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LINEチラシを運用すべき企業とは?費用相場やデザインのコツも解説

2025.02.13

LINEチラシを運用すべき企業とは?費用相場やデザインのコツも解説

LINEチラシは、自社の商圏ユーザーに優先表示されるデジタル版のチラシです。
日頃から使っているLINEで配信することで、自社のチラシがユーザーの目に触れる機会を増やし、結果的に売上の向上へつながります。

この記事では、弊社の代表取締役「澤田 将司(以下:澤田)」とコミュニケーション戦略事業部チームリーダー「中村 汐里(以下:中村)」の対談をもとに、始め方や費用などLINEチラシの運用に必要な基礎知識をまとめて解説します。
導入メリットや運用が向いている・向いていない業種はもちろん、デザインのコツもあわせて紹介するので、ぜひ参考にしてください。

弊社ベイスはLINE運用の専門家です!
・LINE社認定セールスパートナー
・LINE専用マーケティングツール スマケ!の開発・運営
・LINE広告認定代理店
・500社以上のLINE運用のサポート実績
・LINECPDスタンプ・ポイントを取り扱い企業
・LINEGreen Badge取得者在籍多数


LINEチラシとは

まずはLINEチラシの基礎知識として、以下の2つを解説します。

  1. 始め方
  2. 利用条件

それぞれ詳しく見ていきましょう。

始め方

LINEチラシを導入したい場合、何から始めれば良いのでしょうか。

基本的にはまず、「LINEチラシの代理店」に連絡していただきます。
LINEチラシの申請には認証済みのLINE公式アカウントが必要なので、アカウントがない場合は開設から始めることになりますね。

LINE公式アカウントの作り方や料金プランについて知りたい方は、こちらの記事もあわせてチェックしてみてください。

【関連記事】LINE公式アカウントの作り方ガイド!料金プランや成功事例も解説

利用条件

LINEチラシの利用条件としては、どのようなものがありますか。

法人番号の入力が必要なので、法人化している必要があります。
また、出会い系やギャンブル系など一部業種や、実店舗がない場合はLINEチラシを掲載できません。

「LINE公式アカウントを持っている法人で、除外対象の業種ではない会社」が利用できるということですね。

LINEチラシがよく見られる場所

LINEチラシの営業をしていて良く聞かれるのが、「どこから見られるのが多いんですか」という質問です。
実際、どこから見るパターンが多いのでしょうか。

よくあるパターンとしては、「LINEチラシ」という公式アカウントからメッセージ配信が届いて見たというものです。
LINEヤフー株式会社の公式アカウントなので、いつの間にか友だち追加をしていたケースが多いようです。

そこから、近くの店舗で配信しているチラシが届くということなんですね。

他にも、以下のような場所でLINEチラシを知る方もいます。

  • タイムライン
  • LINE広告
  • LINE漫画
  • LINEウォレット

ただ、LINEウォレットからは、よく使っている方以外はあまり見られる機会はないと思います。

つまり、LINEチラシの公式アカウントから受け取るパターンと、LINEのサービスを使っていたらたまたま目に付くパターン、この2つがほとんどということですね。

LINEチラシの運用にかかる費用

LINEチラシの運用にかかる費用として、以下の2つを解説します。

  1. 初期費用とランニングコスト
  2. 業種別の費用相場

それぞれ詳しく見ていきましょう。

初期費用とランニングコスト

LINEチラシは運用費用が安いわりに、価格構成が分かりにくいと感じます。
まず、初期費用はどれくらいかかるのでしょうか。

初期費用は初回1回限りで、下図のような費用がかかります。

もし私が10店舗の寿司屋を経営してたら、企業登録料が5万円に10店舗×1,000円で1万円、合計6万円が初期費用になるということですね。
ランニングコストとしてかかる月額費用は、どうでしょうか。

下図の月額基本料と掲載料の2つを合わせたのが、月額費用になります。

10店舗のお寿司屋さんであれば、10店舗×1,000円で1万円がまず基本料金としてかかってきますね。
加えて、お気に入りユーザーや非お気に入りユーザーにどれくらい見られたかで、掲載料が変わってきます。

店舗をお気に入り登録してくれている人と、してくれていない人とでは、掲載料の単価が違うんですね。

業種別の費用相場

弊社におけるLINEチラシ運用の支援実績として最も多いのは、スーパーです。
実際、1店舗あたりの月額費用はどれくらいかかっていますか。

掲載頻度が高いスーパーは特別プランをご用意していて、1店舗あたり9,000円ほどです。
住宅会社や自動車ディーラーなど週1回以下の掲載であれば、1万9,000円〜が目安料金となっています。

LINEチラシを配信するメリット

LINEチラシのメリットは、主に以下の2つです。

  1. LINE公式アカウントの友だちを増やせる
  2. 紙のチラシを見ない方にも情報を届けられる

それぞれ詳しく見ていきましょう。

メリット①:LINE公式アカウントの友だちを増やせる

LINEチラシでお気に入り店舗登録することでも、LINE公式アカウントの友だちとして追加されるんですか。

そうですね。
チラシで見つけたお店をフォローしていただくと、自動的に公式アカウントの友だちになります。
クーポンやタイムセールのお知らせなど、「今行こう」と思っていただけるような配信ができると、なお良いと思います。

友だち追加数を増やす方法やブロック率の目安について知りたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてください。

【関連記事】LINE友だち追加の秘策は?企業にとっての重要性やブロック率の目安を解説

メリット②:紙のチラシを見ない方にも情報を届けられる

紙のチラシをすぐ捨ててしまう私としては、デジタルでしか届かない層に情報を届けられる点も大きなメリットに感じます。

そうですね。
電子チラシサービスのように、専用アプリを別途ダウンロードする手間も不要です。
LINEを開けば見られるので、外出時に「このお店のチラシ持ってくればよかった」ということもありません。

LINEチラシの向き・不向き

LINEチラシの向き・不向きとして、以下の2つを解説します。

  1. 向いている業種
  2. 向いていない業種

それぞれ詳しく見ていきましょう。

向いている業種

中村さんとしては、どのような業種にLINEチラシをおすすめしたいですか。

やはり弊社でも特別プログラムをご用意しているので、一番はスーパーです。
LINEチラシ経由で友だち追加していただいたあとの配信も、やりやすい業種かなと思います。

チラシの枚数が多いというところでは、ドラッグストアも向いていそうです。

そうですね。
購入頻度が高く、長期間「チラシを受け取りたいな」と思える業種が合っていると思います。

向いていない業種

逆にLINEチラシの運用が向いていないのは、どのような業種でしょうか。

住宅や仏壇など、一生のうちに1回しか使わないようなところは、LINE公式アカウントとの相乗効果が得られにくいと感じます。

購入頻度が低い業種は、LINEチラシよりもLINE広告の方が向いているということですね。

LINE広告の始め方や成功事例について知りたい方は、こちらの記事もあわせてチェックしてみてください。

【関連記事】LINE広告スタートガイド!仕組みや効果から設定方法まで解説

LINEチラシの配信で押さえたいデザインのコツ

LINEチラシと紙のチラシで最大公約数的なデザインができれば、より効率的な運用ができそうです。
LINEチラシのデザイン面で押さえたいコツなどがあれば、ぜひ教えてください。

まずはコンテンツごとに分けてデザインして、新聞折り込みには1枚にまとめたものを出し、LINEチラシでは分割表示させると見やすいと思います。
LINEチラシは小さいスマートフォンで見る形になるので、あまり細かいデザインだと見にくくなりますからね。

いわゆる、タイル型のデザインですね。
タップして見てもらうためにも、タイルの上部にはインパクトのあるタイトルを付けたいところです。

また、LINEチラシの公式アカウントから、1日に複数回「今日もカラーのチラシを配布します」といった配信があります。
そのため、配信で切り取られそうなところにタイトルや一押しの商品を入れておくと良いかと思います。

LINEチラシに関するよくある質問

最後に、LINEチラシに関するよくある質問と回答を2つ紹介します。

  1. 運用は代行会社に依頼すべき?
  2. LINEチラシは今後も役立ちそう?

それぞれ詳しく見ていきましょう。

質問①:運用は代行会社へ依頼すべき?

LINEチラシを運用するなかで、弊社のような代行会社が対応したほうがスムーズなところはありますか。

操作自体は先ほどもお伝えしたように、公式のマニュアル動画を見ながら簡単にできます。
ただ、入稿の仕方やアップデートへの対応は、弊社のように専門のノウハウがある代行会社へ依頼したほうが、LINEチラシの効果を最大化しやすいでしょう。

特に、アップデートの内容を踏まえて、「このような仕様になったので、こんな使い方がおすすめです」と提案できる点は、専門会社への依頼ならではの価値を感じていただけると思います。

質問②:LINEチラシは今後も役立ちそう?

ずばり、LINEチラシは今後も役立ちそうですか。

今後も成長が期待できるツールだと思います。
実際、LINE株式会社とヤフー株式会社の統合後、アップデートが増えてる印象があります。

僕らが住んでいる田舎すら紙のチラシが届く世帯が減り続けているので、LINEチラシの重要性は増しそうですね。
Yahoo!が持ってるビッグデータと掛け合わせるところも、今後面白い展開が待っているかもしれません。

まとめ:LINEチラシを始めたい方は弊社ベイスへ

LINEチラシは商圏内のユーザーにお得情報などを伝えられ、店舗の売上拡大につなげやすい施策の1つです。
操作は簡単にできるので、スーパーなど実店舗があり購入頻度の高い商材を扱っている会社は、積極的に導入を検討してみましょう。

なお、弊社はLINEチラシの導入から運用まで、支援実績の豊富な専門家がサポートいたします。
公式アカウントの運用などさまざまなLINE施策にも対応しているので、売上を拡大させたい方はぜひお気軽にお問い合わせください。

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book この記事の監修者

澤田将司

株式会社ベイス 代表取締役社長

マレーシア、クアラルンプールで起業。
オンラインゲームプラットフォームや3大通信キャリアの公式コンテンツプロバイダーなどの事業を経て、2015年に実家の家業を引き継ぐ形で帰国。
現在は三重県四日市市で受託型のウェブマーケティング会社、株式会社ベイスを経営。

得意分野はコンバージョン率(お問い合わせ率)の高い企業のホームページ運用。
豊富な経験で培った徹底したデータ駆動のマーケティング戦略で、これまでに数多くの企業のウェブ戦略立案から実行までを手がける。

LINE社認定のパートナーでもあり、これまで運用した企業アカウント数は500を超える。

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澤田将司|ベイス代表取締役 澤田|ベイス社長@行きたくなるオフィス研究中 中小企業マーケティングラボ

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