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メインビジュアルは訪問者が最初に目にする場所であり、ホームページの顔ともいえるところです。第一印象に大きく影響する部分であり、タイプによっても与える印象は変わってきます。
この記事では、ホームページのメインビジュアルとは何か、役割や種類のほか、ファーストビューとの違いを解説します。制作時に押さえたいポイントや注意点はもちろん、制作事例もあわせて紹介するので、ぜひ参考にしてください。
目次
メインビジュアルはキービジュアルとも呼ばれ、ホームページの顔ともいえる存在です。ここではメインビジュアルの基礎知識として、以下の3つを解説します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
メインビジュアルの役割は、大きく分けると下表の3つです。
役割 |
ホームページの種類 |
企業理念やブランドイメージを伝える |
コーポレートサイトやブランドサイト |
商品やサービス内容の紹介 |
サービスサイトや商品紹介ページ |
キャンペーンや新商品のプロモーション |
ポータルサイトやECサイト |
例えば、自動車部品を販売するBtoB業者の場合、一般消費者向けの車販売やカー商品店ではない点を一目で分かるようにする必要があります。そのため、自動車の部品を紹介する画像を挿入したり、取引先が企業である旨が分かる文言を記載したりすることが大切です。
メインビジュアルの効果をきちんと活かすためにも、ホームページの目的やターゲットを洗い出したうえで制作を進めましょう。
ホームページで使用されるメインビジュアルの種類は、下表の通りです。
種類 |
特徴 |
ヒーローイメージ |
自社のサービスや商品の写真を画面いっぱいに表示し、視覚的なインパクトを与える |
イラストレーション |
独創的な世界観を演出できるため、キャンペーンやイベントのプロモーションとの親和性が高い |
ベクターグラフィック |
シンプルなデザインに適し、高解像度のディスプレイでもクオリティを維持できる |
グラフィックパターン |
幾何学的なデザインやシンボルマークを活かして独創的な印象を与えるため、ブランドアイデンティティの訴求に効果が高い |
インフォグラフィック |
アイコンやチャート、グラフといった視覚的な要素で情報を構成し、ユーザー理解を促進する |
3Dグラフィック |
奥行きやリアリティを与え、見ている人に没入感とブランドの先進性をアピールする |
ヒーロームービー |
自動再生することによって、臨場感を演出する |
ループアニメーション |
イラストレーションの一部分を動かすことで、雰囲気や躍動感を演出する |
シネマグラフ |
一部分のみを動かすアニメーションで不思議な感覚を生み出し、非日常感を演出する |
エフェクトとフィルター |
マウスアクションとアニメーションの連動で、ユーザーの注意力を引く |
自社でアピールしたい要素にマッチし、ユーザーが初見で離脱しないようなメインビジュアルを選択しましょう。
メインビジュアルはアイキャッチとも呼ばれ、ファーストビューと混同されるケースも少なくありません。しかし、メインビジュアルはあくまでユーザーの目を引く、大きな写真やイラストなどの視覚的なコンテンツを指します。
一方、ファーストビューは、ホームページに訪れたユーザーがスクロールせずに表示される部分です。
▼弊社公式サイトのファーストビュー
つまり、メインビジュアルはファーストビューの一部分といえます。ただし、アクセス時に表示される範囲の全体にメインビジュアルがある場合は、「ファーストビュー≒メインビジュアル」となります。
メインビジュアル制作のポイントは、以下の3つです。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
メインビジュアル制作において最も重要なのは、会社が誰にどのような価値を提供したいのかを明確に伝えることです。例えば、「〇〇で困る人を1人でもなくしたい」「〇〇を目指す人を〇〇で支援したい」といった具体的な目標を示します。
逆に、以下のような具体性を欠いた表現ではふわっとした印象しか与えず、ユーザーの心に響きません。
販売数や予約数の増加など、ホームページの目的を達成するためにも、メインビジュアルでは「誰にどうなってもらいたいのか」を明確に示すことが大切です。
メインビジュアルは以下の要素を中心に、ホームページ全体のデザインと一貫性を持たせましょう。
一般的にホームページは複数のページから成り立っており、訪問者がメインビジュアルを見てから他のページに移動します。その際、デザインに統一感がないと、ユーザーは「違うサイトを開いてしまったかな?」と不安になり、離脱しかねません。
ユーザーがホームページ内を快適に回遊できるよう、メインビジュアルを制作する際は下層ページとデザインのテイストを合わせましょう。
メインビジュアル制作時は、閲覧しやすいサイズに調整することも重要です。そもそも、ホームページは以下のように多様なデバイスで閲覧されます。
そのため、デバイスの画面サイズに依存しない「レスポンシブデザイン」に対応することが必要です。画像のサイズや表示順序が自動的に調整されることで、ユーザーがどのデバイスでアクセスしても違和感なく閲覧できます。
また、ページの読み込み時間を最適化することも大切です。軽量な画像フォーマットや圧縮技術を使うことで、訪問者はより快適にホームページを閲覧できます。
なお、機能性の高いホームページを構築するためには、専門的なノウハウが必須です。弊社では、多様な業種のウェブサイト制作実績があります。ホームページの成果を上げたい方は、ホームページ制作や運用サポートのページをぜひ一度ご覧ください。
弊社との初回面談時に必要な準備も下記の記事で解説しているので、初めてお問い合わせされる方はあわせてチェックしましょう。
【関連記事】【企業様向け】弊社との初回面談時の事前準備ガイド|全体の流れや必要な情報を解説
メインビジュアル制作時の注意点は、下表の通りです。
注意点 |
理由 |
情報を詰め込みすぎない |
アピールしたい内容を一気に盛り込むと、ユーザーが情報を処理できず、伝えたいメッセージがぼやけるため |
スライド形式の使用は控える |
2枚目以降のスライドが見られなかったり、表示速度の低下を招いたりするため |
安易にフル画面メインビジュアルは使用しない |
ターゲットや目的に合わないケースがあるため |
英語のみのキャッチコピーを載せない |
日本をメインターゲットにしている場合は、英語が苦手な人もいるため |
メインビジュアル制作を失敗しないためには、プロに依頼するのも1つの方法です。依頼先を検討する際のポイントについて知りたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてください。
【関連記事】ホームページ制作会社の選び方ガイド!事前に準備すべきものや事例も解説
最後に、弊社が支援したホームページ制作事例の中から、メインビジュアルが特徴的なケースを3つ紹介します。
それぞれを見ると、メインビジュアルの重要性が良く理解できるでしょう。
こちらは、輪音creation厨様のホームページです。
ホームページの種類 |
ポータルサイト |
メインビジュアルの種類 |
ヒーローイメージ |
リニューアルの目的 |
採用活動とブランディングの強化 |
▼輪音creation厨様のファーストビュー
従来のサイトでは雰囲気が暗く、若い世代が応募できないのではという課題がありました。そのため、白を基調とし、お店の特徴である上品さと活気を共存させるデザインにリニューアルしました。
ホームページを開いて最初に目に入る大きな「わっ!」というキャッチコピーで、感動を表現しているのが印象的です。
ホームページURL:http://wawon-creations.com/
こちらは、株式会社グリーンテックジャパン様のホームページです。
ホームページの種類 |
サービスサイト |
メインビジュアルの種類 |
ヒーロームービー |
制作の目的 |
最新型ドライアイス洗浄機のプロモーション |
▼株式会社グリーンテックジャパン様のファーストビュー
黒をベースに、イメージ動画でユーザーの目を引くように工夫されています。技術力の高さがリアルに感じられるような、洗練されたサイトに仕上がりました。
ホームページURL:https://dryicepower-seibi.com/
こちらは、浜焼きバーベキュー仁之助様のホームページです。
ホームページの種類 |
サービスサイト |
メインビジュアルの種類 |
ヒーローイメージ |
制作の目的 |
手軽に楽しめるバーベキュー場の紹介 |
▼浜焼きバーベキュー仁之助様のファーストビュー
晴れ渡る港の近くで開催されるバーベキューの楽しそうな雰囲気を写真で伝え、新鮮な海鮮を手ぶらで堪能できるコピーはイラストの文字で表示されています。写真とイラストを融合させたポップな仕上がりで、バーベキューの楽しい雰囲気を全面にアピールしたメインビジュアルといえます。
ホームページURL:https://jinnosuke.jp/
メインビジュアルはホームページの第一印象を左右し、サイト全体や企業ブランドのイメージにも影響を与える存在です。ユーザーに正しく伝わるメインビジュアルを制作し、ホームページの魅力を最大限に引き出しましょう。
なお、弊社ではホームページ制作のプロが、お客様のニーズに合わせたメインビジュアルをご提案いたします。既存のホームページに課題をお持ちの方、新規制作やリニューアルを検討されている方は、弊社のウェブサイト制作実績をご覧のうえ、ぜひお気軽にご相談ください。
自社ホームページから本気で集客したい企業様に手順を1から解説します。
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