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LINE公式アカウントのクーポン配信ガイド!作成方法や成功事例も解説

2024.04.08

LINE公式アカウントのクーポン配信ガイド!作成方法や成功事例も解説

LINE公式アカウントには、ビジネスシーンで活用できるさまざまな機能があります。なかでも、追客や販促ツールとして役立つのが「クーポン」の配信です。

この記事では、LINEでクーポンを配信するメリットについて、作り方やおすすめの配信場所とあわせて解説します。

弊社はこれまでに500社を超えるLINE公式アカウントを運用し、クーポン配信を含めたビジネス活用のノウハウを熟知しています。ユーザーの購買意欲を高めるために、より効果的なアプローチを実現したい方は、ぜひ参考にしてください。

弊社ベイスはLINE運用の専門家です!
・LINE社認定セールスパートナー
・LINE専用マーケティングツール スマケ!の開発・運営
・LINE広告認定代理店
・500社以上のLINE運用のサポート実績
・LINECPDスタンプ・ポイントを取り扱い企業
・LINEGreen Badge取得者在籍多数

 

LINE公式アカウントで配信できるクーポンの種類

LINE公式アカウントの「クーポン」とは、友だち追加したユーザーに対し、商品を購入したりサービスを利用したりする際に使えるデジタルクーポンを配信する機能です。

LINE公式アカウントでは、2種類のクーポンを配信できます。

  1. 通常クーポン(友だち追加クーポン)
  2. 抽選機能付きクーポン

通常クーポンとは、友だち追加したユーザーなら誰でも使用できるクーポンです。一方で、抽選機能付きクーポンは、友だち追加したユーザーのなかでも、抽選で「当たり」がでた人のみが使用できます。抽選で「ハズレ」がでたユーザーはクーポンを使用できません。

LINEで効果的にクーポンを配信するためには、それぞれの特徴にあわせて、活用シーンを選ぶ必要があります。

たとえば、まずは抽選機能付きのクーポンを使って99%の人を当選させてから、通常クーポンを配信するなどです。日頃は配信に興味を持たない友だちも当たる体験をすることで、クーポン使用率の増加を見込めます。

LINE公式アカウントでクーポンを配信する3つのメリット

LINE公式アカウントでクーポンを配信するメリットは、以下の3つです。

  1. 友だち追加の訴求ポイントになる
  2. ブロック防止につながる
  3. 友だちのアクションを促進できる

それぞれ詳しく見ていきましょう。

メリット①:友だち追加の訴求ポイントになる

LINEのクーポン配信は、友だち追加の訴求ポイントになります。クーポンがもらえると分かれば、ユーザーはお得に感じて友だち追加したくなるものです。

実際に、LINE公式アカウントを友だち追加する理由として最も多いのは、「お得なクーポンが流れてくるから」という理由です。

LINEでユーザーにとってお得なクーポンを配信すれば、より効果的に新規ユーザーの獲得を見込めるでしょう。なお、友だち追加のための施策について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

【関連記事】【成功事例付き】LINEマーケティングの施策5選!役立つツールも解説

メリット②:ブロック防止につながる

友だちのブロック防止につながる点も、LINEでクーポンを配信するメリットです。ユーザーにとっては、お得なクーポンや役立つ情報を得られることが、友だちであり続ける十分な理由になります。

ブロック防止策として効果的なのが、当選確率を50%以上に設定して抽選機能付きクーポンを配信することです。

当選確率を1〜5%に設定する企業もいますが、ハズレが3回続くとユーザーのブロック率が大幅に増えてしまうためです。50%以上の当選確率で2回に1回は当たる体験をユーザーに与え、クーポン使用率の増加とともにブロック防止につなげましょう

また、LINEで配信するクーポンは、紙のクーポンと違ってデータ分析が可能なため、施策を繰り返しながら効果的な改善を図れるのが特徴です。

クーポンの開封率や利用状況を確認し、友だちの反応を見ながら配信を続けることで、さらなるブロック防止にもつながります。

メリット③:友だちのアクションを促進できる

公式LINEアカウントでクーポンを配信すると再来店や購入など、友だちのアクションを効果的に促せます。具体的なクーポンの例は、下表の通りです。

実店舗がある場合

EC・小売の場合

  • 友だち追加特典クーポン
  • 誕生月クーポン
  • 限定クーポン
  • 料金割引クーポン など
  • 友だち追加特典クーポン
  • 誕生月クーポン
  • 次回購入時に伝えるクーポン
  • 自社サイトで決済時に使えるクーポン
  • 送料無料クーポン など

実店舗がある場合は、友だち追加クーポンをプレゼントしたり、雨の日などに限定クーポンを配信したりすると、集客が難しい状況を改善できるでしょう。

また、EC・小売の場合は、誕生月クーポンや次回購入時に使えるクーポンを配信することで、前回の購入から期間が空いてしまったユーザーにも効果的なアプローチが可能です。状況にあわせてクーポンをうまく使い分けると、友だちの具体的なアクションにつながります。

LINE公式アカウントのクーポン配信を停止する際の注意点

LINE公式アカウントで配信したクーポンは原則、有効期限を過ぎると自動的に使用できなくなります。しかし、誤送信などを理由に、一度配信したクーポンの停止が必要になるケースも少なくありません。

停止方法は簡単であり、クーポンの一覧画面から「削除」を選択するだけです。ただし、一度配信して開封されたクーポンは、ユーザーのメッセージから削除できないため、注意が必要です。一度配信したクーポンが利用できなくなると、ユーザーからのクレームにもつながりかねません。

例えば、誤送信したものを削除する場合は、新しいクーポンメッセージを送信して説明するなど、ユーザーにネガティブな印象を与えないよう配慮しましょう。

LINE公式アカウントで配信するクーポンの作り方

LINE公式アカウントで配信するクーポンは、以下の手順で作成できます。

  1. 管理画面の「ツール」から「クーポン」を選ぶ
  2. 「クーポン名」を入力する
  3. 「有効期間」を決める
  4. 「写真」でビジュアルを設定する
  5. 「利用ガイド」で条件や注意書きを明記する
  6. 抽選機能付きの場合は「当選確率」と「当選者数の上限」を決める
  7. 「公開設定」を選ぶ
  8. 「使用可能回数」を選ぶ
  9. 「クーポンコード」を選ぶ
  10. 「クーポンタイプ」を選ぶ

ユーザーとのトラブルを防ぐためにも、利用できる日時やお買い上げ金額など、クーポンを使用する条件がある場合は、「利用ガイド」に必ず明記しましょう。

クーポンの使用回数は、「1回のみ」または「上限なし」から選択できます。なお、2回や3回など、具体的な使用回数の指定はできません。必要に応じて詳細設定することで、誰でも簡単にオリジナルのクーポンを作成できます。

LINE公式アカウントのクーポンにおすすめの配信場所

LINE公式アカウントのクーポンにおすすめの配信場所は、下表の通りです。

配信場所

特徴

配信時のコツ

実店舗

  • クーポンをQRコードでシェアできる
  • クーポン利用と同時に友だち追加が案内される
  • 人目につくよう会計時に使えるクーポンのQRコードをレジ付近に掲載する
  • 通常のクーポンよりも特別な内容を用意し、友だち追加につなげる

あいさつメッセージ

友だち追加したユーザーに自動配信される1通目のメッセージ

  • 第一印象が良くなるような魅力的なクーポンを用意し、リピート率を高める

メッセージ

  • 1度のメッセージで吹き出し3つまで配信できる
  • トーク画面には、クーポン名・画像・有効期限が表示される
  • 通常のメッセージとクーポン本体に加えて、内容を説明するメッセージも配信する

リッチメッセージ

テキストメッセージよりも視覚的に分かりやすく情報を伝えられる

  • クーポンの利用を促す画像を使用する
  • クーポンの内容を説明するページのURLを一緒に送る

リッチメニュー

トーク画面の下部に固定表示されるため、クーポンの存在に気づいてもらいやすい

  • 有効期限が近づいているクーポンを大きく表示させる
  • キャンペーン期間中のクーポンを固定表示させる

LINEでクーポンを配信する際は、目的にあわせてどこで配信するかを選ぶ必要があります。例えば、すぐに確認してほしい内容であれば、プッシュ通知で高い開封率が見込めるメッセージがおすすめです。

一方で、期間中に何度でも利用してほしいクーポンであれば、リッチメニューに設置すると良いでしょう。LINEのリッチメニューを活用してユーザーのアクションを促したい方は、こちらの記事も参考にしてください。

【関連記事】【LINE】リッチメニューの作り方ガイド!活用メリットやコツも解説

LINE公式アカウントのクーポン配信が成功した事例

LINE公式アカウントのクーポン配信は、以下をはじめとするさまざまな業界で活用できます。

  • 小売業
  • 宿泊業
  • テーマパーク業界
  • 食品業界

弊社の運用実績から、各業界におけるクーポン配信の成功事例を紹介します。

成功事例①:小売業

友だち限定クーポンを配信し、ブロック率の低減と購入の促進を成功させた事例です。主に、以下の施策を実施しました。

  • リッチメニューに月替わりクーポンを設置
  • クーポンがあることを、友だち追加時に自動で配信される「あいさつメッセージ」で紹介

クーポン配信前には30〜40%だったブロック率が、実施後には18〜20%まで低減しました。また、クーポン配信時には対象商品の購入数も増加し、販促効果も得られた事例となっています。

成功事例②:宿泊業

クーポンの使用率を高めて、宿泊客の再来館や利用頻度の促進を成功させた事例です。

以前は、当選確率を10%、上限を10人に設定して抽選機能付きクーポンを配信していました。今回の施策で当選確率を99%まで上げ、当選者上限を撤廃したところ、利用者数が35倍以上に大幅アップしました。

普段は配信に反応しない友だちにも、「当たった」という体験をさせることで、クーポンの使用率が急増します。なお、ホテル・宿泊施設のLINE運用について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

【関連記事】ホテル・宿泊施設こそLINEを運用すべき?役立つ機能や活用事例も解説

成功事例③:テーマパーク業界

誕生月クーポンを配信し、ユーザーの再来園率を向上させた成功事例です。主に、以下の施策を実施しました。

  • チャットボットで事前に誕生日を聞いておく
  • お誕生月の前月にサプライズプレゼントとしてクーポンを配布

実際に誕生月クーポンの配信を始めたところ、とある遊園地では1年以内の再来園率が6倍に跳ね上がりました。

また、同伴者にもメリットがあるクーポンを作成すれば、大勢での来園にもつながります。テーマパークの閑散期対策としても、非常に効果的だといえるでしょう。

成功事例④:食品業界

鍋つゆメーカーとスーパーがタイアップしてクーポンを配信し、売上アップにつながった成功事例です。

販促イベントとして鍋つゆの特設売場を用意し、スーパーのLINE友だち追加でお鍋の具材を購入するクーポンを全員にプレゼントしました。すると、特設売場に陳列していた鍋つゆが飛ぶように売れ、以前のイベントと比べて売り上げが大幅にアップしました。

スーパーにとってもLINE公式アカウントの友だちが増えて、双方が大きなメリットを得られた事例です。

まとめ:LINE公式アカウントのクーポン配信は追客の鍵

ユーザーが友だち追加のメリットを感じやすいのが、LINE公式アカウントによるクーポン配信です。お得なクーポンを配信できれば、友だちのブロック防止につながるほか、追客の効果も期待できます。

なお、弊社はこれまでの豊富な運用実績を活かし、クーポン配信を含めたLINE運用サポートを展開しています。LINE公式アカウントを活用して追客効果を高めたい方は、ぜひ一度ご相談ください。

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book この記事の監修者

澤田将司

株式会社ベイス 代表取締役社長

マレーシア、クアラルンプールで起業。
オンラインゲームプラットフォームや3大通信キャリアの公式コンテンツプロバイダーなどの事業を経て、2015年に実家の家業を引き継ぐ形で帰国。
現在は三重県四日市市で受託型のウェブマーケティング会社、株式会社ベイスを経営。

得意分野はコンバージョン率(お問い合わせ率)の高い企業のホームページ運用。
豊富な経験で培った徹底したデータ駆動のマーケティング戦略で、これまでに数多くの企業のウェブ戦略立案から実行までを手がける。

LINE社認定のパートナーでもあり、これまで運用した企業アカウント数は500を超える。

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澤田将司|ベイス代表取締役 澤田|ベイス社長@行きたくなるオフィス研究中 中小企業マーケティングラボ

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