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【タイプ別】ランディングページのSEO対策|基本的な施策やLPOも解説

2025.03.07

【タイプ別】ランディングページのSEO対策|基本的な施策やLPOも解説

ランディングページ(LP)とは、コンバージョン(CV)の獲得に特化したWebページのことです。
ランディングページは、ホームページやWeb広告のリンク先に設置するほか、SEO対策によってアクセス数の増加を図ることも可能です。

この記事では、ランディングページにおけるSEO対策について解説します。
弊社はこれまでに数千枚のLP制作実績を誇り、効果的な運用に欠かせないポイントを熟知しています。
ランディングページにおけるSEO対策のメリット・デメリットや基本的な施策もまとめているので、CV率を高めたい方はぜひ参考にしてください。

ランディングページはSEO対策の効果が弱い?

SEO対策は、検索エンジンからの流入を増やす目的で実施するWebマーケティング施策の1つです。
しかし、ランディングページは、以下の理由からSEO対策の効果が弱いとされています。

  • 文字数やページ数が不足している
  • リンク数に限りがある

ランディングページのコンテンツは、ユーザーの行動を促すためにシンプルで短い傾向にあります。
そのため、検索エンジンの評価基準である、コンテンツの質や情報の充実度が不足しがちです。

また、ランディングページはCVの獲得に特化しており、内部・外部リンクが少ない特徴もあります。
検索エンジンが各Webページの関連性を評価しづらい場合、SEO効果は薄くなります。

ただし、ランディングページのタイプによっては、SEO対策による効果を発揮するケースも珍しくありません。
どのようなランディングページであればSEO対策が向いているのか、次項で詳しく解説します。

【タイプ別】ランディングページにおけるSEO対策の向き・不向き

ランディングページにおけるSEO対策について、2つのタイプ別に向き・不向きを解説します。

  1. 1ページ完結型
  2. サイト一体型

それぞれの特徴を踏まえて見ていきましょう。

タイプ①:1ページ完結型

1ページ完結型は、広告用のランディングページに多いタイプです。
以下の理由から、1ページ完結型のランディングページはSEO対策には不向きとされています。

  • 情報量が少ない
  • ユーザーの検索意図を満たせない
  • サイトの運営歴が短い

検索エンジンによる評価を高めるためには、ユーザーニーズを満たすための十分な情報量が必要です。
しかし、1ページ完結型のランディングページはユーザーの目を惹くビジュアルが重視され、文字数が限られてしまいます。

また、1ページ完結型のランディングページは、短期間で結果を出すことが求められます。
ABテストを繰り返しながら新しいランディングページを公開していると、必然的にサイトの運営歴が短くなりがちです。
運営歴が短いサイトは検索エンジンの信頼を得ることが難しく、SEO対策の効果が低くなるのです。

タイプ②:サイト一体型

サイト一体型とは、ホームページの下層に設置されるランディングページのことです。
1ページ完結型と違って、以下の特徴があるサイト一体型のランディングページは、SEO対策に向いています。

  • ユーザーの検索意図に合わせてページを作成できる
  • サイト全体の情報量が増える
  • サイトの運営歴が長くなる

サイト一体型の場合、ユーザーのさまざまな検索意図に合わせたランディングページの制作が可能です。
サイト全体でユーザーの検索意図を考慮したキーワードを対策できると、検索エンジンによる評価が高まり、ランディングページが上位表示されやすくなります。
また、サイト全体の運営歴が長くなり、検索エンジンの評価基準を満たしやすい特徴もあります。

ランディングページとホームページの違いを詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてご確認ください。

【関連記事】【比較表付き】ホームページとランディングページの違いを7つの観点で解説

サイト一体型のランディングページでSEO対策するメリット・デメリット

サイト一体型のランディングページにおけるSEO対策について、以下の2点を解説します。

  1. メリット
  2. デメリット

それぞれ詳しく見ていきましょう。

メリット

サイト一体型のランディングページでSEO対策するメリットは、以下の3点です。

  • ランディングページへの流入を増やせる
  • CV率の向上が見込める
  • ホームページ全体に良い影響を与えられる

SEO対策によって検索エンジンによる評価が高まると、ランディングページが上位表示されるようになります。
ターゲットのキーワードで上位表示できると、関心のあるユーザーがランディングページにアクセスするようになり、CV率の向上が見込めます。

また、サイト一体型のランディングページは、ホームページの一部として機能する点が特徴です。
そのため、ランディングページのSEO対策によって検索エンジンの評価が高まると、ホームページ全体でSEO効果が高まるメリットがあります。

デメリット

サイト一体型のランディングページにおけるSEO対策には、以下のデメリットもあります。

  • SEO対策をしても上位表示されるとは限らない
  • 効果が出るまでに時間がかかる

実際にランディングページのSEO対策をしたからといって、必ずしも上位表示できるとは限りません。
検索エンジンのアルゴリズムは複雑で、競合サイトのドメインパワーが強い場合や対策キーワードによっては、上位表示が難しいケースがあります。

また、SEO対策は効果が出るまでに時間がかかります。
特に、運営歴が短いサイトは成果につながるのに時間がかかるため、費用対効果が低くなりがちな点は覚えておきましょう。

サイト一体型のランディングページの基本的なSEO対策

ランディングページの基本的なSEO対策について、2つの視点でそれぞれ解説します。

  1. 内部施策
  2. 外部施策

なお、コーポレートサイトにおけるSEO対策の成功事例を知りたい方は、こちらの記事もチェックしてみてください。

【関連記事】コーポレートサイトのSEO対策とは?主な方法や成功事例を解説!

SEO対策①:内部施策

ランディングページのSEO対策における基本的な内部施策は、以下の通りです。

SEO対策

具体的な施策例

ページ構成の最適化

  • 内部リンクを適切に配置する
  • 見出しタグを使用し、読みやすい文章構成にする

コンテンツの最適化

  • ターゲットキーワードを適切に含める
  • ユーザーニーズに合ったコンテンツを作成する
  • 定期的にコンテンツを更新する

表示スピードの向上

  • 画像の最適化を図る
  • 不要なプラグインを削除する

モバイルフレンドリー化

  • レスポンシブデザインを採用する
  • スマートフォンでの表示速度を最適化する

内部施策を実施することでランディングページの信頼性やユーザーの満足度が高まり、検索エンジンによる評価が高まります。

SEO対策②:外部施策

ランディングページのSEO対策における主な外部施策は、以下の通りです。

SEO対策

具体的な施策例

被リンクの獲得

  • コンテンツの質を高めて被リンクを獲得する
  • ブログ記事やプレスリリースを活用する

SNSの活用

  • ランディングページへのアクセスを促すコンテンツを投稿する
  • 適切なハッシュタグを使用する
  • ユーザーとのエンゲージメントを高める

被リンクを獲得してドメインパワーを向上させるほか、SNSを活用してブランドの認知度を高めると、ランディングページへの流入数増加が期待できます。

ランディングページはSEOだけではなくLPOも大切

ランディングページの効果を高めるためには、SEO対策だけではなく、LPO(ランディングページ最適化)も大切です。

ランディングページにおけるSEO対策は、主に流入数の増加を目的としています。
一方で、LPOはユーザーの離脱を防いでCVに導くことを目的にしており、ABテストによって、結果がでやすい特徴があります。
代表的なLPO施策は、以下の通りです。

LPO対策

具体的な施策例

ファーストビューの最適化

  • ファーストビューで魅力的なオファーを提示する
  • キービジュアルで何のためのページかを伝える

CTAの最適化

  • ユーザーの関心が高いコーナーにCTAを設置する
  • ユーザーの心を動かすボタンデザインのCTAを設置する

入力フォームの最適化

  • フォームの入力項目は1画面で収まるようにする
  • フォームの入力アシストを活用する

LPOには、アクセス解析やユーザー行動解析など、データに基づいた改善が不可欠です。
Google Search Consoleを使って流入検索キーワードを確認したり、ヒートマップを活用してユーザー行動を分析したりすると、ランディングページの改善点を可視化できます。

▼ヒートマップのサンプル

なお、ランディングページの効果を安定して得られるようにするためには、Web広告運用も効果的です。
弊社ベイスではWeb広告運用に関するノウハウや支援実績も多数あるため、ランディングページの運用を成功させたい方はあわせてご相談ください。

まとめ:サイト一体型ランディングページはSEO対策の効果あり

サイト一体型のランディングページは、SEO対策による効果を発揮しやすい特徴があります。
特に、ランディングページを含めてホームページへの流入数が少ない場合は、SEO対策が不可欠です。
並行してLPO施策も実施し、CV率の向上を図りましょう。

なお、弊社で、幅広い業界・業態向けにLP制作からWeb広告運用まで、一貫したサポートをしています。
効果的なランディングページを新規で制作したい方はもちろん、既存ページの改善を図りたい場合も、ぜひお気軽にご相談ください。

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book この記事の監修者

澤田将司

株式会社ベイス 代表取締役社長

マレーシア、クアラルンプールで起業。
オンラインゲームプラットフォームや3大通信キャリアの公式コンテンツプロバイダーなどの事業を経て、2015年に実家の家業を引き継ぐ形で帰国。
現在は三重県四日市市で受託型のウェブマーケティング会社、株式会社ベイスを経営。

得意分野はコンバージョン率(お問い合わせ率)の高い企業のホームページ運用。
豊富な経験で培った徹底したデータ駆動のマーケティング戦略で、これまでに数多くの企業のウェブ戦略立案から実行までを手がける。

LINE社認定のパートナーでもあり、これまで運用した企業アカウント数は500を超える。

代表挨拶ページはこちら

 

澤田将司|ベイス代表取締役 澤田|ベイス社長@行きたくなるオフィス研究中 中小企業マーケティングラボ

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