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【LINE】診断コンテンツの作り方ガイド!配信するメリットや導入事例も

2024.10.02

【LINE】診断コンテンツの作り方ガイド!配信するメリットや導入事例も

LINE公式アカウントでは、ユーザーの趣味やニーズにあわせてオリジナル診断コンテンツを作成可能で、友だち追加や売上向上など多様なメリットを得られます。
しかし、ユーザーの興味関心を引く診断コンテンツの作り方が分からないと悩む方もいるでしょう。

この記事では、LINEで配信する診断コンテンツの作り方を解説します。
配信するメリットやおすすめツール、導入事例も紹介するので、診断コンテンツをマーケティング施策に活用して成果を得たい方はぜひ参考にしてください。

弊社ベイスはLINE運用の専門家です!
・LINE社認定セールスパートナー
・LINE専用マーケティングツール スマケ!の開発・運営
・LINE広告認定代理店
・500社以上のLINE運用のサポート実績
・LINECPDスタンプ・ポイントを取り扱い企業
・LINEGreen Badge取得者在籍多数


LINE公式アカウントで診断コンテンツを配信するメリット

LINE公式アカウントで診断コンテンツを配信するメリットは、以下の3つです。

  1. 友だち追加のきっかけになる
  2. ユーザー情報を効率的に収集できる
  3. ファン化を促進して売上向上が期待できる

それぞれ見ていきましょう。

メリット①:友だち追加のきっかけになる

診断コンテンツは手軽に診断を楽しめることから、友だち追加のきっかけになります。

本来、ユーザーに友だち追加してもらうには、クーポン獲得といったメリットの提供が必要です。
診断コンテンツでは1人ひとりにあった診断結果を得られるため、自己理解という観点から興味関心を抱くきっかけになります。
例えば不動産の場合、間取り診断として診断コンテンツを活用すると友だち追加を促しやすくなります。

診断コンテンツの配信はクーポン配信が難しい業種でも、友だち追加する動機付けの選択肢として有効活用できるでしょう。

メリット②:ユーザー情報を効率的に収集できる

診断コンテンツはユーザー情報を効率的に収集し、データ分析したいときにも役立ちます。
ユーザーが質問に自ら回答する仕組みとなるため、診断テーマに関する情報収集が可能です。
診断コンテンツから得られるユーザー情報には、以下のものがあります。

  • 性別
  • 年代
  • 興味関心
  • 悩み
  • 価値観
  • ライフスタイル など

回答結果によりユーザーの本心を引き出せるため、ターゲットのニーズにあった情報配信が可能となり、LINE公式アカウントのブロック率減少につながるでしょう。
したがって、ユーザーの属性をデータ化できる診断コンテンツ活用は、LINEマーケティング施策を考案するうえでもメリットになります。

メリット③:ファン化を促進して売上向上が期待できる

診断コンテンツは購買意欲を高めやすいメリットを持っており、ファン化を促進して売上向上が期待できます。
回答結果に応じた提案内容を設定できるため、ユーザーに最適な商品やサービスの訴求が可能です。

例えば、化粧品など肌タイプにあわせた商品を複数取り扱っている場合、どのようなものを選べばよいか分からず購入に至らないケースも少なくありません。
しかし、診断コンテンツを活用すると、肌タイプ診断からユーザーにあった化粧品の提案までつなげられます。

回答から最適な化粧品を提案してくれるため、信頼感や安心感を抱きやすく、ファン化促進を図れるでしょう。
診断コンテンツは手軽に利用できるだけでなく、ユーザーのニーズを満たせることから売上増加が見込めます。

LINE公式アカウントで診断コンテンツを作る際の注意点

LINE公式アカウントで診断コンテンツを作る際の注意点は、以下の通りです。

  • 拡散性が低く、認知拡大につながりにくい
  • 質問数やカスタマイズなど、作成時の制約が多い
  • 相応のノウハウがなければ、ファン化を促進しにくい

診断コンテンツでは拡張機能やツールからテンプレートを活用すると、簡単に診断コンテンツを作成できます。
しかし、ユーザーの信頼を獲得しファン化を促進するためには、ターゲットに適した診断コンテンツを作成するノウハウが必要です。

LINE公式アカウントで診断コンテンツを作成する場合、テキストや画像を変更できないなど制約の多さがネックといえます。
したがって、診断結果から商品やサービスの検討に誘導するには、ユーザーの興味関心を引く工夫が大切です。

なお、弊社のLINE公式アカウント運用支援は、500アカウント以上にものぼります。
友だち増加やブロック率の軽減など、LINE公式アカウント運用を成功させたい方はLINE公式アカウント運用 虎の巻をご覧ください。

【3ステップ】LINEで配信する診断コンテンツの作り方

LINEで配信する診断コンテンツの作り方は、以下の3ステップです。

  1. 目的とテーマを明確化する
  2. シナリオ分岐を検討する
  3. 設定後にテストする

作り方のポイントとあわせて解説するので、参考にしてください。

ステップ①:目的とテーマを明確化する

LINEで配信する診断コンテンツを作る際は、目的とテーマの明確化が重要です。
何を目的として診断コンテンツを作成するのかによって、ターゲティング設定や企画内容を考案する必要があります。
診断コンテンツを実施する主な目的は、以下の通りです。

  • 追客
  • 友だち獲得
  • ユーザー情報の収集
  • 商品やサービスの購入促進
  • 顧客ロイヤリティ向上 など

目的を決めたあとは、ターゲットとなるユーザーの興味関心を引く診断テーマを選定します。
例えば、自社商品の購入促進を目的とする場合は、診断結果に応じたアイテムを提案するのもテーマ候補の1つです。
診断コンテンツにより得られるゴールを明確にできるよう、目的とテーマを検討しましょう。

ステップ②:シナリオ分岐を検討する

目的とテーマを明確にしたあとは、診断コンテンツのシナリオ分岐を検討します。
シナリオ分岐とは、質問と回答を用いて診断結果に導く仕組みのことです。
なお、シナリオ分岐は以下の点を踏まえて考慮する必要があります。

  • 診断結果のパターン数
  • シナリオの階層
  • 診断形式 など

シナリオの階層を増やしすぎてしまうと、診断コンテンツの作成が複雑化するだけでなくユーザーに疲労感を与える可能性があります。
とはいえ、シナリオ階層が少ないと信頼を獲得しにくくなるため、バランスよく設定することが大切です。

なお、チャットボットで使うシナリオの作成ポイントを知りたい方は、こちらの記事をあわせて参考にしてください。

【関連記事】LINEチャットボットで使うシナリオの作り方!作成ポイントや事例も解説

ステップ③:設定後にテストする

シナリオ分岐が作成できたら診断コンテンツを設定し、テストを実施して適切な結果に誘導できているか確認します。

LINE公式アカウントでは、シナリオ分岐ごとに質問とチャットボットを設定する必要があり、ミスを起こす可能性があります。
診断コンテンツを配信する前にチェックする項目は、以下の通りです。

  • 誤字脱字はないか
  • キーワードが重複していないか
  • 誘導したい結果に反映されているか
  • ユーザーに違和感を与えていないか
  • シナリオの階層は適切か など

診断結果から目的を達成できる動線を組めているか、テストしながらチェックしましょう。
なお、診断コンテンツには診断botや診断bot+など、テンプレートを編集するだけで作成・設定できるものもあります。
拡張ツールの種類や機能について知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。

【関連記事】LINE公式アカウントの拡張ツールとは?比較ポイントや成功事例も解説

LINEの診断コンテンツを作るなら「スマケ!」がおすすめ

スマケ!」はLINE公式アカウント専用ツールで、通常機能だけでは実装できないチャットボットを活用して診断コンテンツを作成できます。
「スマケ!」を使って診断コンテンツを作るメリットは、以下の4つです。

  1. 簡単に作れる
  2. ユーザーとのチャットと併用できる
  3. 診断結果をもとに配信の出し分けができる
  4. 診断結果に合わせて、Botが全自動で追客のための配信をしてくれる

LINE公式アカウント単体で診断コンテンツを作成する際、個別チャットを併用すると通知が多く届きます。
さらにチャットでは自動返信ができないため、運用するにあたってリソースの確保が必要です。

「スマケ!」では分岐式に応答できるチャットボットや個別チャットなど、診断コンテンツを作るのにおすすめの機能が充実しています。
効率よく目的にあわせたLINEの診断コンテンツを作成したい方は、お気軽にお問い合わせください。

弊社が支援したLINE診断コンテンツの導入事例

弊社が支援したLINE診断コンテンツの導入事例として、以下の2つを紹介します。

  1. 保険業界
  2. 住宅業界

それぞれ詳しく見ていきましょう。

事例①:保険業界

こちらは、LINE診断コンテンツを活用した保険業界の導入事例です。

目的

  • お問い合わせ数増加
  • 自社サービス購入促進

診断テーマ

保険診断

▼保険診断をテーマにしたLINE診断コンテンツ

①ユーザーの目につくようトーク画面の下部に診断ボタンを設置
②選択式のアンケートに回答
③おすすめの共済が紹介され、それぞれのボタンをタップするとホームページに遷移

保険を検討するにあたって必要となるユーザーの情報を収集しているため、問い合わせ時はスムーズに最適な提案ができるようになっています。

事例②:住宅業界

こちらは、LINE診断コンテンツを活用した住宅業界の導入事例です。

目的

来場時の接客の質向上

診断テーマ

あなたにぴったりのお家診断

▼お家診断をテーマにしたLINE診断コンテンツ

①ユーザーの目につくようトーク画面の下部に診断ボタンを設置
②選択式のアンケートに回答
③おすすめの施工事例が紹介され、それぞれのボタンをタップするとホームページに遷移

結果は、ユーザーごとにスマケ!上に保存されます。
診断後来場される際に好みや重視しているポイントなどを確認することで、お客様に適した提案をしやすくなります。

まとめ:LINE診断コンテンツの配信は多様なメリットがある

LINE診断コンテンツの配信は、友だち追加やユーザー情報の収集など多様なメリットがあります。
診断結果から商品やサービスの検討に誘導するには、ユーザーの興味関心を引く目的とテーマを明確にすることがポイントです。

なお、弊社では診断コンテンツの設定や、ターゲットを的確にゴールへ誘導できるシナリオ設計などをサポートしています。
診断結果から収集した情報をもとにした効果的なアプローチ方法も可能なため、LINE診断コンテンツから売上向上を目指したい方は、「スマケ! 虎の巻」をご覧ください。

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book この記事の監修者

澤田将司

株式会社ベイス 代表取締役社長

マレーシア、クアラルンプールで起業。
オンラインゲームプラットフォームや3大通信キャリアの公式コンテンツプロバイダーなどの事業を経て、2015年に実家の家業を引き継ぐ形で帰国。
現在は三重県四日市市で受託型のウェブマーケティング会社、株式会社ベイスを経営。

得意分野はコンバージョン率(お問い合わせ率)の高い企業のホームページ運用。
豊富な経験で培った徹底したデータ駆動のマーケティング戦略で、これまでに数多くの企業のウェブ戦略立案から実行までを手がける。

LINE社認定のパートナーでもあり、これまで運用した企業アカウント数は500を超える。

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澤田将司|ベイス代表取締役 澤田|ベイス社長@行きたくなるオフィス研究中 中小企業マーケティングラボ

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