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【一覧表】Facebook広告の画像サイズ|入稿時の注意点や事例も解説

2024.11.04

【一覧表】Facebook広告の画像サイズ|入稿時の注意点や事例も解説

Facebook広告のフォーマットとは、広告のレイアウトや形式のことを指します。
フォーマットによって入稿できる画像サイズや枚数が異なり、配置にもそれぞれ特徴があります。
最適なフォーマットや画像サイズを使用できればユーザーの反応率を高め、成約数増加も目指せるでしょう。

この記事では、Facebook広告で推奨されている画像サイズをフォーマットごとに解説します。
入稿時の注意点やフォーマットを使い分けた事例もあわせて紹介するため、ぜひ参考にしてください。

Facebook広告で利用できるフォーマットの種類

Facebook広告で用意されている全13種類のフォーマットの中で、よく利用されているものは以下の4つです。

  1. 画像広告
  2. 動画広告
  3. カルーセル広告
  4. コレクション広告

画像広告は画像やテキストの設定で利用できる、最もメジャーなフォーマットです。
動画広告では、この画像部分に1秒~240分の動画を使用します。

カルーセル広告・コレクション広告は、複数の画像や動画を設定でき、伝えたいことや紹介したい商品が2つ以上ある場合に向いています。
フォーマットごとにユーザーへ与える効果が違うため、広告の配信目的に合わせた選択が必要です。
フォーマット別の静止画・動画の対応可否は、下表の通りです。

静止画

動画

画像広告

×

動画広告

×

カルーセル広告

コレクション広告

「そもそもどのような画像が適しているかわからない」「アカウント導入からサポートしてほしい」といった場合は、ウェブ広告運用コンサルがおすすめです。
弊社ではプロによるデータに基づいたサポートを展開しているため、ぜひお気軽にお問い合わせください。

なお、Facebook広告を出稿する際は、Instagramとの連携が欠かせません。
下記の記事で具体的な方法を解説しているため、あわせてチェックしましょう。

【関連記事】Facebook広告とInstagram広告の連携方法!有効なシーンも

【フォーマット別】Facebook広告で準備する画像サイズ一覧

Facebook広告で準備する画像サイズを、前項で紹介した4つのフォーマット別に解説します。

  1. 画像広告
  2. 動画広告
  3. カルーセル広告
  4. コレクション広告

それぞれの特徴もあわせてみていきましょう。

画像広告

画像広告では、以下の画像サイズが推奨されています。

配置場所

推奨ピクセル(アスペクト比)

1080×1080
(1:1)

1200×628
(1.91:1)

1080×1920
(9:16)

フィード

ストーリーズ※1

Facebook リール広告

Facebook インストリーム動画※2

Facebook Marketplace

Facebook 右側広告枠

検索結果※3

※1 ダイナミック広告は1.91:1の画像のみ使用可能
※2 クーポン広告とストック写真付き広告は1.91:1の画像のみ使用可能
※3 リンクを含む場合は1:1の画像のみ使用可能

画像広告は、画像内の訴求を視覚的に一瞬で伝えられるため、シンプルな内容をすばやく・わかりやすく訴求したいときに便利です。
表で挙げた3サイズで画像を作成しておけば、複数の配置場所に対応できます。

動画広告

動画広告では、以下の画像サイズが推奨されています。

配置場所

推奨ピクセル(アスペクト比)

1080×1080
(1:1)

1080×1350
(4:5)

1920×1080
(16:9)

1080×1920
(9:16)

フィード※

ストーリーズ

リール

Facebook インストリーム動画

Facebook 動画フィード

検索結果

※デスクトップ版のニュースフィードは1:1で表示される。

動画広告は画像よりも多くの情報を伝えられるため、画像では伝わりにくい内容や実際に商品を使ったプロモーションなどにおすすめです。
動画の長さは配置場所により変わりますが、モバイルでは尺が短い方がエンゲージメントが高まるとされています。

カルーセル広告

カルーセル広告では、以下の画像サイズが推奨されています。

配置場所

推奨ピクセル(アスペクト比)

1080×1080
(1:1)

フィード

ストーリーズ

Facebook リール

Facebook Marketplace

Facebook 右側広告枠

検索結果

カルーセル広告は、2~10枚の画像・動画を横スワイプで表示でき、それぞれに別々のリンク設置が可能です。
掲載できる情報量が多いため、表示された内容がニーズに合わない場合は遷移先での利用時間が短くなる傾向があります。
逆に、ニーズに合えば興味関心を引きやすく、ユーザーからの反応も得られやすい点はメリットです。

また、カルーセル広告では画像・動画の両方を利用できますが、動画の利用は慎重に考えましょう。
動画はユーザーに利得がある内容を最初に入れない限りは一番伝えたい情報が伝わらず、かえってクリック率が低くなる可能性があるためです。
特にシンプルな訴求では、見るだけで瞬時に情報を得やすい静止画のほうがクリック率が高くなるケースもあるでしょう。
このように、訴求したい内容によって静止画と動画を使い分けることが大切です。

なお、弊社では、Facebook広告をはじめ専門知識をもったスタッフがお客様に最適な広告を提案・サポートするウェブ広告運用コンサルを展開しています。
「出稿してみたい」「運用に行き詰っている」という方は、ぜひ一度ご相談ください。

コレクション広告

コレクション広告では、以下の画像サイズが推奨されています。

配置場所

推奨ピクセル(アスペクト比)

1080×1080
(1:1)

フィード

動画フィード

コレクション広告では、メイン画像の下に小さくサブ画像が並んだ配置が特徴です。
画像・動画をタップしてもらうことでFacebook上のランディングページへ遷移し、商品の魅力を自然な流れで伝えられます。

Facebook広告の画像入稿時にチェックしたいポイント

Facebook広告の画像入稿時には、プレビュー画面で4つのポイントをチェックしましょう。

  1. 画像内のテキスト量は適切か
  2. 画像が見切れている箇所はないか
  3. 見出しやURLが合っているか
  4. Facebook広告のポリシーに違反していないか

画像内に入れるテキストが多すぎると低品質であると認識される場合があります。
また、画像のすみは見切れてしまう可能性があるため、必要な要素が表示されているか確認してください。
画像作成時に以下の注意点を考慮すると、必要な要素の見切れを防ぎやすくなります。

  • 既定のアスペクト比・推奨サイズを守る
  • テキストや人物・商品が端に寄らないよう調整する

入稿時には見出しや遷移先URLも必要ですが、クリック率や成約数にも悪影響しないよう正確に入力することも大切です。

なお、Facebook広告にはポリシーが設けられており、違反している広告は審査が下りず配信できないケースも考えられます。
画像だけでなくテキストや遷移先ページも審査の対象となるため、ポリシーをひと通り確認してから入稿しましょう。

画像サイズ以外も!Facebook広告の要件

Facebook広告では、画像サイズ以外に2つの要件を満たす必要があります。

  1. ファイル
  2. テキスト

それぞれ内容をみていきましょう。

要件①:ファイル

Facebook広告でアップロードする画像・動画ファイルは、以下の要件に気をつけて用意しましょう。

▼画像ファイル

ファイル形式

JPEGかPNGを推奨

ファイル容量

30MB以下

▼動画ファイル

ファイル形式

MP4かMOVを推奨

ファイル容量

10GB以下

動画の長さ

240分以下

その他設定

圧縮方式H.264、フレームレート30 fps以下、サンプルレート44.1 kHzのステレオ音声など

ファイル容量は画像・動画それぞれ30MB以下・10GB以下が推奨されていますが、容量が大きい場合、アップロードの際に時間がかかってしまいかねません。
逆に小さすぎる場合は画像が荒っぽく表示されてしまうため、適度な調整が必要です。

ファイル要件を満たしても画像や動画のアップロードでエラーが出てしまうときは、ブラウザーが最新バージョンになっているか、ネットワーク接続が安定しているかも確認しましょう。

要件②:テキスト

Facebook広告では、画像・動画以外に3つのテキストと行動を促すボタンを設置します。
それぞれの最大文字数(半角)は、下表の通りです。

画像広告・動画広告

カルーセル広告

コレクション広告

メインテキスト

125文字

125文字

125文字

見出し

27文字

32文字

40文字

説明文

27文字

18文字

メインテキストはなるべく短くまとめ、伝えたい訴求は文の前半に入れましょう。
テキストが長い場合、途中から「…」と表示されます。

また、行動を促すボタンであるCTAは、用意されているテキストから選びます。
「お問い合わせ」「予約する」などの18個の文言のほか「ボタンなし」も選択可能です。

プレビュー画面ではテキストを入れた状態の見た目を表示できるため、入稿前にチェックしましょう。

Facebook広告の画像をフォーマット別に使い分けた事例

新潟県のとある住宅会社では、「完成見学会への来場を促すため」に画像を使用した広告を複数のフォーマットに分けて出稿しました。
出し分けの際に利用したフォーマットや画像は、下表の通りです。

フォーマット

配置場所

画像

カルーセル広告

フィード

物件の見どころを紹介する画像

画像広告

フィード

インパクトを重視した画像

2つのフォーマットを使った広告の最適化には、「Meta Advantage+」という自動化ツールを使っています。
「Meta Advantage+」は、機械学習をもとに興味関心が高い層を抽出する、効果が出やすい広告を適用するなど、広告運用に必要な作業を自動化してくれる機能が備わっている大変便利なツールです。
広告運用にかかる時間・手間を軽減しながら、広告アカウントの成果を最大化できるというメリットがあります。

この事例では、フォーマットを使い分け「Meta Advantage+」で自動的に最適化を図ることで、ユーザーへ効果的かつ効率的にアプローチできたといえるでしょう。

紹介したフォーマット以外にも、弊社では動画広告を利用する場合もあります。
用いる動画の長さは15秒ほどが多く、その理由は下記のとおりです。

  • 視聴完了率が高いため
  • LPへの遷移率が高いため

動画のデザインはJR山手線のドア上広告のように、動きや文字で分かりやすく訴求できる構成がおすすめです。

なお、弊社では動画素材の作成も承っております。
効果的な動画広告を出稿したいものの、自社では動画素材の準備が難しい方は、ぜひ一度お問い合わせください。

まとめ:Facebook広告の入稿時は画像サイズにも注意しよう

Facebook広告は複数の画像サイズに対応していますが、フォーマットごとに推奨されているサイズを選ぶことが大切です。
また、フォーマットによって見え方やユーザーに与える効果が違うため、自社のビジネスや訴求内容に合わせて最適なフォーマットを利用しましょう。

なお、弊社ではFacebook広告をはじめ、さまざまな媒体のウェブ広告運用コンサルを展開しています。
広告運用の知見があるプロが専門的な視点からサポートするため、これからウェブ広告運用で成果を挙げたい方や現在ウェブ広告運用でお困りの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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book この記事の監修者

澤田将司

株式会社ベイス 代表取締役社長

マレーシア、クアラルンプールで起業。
オンラインゲームプラットフォームや3大通信キャリアの公式コンテンツプロバイダーなどの事業を経て、2015年に実家の家業を引き継ぐ形で帰国。
現在は三重県四日市市で受託型のウェブマーケティング会社、株式会社ベイスを経営。

得意分野はコンバージョン率(お問い合わせ率)の高い企業のホームページ運用。
豊富な経験で培った徹底したデータ駆動のマーケティング戦略で、これまでに数多くの企業のウェブ戦略立案から実行までを手がける。

LINE社認定のパートナーでもあり、これまで運用した企業アカウント数は500を超える。

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澤田将司|ベイス代表取締役 澤田|ベイス社長@行きたくなるオフィス研究中 中小企業マーケティングラボ

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