしょう。

要素③:視認性の高さ

Googleマップにおける視認性の高さとは、ビジネスの認知度を指します。オフラインでも知名度が高い店舗やランドマークとなる建物などは、検索結果で上位に表示されやすくなります。また、以下のようなWeb上の情報も視認性に影響する要素です。

  • リンク
  • 記事
  • 店舗一覧 など

MEO対策を成功させたい方は、検索エンジン最適化(SEO)の手法も活用しながらWeb上の情報を充実させていきましょう。

要素④:口コミ

ビジネスに対するクチコミ数や評価も、Googleマップの表示順位に影響を与えます。口コミを活用するためには、以下に挙げる3つの工夫が必要です。

  1. 評価の高い口コミを多く集める
  2. 検索キーワードを狙った口コミを取得する
  3. 返信は迅速かつ丁寧に対応する

ポジティブな口コミを増やすことで、ビジネスの信頼性が高まります。また、ネガティブな口コミにも素早く丁寧に対応しましょう。問題を早期に解決し、顧客満足度を高めることでネガティブな口コミの影響を軽減できます。

いずれにおいても、顧客に良質なサービスを提供し、満足度を高めることを意識することが大切です。

要素⑤:情報の更新性

Googleは、最新かつ正確な情報を提供することを常に重視しています。

休業日や営業時間などリアルタイムで更新するなど、ビジネス情報の確認と更新を定期的に行い、最新情報を提供することも忘れないようにしましょう。

MEO対策の進め方【全体編】

MEO対策に必要な流れは、下表の通りです。

大まかなステップ

進め方の詳細

キーワード選定

  1. キーワードプランナーで検索状況を確認する
  2. 自社の順位を調査する
  3. 狙うべきキーワードを選定する

初期設定

  1. 基本情報を記載する
  2. 製品や写真を登録する
  3. 計測用パラメータを作成する

投稿

投稿する

口コミ収集

  1. チラシを作成・配布する
  2. 検索キーワードを含めた口コミを投稿してもらう
  3. 口コミへ返信する

分析

  1. 施策の効果をチェックする
  2. 成果が出ていない原因を分析する
  3. 原因別の対策を実行する

次項からは、各ステップについて詳しく解説します。

MEO対策の進め方【キーワード選定編】

MEO対策におけるキーワード選定の手順を、3つのステップに分けて紹介します。

  1. キーワードプランナーで検索状況を確認する
  2. 自社の順位を調査する
  3. 狙うべきキーワードを選定する

それぞれ詳しく見ていきましょう。

ステップ①:キーワードプランナーで検索状況を確認する

まずはGoogleキーワードプランナーを活用して、実際の検索状況を確認します。具体的な手順は以下の通りです。

  1. Googleキーワードプランナーへアクセス
  2. 「新しいキーワードを見つける」をクリック
  3. キーワードから開始
  4. 地域指定
  5. 結果を表示
  6. 検索ボリュームを確認
  7. 結果をダウンロード
  8. キーワードを分析
  9. 自社の順位を調査

キーワードプランナーを使い、ターゲットが実際に検索しているキーワードや、その回数を把握することで自社の集客に適した言葉を見つけ出せます。効果的なMEO対策を展開するためにも、キーワード選定は丁寧に進めましょう。

ステップ②:自社の順位を調査する

次に、Googleで検索をして自社の順位を調査します。具体的な手順は以下の通りです。

  1. ターゲットユーザーと同じエリアでChromeブラウザからGoogleへアクセス
  2. 右上のボタンから「新しいシークレットウィンドウ」をクリック
  3. 「地域名 色付けしたキーワード」で検索して表示順位を確認しメモ
  4. 1〜3位に自社が表示されていない場合は、「その他のビジネス」をクリックしてマップ画面に移り、表示順位をメモ
  5. 自社より上位に表示されている会社がGoogleビジネスプロフィールを運用しているかを確認
  6. 口コミ数や最近の投稿状況をチェックし、「強い」か「弱い」かをメモ
  7. 上記の手順を色付けしたキーワードごとに繰り返して調査

実際に検索する際は、自身の検索履歴が影響されないように、新しいシークレットウィンドウを使用します。

順位調査は自社の現状把握や競合他社との比較が可能となるため、MEO対策の具体的な方針を立てる上で重要な情報です。改善すべきポイントや強化すべき項目を見つけ出し、効果的な集客を実現しましょう。

ステップ③:狙うべきキーワードを選定する

最後に、調査結果から狙うべきキーワードを選定します。選定時は、以下の3つの基準を考慮しましょう。

  1. 3位以内にランクインしていない
  2. 競合がGoogleビジネスプロフィールを運用しておらず、逆転できる可能性が高い
  3. 検索ボリュームが多い

上記を考慮してキーワードを選び、MEO対策から得られる効果を最大化させていきましょう。

MEO対策の進め方【初期設定編】

MEO対策における初期設定を、3つのステップに分けて解説します。

  1. 基本情報を記載する
  2. 製品や写真を登録する
  3. 計測用パラメータを作成する

それぞれ詳しく見ていきましょう。

ステップ①:基本情報を記載する

まず、以下の手順に沿って、「Googleビジネスプロフィール」から基本情報を入力します。

  1. Googleビジネスプロフィールにアクセス
  2. 右上にある「ログイン」をクリックして、Googleアカウントにログイン
  3. マイビジネスのダッシュボードを表示
  4. ダッシュボードの左側にあるメニューから「情報」を選択
  5. 基本情報を編集

入力が必要な基本情報は、以下の通りです。

  • 会社名(店舗名・事業名)
  • 住所
  • 営業時間
  • 電話番号
  • URL
  • サービス
  • 製品(ステップ②に後述)
  • 写真(ステップ③に後述)

Googleビジネスプロフィールに記載する情報は店舗の信頼性を高めるために、自社サイトと一致させましょう。

ステップ②:製品や写真を登録する

次に、顧客の興味を引き出すために、魅力的な製品情報や写真を登録します。具体的な手順は、以下の通りです。

  1. Googleビジネスプロフィールのダッシュボードの左側にあるメニューから「情報」を選択
  2. 「製品」や「写真」をクリック
  3. 製品情報を登録する場合、製品名や価格、詳細な説明を
  4. 写真を登録する場合、「+」ボタンをクリックし、アップロード
  5. 登録が完了したら、「保存」または「更新」ボタンをクリックして変更を反映

また、登録する写真としておすすめなのは、以下のようなものが挙げられます。

  • 店舗の外観や内観
  • 駐車場
  • バリアフリー対策やコロナ対策の取り組み
  • スタッフの写真
  • 接客の風景 など

なお、写真の推奨サイズは1270px × 847pxです。クリアで魅力的な写真を表示させるためにも、推奨サイズ外のものはリサイズしてからアップロードしましょう。

ステップ③:計測用パラメータを作成する

計測用パラメータをURLに付け加えることで、Googleビジネスプロフィールからの流入や問い合わせの貢献度を評価できます。具体的な手順は、以下の通りです。

  1. GoogleのURLビルダーにアクセス
  2. 「Website URL」に遷移先にしたいページのURLを入力
  3. 「campaign source」(参照元)に「gmybusiness」と入力
  4. 「campaign medium」(媒体元)を入力
  5. 「campaign name」に任意の名前(キャンペーンの名前やイベント名など)を入力
  6. 「生成されたURL」をコピーしてGoogleビジネスプロフィールのURLに使用

計測できた流入数や経路は、後述のMEO対策の進め方【分析編】で役立ちます。

MEO対策の進め方【投稿編】

投稿とはGoogleビジネスプロフィールのプロフィールページ上に、最新情報やコンテンツを定期的にアップロードする機能です。店舗の魅力を伝える写真を活用したり、特定のキーワードを含めたりすることで集客効果が高まります。具体的な投稿手順は、以下の通りです。

  1. Googleビジネスプロフィールにアクセス
  2. 右上にある「ログイン」をクリックして、Googleアカウントにログイン
  3. ダッシュボードの左側にあるメニューから「お店やサービス」を選択
  4. 一覧から投稿するページを選択
  5. 右下の「投稿」ボタンをクリック

なお、投稿内容の作成手順は、以下のようになっています。

  1. 最新情報をクリック
  2. 写真 or 動画を登録
  3. 「投稿を入力」に狙いたいキーワードを含んだ文章を入力
  4. ボタンの追加から「詳細」を選択
  5. ボタンのリンクに、計測用パラメータ付きのURLを入力
  6. 「公開」をクリックして投稿完了

投稿した内容はプレビューから確認し、内容や見え方に問題がないかをチェックしましょう。

MEO対策の進め方【口コミ収集編】

MEO対策における口コミ収集方法を、3つのステップに分けて解説します。

  1. チラシを作成・配布する
  2. 検索キーワードを含めた口コミを投稿してもらう
  3. 口コミへ返信する

それぞれ詳しく見ていきましょう。

ステップ①:チラシを作成・配布する

口コミを増やすために「Google 口コミ投稿で感想を共有してください!」など記載したチラシを作成します。チラシには、口コミ掲載ページに遷移するQRコードを掲載しましょう。QRコードの取得方法は、以下の通りです。

  1. Googleビジネスプロフィールにアクセス
  2. 右上にある「ログイン」をクリックして、Googleアカウントにログイン
  3. ホームからページ中央の「プロフィールを共有」をクリック
  4. 審査リクエスト画面が出てURLが表示されるので「クリックしてコピー」でコピー
  5. コピーしたURLでQRコードを生成

QRコードを生成できるサイトは無料で利用できるところも多いため、使いやすいサイトを選んでみてください。

なお、Googleの口コミを書いてもらう際には、お礼を渡してはいけません。Googleのポリシーで「クチコミの見返りや特典を提供する行為」を禁止しているためです。

作成したチラシは単に配布するだけでなく、直接口頭で口コミを依頼し、書いてもらえるよう意識付けしていきましょう。

ステップ②:検索キーワードを含めた口コミを投稿してもらう

口コミを書いてもらう際は、検索キーワードに関連した内容を含めるよう促すことも大切になります。検索キーワードを含んだ口コミは、上位表示に影響を与えるためです。

地名や駅名といった検索キーワードをチラシやポスターに掲載し、口コミ投稿の際に顧客に意識して入れてもらえるように促します。「地名や駅名を入れていただけると他の方にとって、とても参考になります」などと伝えると良いでしょう。

ステップ③:口コミへ返信する

口コミが投稿されたら、できるだけ早く返信することも重要です。顧客の声に対して迅速かつ丁寧に返信することで、信頼性が高まり、良い口コミが増えやすくなります。

また、ネガティブな口コミにも真摯に向き合い、問題を解決する姿勢を示しましょう。公の場で問題を解決することで、そのやり取りを見た他の顧客にも信頼感を与えます。

口コミへの返信は顧客との貴重なコミュニケーション機会ととらえ、良好な関係を築けるよう積極的に活用してみてください。

MEO対策の進め方【分析編】

MEO対策の分析手順を、3つのステップに分けて解説します。

  1. 施策の効果をチェックする
  2. 成果が出ていない原因を分析する
  3. 原因別の対策を実行する

それぞれ詳しく見ていきましょう。

ステップ①:施策の効果をチェックする

まず、Googleビジネスプロフィールの分析ツールやGoogleアナリティクスを活用し、MEO対策の効果を毎月集計します。集計が必要な項目は、以下の通りです。

【Googleビジネスプロフィールから取得する分析項目】

  • 合計検索数
  • 直接検索数
  • 間接検索数
  • 合計表示回数
  • 検索経由の閲覧数
  • マップ経由の閲覧数
  • 合計反応数
  • Webサイトへのアクセス数
  • ルートの照会数
  • 通話数

【実際の検索から取得】

  • 狙った検索KWでの順位

【Googleアナリティクスから取得】

  • Webサイトでのコンバージョン(CV)数

また、数値情報の取得手順は以下のようになっています。

【Googleビジネスプロフィールの取得方法】

  1. Googleビジネスプロフィールにアクセス
  2. 右上にある「ログイン」をクリックして、Googleアカウントにログイン
  3. Googleビジネスプロフィールにある「インサイト」から項目を転写

【実際の検索からの取得方法】

  1. ターゲットユーザーと同じエリアのChromeブラウザでGoogleへアクセス
  2. 右上のボタンから「新しいシークレットウィンドウ」をクリック
  3. 「地域名 色付けしたキーワード」で検索して表示順位を確認しメモ
  4. 1〜3位に自社が表示されていない場合は、「その他のビジネス」をクリックしてマップ画面に移り、表示順位をメモ

【Googleアナリティクスからの取得方法】

  1. イベントの設定
    Google Analytics 4(GA4)にアクセスし、対象のプロパティを選択
    ・メニューから「イベント」を選択し、新しいイベントを作成
    ・イベント名と詳細を入力
  2. コンバージョンイベントの設定
    ・イベントを作成したら、「イベントのコンバージョン設定」に移動
    ・「このイベントをコンバージョンとしてマークする」オプションを選択
    ・コンバージョンが完了したときの条件を設定
  3. コンバージョン数の確認
    ・メニューから「レポート」を選択し、イベントレポートに移動
    ・「コンバージョン イベント」セクションで、設定したコンバージョンイベントのデータを確認
    ・レポート内でコンバージョン数や関連データを分析、Webサイトのコンバージョン状況を確認

以上の方法で、取り組んだMEO対策が上位表示や売上にどのように貢献しているかをチェックしていきます。

ステップ②:成果が出ていない原因を分析する

次に、集計した数値から成果が出ていない原因を分析します。ここで注意したいのが、成果が出ていないからといってすぐに諦めてしまわないことです。

MEO対策は成果が出るまで時間がかかるうえ、いきなり100%成功する方法はありません。PDCAサイクルを繰り返すなかで、徐々に最適解へ近づくイメージです。将来的に大きな成果を上げるためにも、初期から中期は根気強く分析と改善策の実行を進めていきましょう。

ステップ③:原因別の対策を実行する

最後に、原因別の対策を検討・実行します。ここでは、具体的な例を3つ紹介します。

  1. 合計表示回数が増えない場合
  2. 反応率が増えない場合
  3. CV率が増えない場合

自社に当てはまる例はないか、1つずつチェックしていきましょう。

合計表示回数が増えない場合

合計表示回数が増えていない場合は、以下の2つの原因が考えられます。

  1. 狙ったKWで上位表示が取れていない
  2. 狙ったKWで上位表示が取れたが他、のKWを狙えていない

原因1の場合は、週1回の投稿で説明文に狙ったキーワードを入れるようにしましょう。それでも効果が出ない場合は、投稿の頻度を増やすことで検索エンジンへの露出を増やします。口コミにも狙ったキーワードを含めてもらうように促すことで、キーワードの関連性を高めることも大切です。

また、原因2の場合は、別のキーワードを投稿に含めて上位表示を狙いましょう。ただし、既に上位表示を取れたキーワードは、除外しないよう注意しましょう。

反応率が増えない場合

反応率が増えない場合は、自社の魅力がユーザーに伝わっていない可能性があります。対処法としては、週に1回以上の質の高い口コミを獲得することが重要です。口コミはユーザーにとっての評価と信頼性を高めるうえで非常に重要であり、反応率に直結します。

口コミのチェックと返信を定期的に行い、顧客とのコミュニケーションを強化していきましょう。

コンバージョン(CV)率が増えない場合

CV率が増えない場合は、遷移先のWebサイトで魅力が伝わっていない可能性があります。対処法として大切なのは、ユーザーが求める情報を見つけやすいサイト構成にすることです。

  • ナビゲーションの設置
  • お問い合わせフォームへの導線づくり
  • 無料チャットといったポップアップ表示の導入 など

なお、弊社ではWebサイト制作運用をサポートしています。遷移先の自社サイトからCV数を増やしたい方は、お気軽にご相談ください。

まとめ:MEO対策はWebマーケティングの1つ

MEO対策はWebマーケティングの1つであり、特に地域ビジネスにおいて効果的な集客と信頼性向上を実現する重要な施策になります。ただし、基本情報の入力や計測用パラメータの設定など、必要な手続きが非常に多く煩雑です。

弊社では、MEO対策やGoogleビジネスプロフィールの運用のサポートをしています。Googleビジネスプロフィールの内製化を検討されている方は弊社の資料をご確認のうえ、お気軽にご相談ください。

book この記事の監修者

澤田将司

株式会社ベイス 代表取締役社長

マレーシア、クアラルンプールで起業。
オンラインゲームプラットフォームや3大通信キャリアの公式コンテンツプロバイダーなどの事業を経て、2015年に実家の家業を引き継ぐ形で帰国。
現在は三重県四日市市で受託型のウェブマーケティング会社、株式会社ベイスを経営。

得意分野はコンバージョン率(お問い合わせ率)の高い企業のホームページ運用。
豊富な経験で培った徹底したデータ駆動のマーケティング戦略で、これまでに数多くの企業のウェブ戦略立案から実行までを手がける。

LINE社認定のパートナーでもあり、これまで運用した企業アカウント数は500を超える。

代表挨拶ページはこちら

 

澤田将司|ベイス代表取締役 澤田|ベイス社長@行きたくなるオフィス研究中 中小企業マーケティングラボ

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