Webサイト運用

【例文付き】ホームページのスタッフ紹介|掲載メリットや作成のコツも解説

2024.06.12

【例文付き】ホームページのスタッフ紹介|掲載メリットや作成のコツも解説

ホームページのスタッフ紹介は、ユーザーの心理的安全を確保し、自社の商品やサービスを選んでもらうのに有効な手段です。しかし、「ユーザーの信頼を得るためには、どのような文章を載せれば良いのか」と悩みを抱える方もいるでしょう。

この記事では、ホームページにスタッフ紹介を載せるメリットや作成のコツを解説します。掲載内容を例文付きで紹介するため、ホームページからのお問い合わせ率を向上させたい方はぜひ参考にしてください。

ホームページにスタッフ紹介を載せる3つのメリット

ホームページにスタッフ紹介を載せるメリットは、以下の3つです。

  1. 社内の雰囲気を伝えられる
  2. スタッフに対する親近感がわく
  3. ホームページの目的を達成しやすくなる

詳しく見ていきましょう。

メリット①:社内の雰囲気を伝えられる

ホームページにスタッフ紹介を載せると、社内がどのような雰囲気なのかイメージを伝えられます。そもそも、ビジネスの本質は「人が商品をつくり・人が届け・人が購入する」です。

商品やサービスで競合企業との差別化が難しい現代において、「人」が最大の判断ポイントとなります。

一度も訪れたことのないお店へ足を運ぶのは、勇気が必要です。スタッフ紹介で雰囲気の良さを感じ取れた場合、前向きな気持ちになれるため、来店に踏み切れます。

したがって、購入検討時に「誰が作った商品で実際に誰が届けてくれるのか」が分かると、ユーザーの心理的安全が確保されます。読者となるユーザーは企業に対してより深い理解を持てるため、信頼感も高まるでしょう。

メリット②:スタッフに対する親近感がわく

自社スタッフに対する親近感がわくことも、ホームページにスタッフ紹介を載せるメリットです。共通点や接触回数が多いほど、ユーザーの警戒心を解きやすくなります。

デザインや機能性が似た商品が並んでいた場合、どちらにするべきか悩む方もいるでしょう。その際、紹介文からスタッフの熱意が伝われば、自社商品を手にとってもらうきっかけにつながります。

また、ホームページ上にスタッフの顔写真が掲載されていると、会ったときに「ホームページで見た人だ」と認知してもらいやすくなります。複数回接触を繰り返すことで興味を持つようになる「ザイオンス効果」により、自然に親近感を抱いてもらいやすくなるのも利点です。

メリット③:ホームページの目的を達成しやすくなる

社内の雰囲気やスタッフへの親近感によって心理的安全が確保されることにより、ホームページの目的を達成しやすくなります。サービスサイトであれば購入率の向上、採用サイトの場合は求人応募数の増加などが見込めます。

例えば、採用サイトを見るユーザーが知りたいのは、「自分に合っている企業なのか」という点です。そこで、一緒に働くスタッフの人柄や業務のやりがいなどがホームページで分かると、信頼感や安心感を得て求人応募につながりやすくなります。

ホームページ全体を通じて知ってもらうのは、「誰にどうなってもらうための会社か」という点です。スタッフ紹介ページでは、そのニーズを満たすために「どのような最強メンバーで支援するか」をアピールできると、ユーザーのアクションを促しやすくなるでしょう。

なお、弊社はこれまでにさまざまな業種のウェブサイト運用を支援しています。自社ホームページを運営する目的を明確にし、利益アップにつなげたい方は、ウェブサイト運用虎の巻をご覧ください。

また、ホームページは種類によって目的や役割は異なります。ホームページの種類について詳しく知りたい方は、こちらの記事もチェックしましょう。

【関連記事】【日本では同じ?】ホームページとWebサイトの違い|種類や使い分け方も

【例文付き】ホームページに載せるスタッフ紹介の内容

ホームページに載せるスタッフ紹介の内容を、以下の3つに分けて例文付きで解説します。

  1. 基本情報
  2. 親近感を高めるコンテンツ
  3. 求職者向けのコンテンツ

どのような内容を載せるべきかお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

掲載内容①:基本情報

まずは、どのような人物がいるかが分かるように、企業の顔となるスタッフの基本情報を載せます。基本情報に載せる内容は、以下の通りです。

  • 顔写真
  • プロフィール(名前・年齢・経歴)
  • 業務について(担当・得意分野・業務のやりがい)
  • 自社の魅力(働いてみて感じたこと、他社との違い)
  • 今後の課題・目標

顔写真が載っているとユーザーに安心感を与えられるため、スタッフの同意を得られた場合は掲載をおすすめします。また、写真は親しみやすさにつながる明るい表情や笑顔のものを選ぶと良いでしょう。

【例文】

山田太郎(やまだたろう)/ 38歳/営業


山田太郎さんは20△△年入社で、弊社のトップ営業マンとして10年以上活躍しています。いつも笑顔で丁寧に接してくれる親しみやすさが魅力で、実際に「顔を見るだけでホッとする」とお客様から言われることもあるそうですよ!


個々の悩みにあった商品を提案し、購入していただいたときに「一緒に選んでくれてありがとう」と喜んでもらえるたび、やりがいを感じると話してくれました。


売るだけではなくフォローアップも実施し、顧客満足度向上を目指すのが山田さんの今後の目標です!

やりがいや目標など、スタッフの価値観や仕事に対する熱意を紹介すると、共感や信頼獲得につながります。

掲載内容②:親近感を高めるコンテンツ

仕事に関する基本的な情報だけでなく、個性がわかる内容を盛り込むとコンテンツを通じて親近感を得られます。親近感を高める内容は、以下の通りです。

  • 出身地・出身校
  • 趣味・マイブーム
  • 好きな/嫌いな食べ物
  • 休日の過ごし方

ただし、プライベートな内容はスタッフのプライバシーに深く関わる部分でもあるため、開示して良い情報の範囲をきちんと確認することが重要です。

【例文】

鈴木花子さんは休日にカフェ巡りをすることが多く、気になるお店があれば県外まで足を運ぶそうですよ。

「おすすめのお店があったら教えてください」など、親しみやすい言葉を添えるのもおすすめです。

掲載内容③:求職者向けのコンテンツ

求職者向けのコンテンツでは、業務に関する具体的なエピソードを入れると共感が生まれます。求職者向けの内容は、下記の通りです。

  • 入社までの経歴
  • 業務の中で辛いこと
  • 入社して良かったと思えること

ここでは、デザイナーの求職者向けコンテンツの例文を紹介するので、参考にしてみてください。

【例文】

佐藤五郎さんは、以前デザインに悩んだ際、社内メンバーが一緒に考えてくれたことがあるそうです。困ったときはお互いにサポートし合える関係性が自社の魅力であり、入社して良かったと感じるポイントだと話してくれました。

ユーザーは職場の雰囲気や人間関係を重視している場合があります。そのため、紹介文を見て「この人と一緒に働きたい」「雰囲気が合いそう」と思えると、応募に踏み切るきっかけとなるでしょう。

ホームページのスタッフ紹介を魅力的にする2つのポイント

ホームページのスタッフ紹介を魅力的にするポイントは、以下の2つです。

  1. 自然体で読みやすい文章を心がける
  2. 動画やSNSを併用する

それぞれ解説します。

ポイント①:自然体で読みやすい文章を心がける

自然体で読みやすい文章を心がけると、スタッフ紹介の魅力が高まります。スタッフ紹介で親しみやすさを感じられると、心理的安全が確保されるためです。

紹介文が見にくい、あるいは知りたい情報が得られないと感じたらユーザーの離脱につながります。ホームページのスタッフ紹介を魅力的にするポイントは、以下の通りです。

  • 紹介文は100~300文字程度で作成する
  • 伝えたい内容を絞り込む
  • ポジティブな印象作りを意識する
  • 紹介ページはスクロール式にする
  • 顔写真のサイズや紹介文のボリュームを統一する

ユーザーが最後まで読み進められるような文章を意識するのが大切です。

なお、弊社ではお問い合わせ率の高いホームページ制作を支援しています。これまでに数多くのホームページ制作実績を構築してきたノウハウをもとに、設定したゴールにたどり着くためのデザインをご提案します。

アクションを起こしやすいホームページから、より多くのお問い合わせ数を獲得したい方は、ホームページ制作からご相談ください。

ポイント②:動画やSNSを併用する

動画やSNSを併用すると、スタッフ紹介文がさらに魅力的になります。言葉では伝わりにくい内容を表現できるのに加えて、インパクトが残りやすくなるためです。

スタッフが実際に働いている姿や業務のやりがいなどを視覚的に訴えられるため、社内の雰囲気をより具体的にイメージできます。動画やSNSの活用により、以下のような紹介も可能です。

  • スタッフ1日密着ドキュメンタリー
  • 日常のスナップショット
  • スタッフインタビュー

信頼性が高まる方法となるため、動画やSNSの利用も検討してみましょう。なお、採用動画の制作方法や効果について詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてチェックしてみてください。

【関連記事】【3ステップ】採用動画の制作方法!効果やトレンド・成功事例も解説

まとめ:例文を参考にホームページのスタッフ紹介を作ろう

ホームページにスタッフ紹介を掲載すると、社内の雰囲気やスタッフの人柄がわかるため、ユーザーの心理的安全が確保されます。企業に対しての理解も深められ、信頼向上につながるのがメリットです。例文や作成のコツを参考に、ホームページのスタッフ紹介を考えてみましょう。

なお、弊社はこれまでに来場予約増や客単価アップなど、多種多様な業種へのウェブサイト運用サポート実績があります。

ウェブサイトからの問い合わせ率を向上させたい方は、ウェブサイト運用サポートページからお気軽にご相談ください。

【関連記事】Webサイト制作前に決めておきたい7項目とは?費用相場もあわせて解説
【関連記事】Webサイトの制作期間を短縮する5つのコツ!遅延する要因や弊社の事例も
【関連記事】ホームページ制作におけるRFPとは?メリットや記載項目・作成手順も解説

book この記事の執筆者

澤田将司

株式会社ベイス 代表取締役社長

マレーシア、クアラルンプールで起業。
オンラインゲームプラットフォームや3大通信キャリアの公式コンテンツプロバイダーなどの事業を経て、2015年に実家の家業を引き継ぐ形で帰国。
現在は三重県四日市市で受託型のウェブマーケティング会社、株式会社ベイスを経営。

得意分野はコンバージョン率(お問い合わせ率)の高い企業のホームページ運用。
豊富な経験で培った徹底したデータ駆動のマーケティング戦略で、これまでに数多くの企業のウェブ戦略立案から実行までを手がける。

LINE社認定のパートナーでもあり、これまで運用した企業アカウント数は500を超える。

 

●SNS

Twitter         Threads        YouTube

さぁ、ご一緒に
はじめましょう。

具体的なご依頼だけでなく、売り方や集客に関することなど現状の課題についても気軽にご相談ください。