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LINE公式アカウントの抽選機能とは?設定のやり方や成功事例も解説

2024.08.05

LINE公式アカウントの抽選機能とは?設定のやり方や成功事例も解説

LINE公式アカウントには、デジタルクーポンを作成・配信する機能があります。
友だち全員にクーポンを配信するほか、抽選機能を追加してエンターテインメント性を持たせることも可能です。
抽選機能によって付加価値をつけると、クーポンの使用率やLINEの運用効果が高まります。

この記事では、LINEクーポンの抽選機能について、設定のやり方や使用率を高めるコツを解説します。
弊社の500社を超えるLINE運用実績から、抽選機能付きクーポンの活用事例も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

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LINE公式アカウントで使える抽選機能とは

LINEの抽選機能について、3つの視点で解説します。

  1. 仕組み
  2. あみだくじ機能との違い
  3. LINEミニアプリにある抽選ガチャ機能との違い

それぞれ詳しく見ていきましょう。

仕組み

LINE公式アカウントには、クーポン配信の一部として抽選機能があります。
抽選にチャレンジして「あたり」が出た友だちだけに、クーポンを配信する仕組みで、エンターテインメント性があるのが特徴です。

LINEクーポンの抽選機能を追加する際は、以下の設定が必要です。

  • 当選確率
  • 当選者数の上限

当選確率は1%から99%まで、当選者数は1人単位で10万人まで設定できます。
なお、LINEクーポンの抽選機能で設定できる当選結果は「あたり」「はずれ」の2パターンのみとなっています。

あみだくじ機能との違い

LINEには、1対1のトークルームやグループトークで使える「あみだくじ機能」があります。
従来のあみだくじと同様、役割分担やチーム分けするのに便利な機能です。

ユーザーが参加者となり、作成者が人数分の結果を入力するだけで、自動であみだくじが設定されます。
あみだくじ機能は「あたり」「はずれ」のほかにも、くじの結果を自由に設定できるのが特徴です。
LINEクーポンの抽選機能とは異なるものとして覚えておきましょう。

LINEミニアプリにある抽選ガチャ機能との違い

LINEミニアプリを利用した抽選ガチャ機能もあります。
LINEミニアプリとは、LINE上でWebアプリケーションが利用できるサービスのことです。
ユーザーはQRコードを読み取るなどして、抽選に参加できます。

抽選ガチャ機能では、当選確率や本数に加え、1〜10等まで複数の結果を設定できるのが特徴です。
また、当選結果はクーポン発行に限らず、ポイント発行なども選択できます。

LINEミニアプリの抽選ガチャ機能は専用のURLからも起動できるため、リッチメニューに設置しておくと、ユーザーを効果的に誘導できるでしょう。

なお、LINEのクーポン配信について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

【関連記事】LINE公式アカウントのクーポン配信ガイド!作成方法や成功事例も解説

LINEクーポンの抽選機能で得られる効果

LINEクーポンの抽選機能で得られる主な効果は、以下の2つです。

  1. クーポンへの注目度が上がる
  2. クーポンの使用率が高まる

LINEの運用効果を高めるためにも、抽選機能を活用してクーポンの見せ方を工夫しましょう。

効果①:クーポンへの注目度が上がる

抽選機能を追加すると、クーポンへの注目度が上がります。
抽選機能付きのクーポンはエンターテインメント性が高く、ゲーム感覚で楽しめるためです。

LINEクーポンは商品やサービスを訴求したり、ユーザーの購買意欲を刺激したりする効果がある一方、多くの場合は流し見されて終わってしまいます。
しかし、抽選機能付きのクーポンであれば、興味を持ってクリックしたくなるユーザーも一定数います。

ゲーム感覚で楽しめるクーポンを配信することで、ユーザーの注目を集められるでしょう。

効果②:クーポンの使用率が高まる

抽選機能には、クーポンの使用率を高める効果もあります。
抽選に当選して手に入れたクーポンに対し、多くのユーザーはプレミア感を抱くためです。

実際に、「当選したから使おう」と行動に移すユーザーも少なくないでしょう。
抽選機能を活用してクーポンのプレミア感を演出することで、「損をしたくない」というユーザーの行動心理が働き、使用率のアップにつながります。

LINE公式アカウントで抽選機能を設定するやり方

抽選機能は以下のように、クーポンの作成時に設定できます。

  1. 管理画面にログインする
  2. アカウントリストから対象のアカウント名をクリックする
  3. 「クーポン」を選択し、「作成」をクリックする
  4. 「詳細設定」の「抽選」で「使用する」を選択する
  5. 当選確率を選択する
  6. 人数を入力する(当選者数の上限を設ける場合)

クーポンの抽選機能はLINE公式アカウントの管理アプリでも設定できます。

また、抽選機能付きクーポンの場合は、「△△名様に当たる」など、ユーザーが見てワクワクするようなタイトルをつけるのがおすすめです。

LINEクーポンの抽選機能で利用率を高めるコツ

抽選機能付きクーポンの利用率を高めるコツは、以下の2つです。

  1. キャンペーン展開時に併用する
  2. 当選確率を「99%」に設定する

それぞれ詳しく見ていきましょう。

コツ①:キャンペーン展開時に併用する

抽選機能はキャンペーン展開時に併用すると、クーポンの利用率が高まります。
ユーザーにプレミア感やインパクトを与えるためには、キャンペーンと抽選機能の相乗効果が役立ちます。

LINEクーポンを配信しても、ユーザーがメリットを感じなければ、集客・追客効果は期待できません。
抽選機能付きクーポンで注目を集めたところで、キャンペーンによるお得感をアピールできれば、より効果的にユーザーの行動を促進できるでしょう。

コツ②:当選確率を「99%」に設定する

当選確率を「99%」に設定するのも、クーポンの利用率を高めるコツです。
当選確率を高くしておけば、プレミア感を演出しながらも、参加者のほぼ全員に「あたり」のクーポンを配信できます。

なお、抽選付きクーポンの当選確率は運営者にしか分かりません。
たとえ当選確率が「99%」に設定されていても、多くのユーザーは「自分だけが当たった」と考えるでしょう。
抽選で一度「あたり」を体験させることで、継続的なクーポンの利用も期待できます。

LINEクーポンの抽選機能を有効活用するなら「スマケ!」

抽選機能付きのクーポンを有効活用するためには、「スマケ!」をはじめとするマーケティングツールの利用がおすすめです。

LINE公式アカウントの通常機能で設定できる抽選結果は、「あたり」「はずれ」のいずれかです。
しかし、スマケ!を使えば、「1等」「2等」のように複数の抽選結果を設定できるため、活用の幅が広がります。

また、通常機能では抽選にチャレンジしたユーザーの把握ができませんが、スマケ!を利用すると、当選した友だちのデータを保存できます。
友だちごとの当選結果を管理できれば、あたり・はずれの人へそれぞれに適した個別のアプローチが可能です。

マーケティングツールを利用して、より効果的にクーポンを配信したい方は、ぜひ弊社のLINE活用サポートにご相談ください。

LINEクーポンの抽選機能を使ったキャンペーン事例

ここでは、弊社の運用実績から、LINEクーポンの抽選機能を使った成功事例を紹介します。

事例1

事例2

事例3

目的

友だち追加のきっかけを作りたい

ファン度を高めたい

新車について広く周知したい

施策

抽選で来店時に使える割引クーポンを配信

友だちに特典として抽選機能付きのクーポンを配信

クイズを実施し、チャットボットで回答した友だちに抽選でクーポンが当たるキャンペーンを実施

効果

毎月約200人の友だち追加

47,000人に配信し、20,000人が抽選にチャレンジ

2,400人に配信し、170人がクイズに正解してクーポンを獲得

スマケ!」を利用すれば、ユーザーごとに当選内容や利用履歴を把握できるため、クーポンを使っていない友だち向けに個別に連絡を取ることも可能です。

業種別の導入事例を知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

【関連記事】【業界別】LINE公式アカウントの導入事例!具体的な施策や運用のコツも解説

まとめ:LINEクーポンを配信するなら抽選機能も活用しよう

LINEクーポンを配信するなら、抽選機能をうまく活用して使用率を高めましょう。
抽選機能を活用する際は、キャンペーン展開時に併用したり、当選確率を高く設定したりするとより効果的です。

なお、LINEのセールスパートナーである弊社が開発・運営する「スマケ!」を利用すれば、通常機能のみでは実装できない絞り込み配信やチャットボットも設定できます。
LINEクーポンの抽選機能を活用し、追客効果を高めたい方は、「スマケ!虎の巻」もぜひご覧ください。

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book この記事の監修者

澤田将司

株式会社ベイス 代表取締役社長

マレーシア、クアラルンプールで起業。
オンラインゲームプラットフォームや3大通信キャリアの公式コンテンツプロバイダーなどの事業を経て、2015年に実家の家業を引き継ぐ形で帰国。
現在は三重県四日市市で受託型のウェブマーケティング会社、株式会社ベイスを経営。

得意分野はコンバージョン率(お問い合わせ率)の高い企業のホームページ運用。
豊富な経験で培った徹底したデータ駆動のマーケティング戦略で、これまでに数多くの企業のウェブ戦略立案から実行までを手がける。

LINE社認定のパートナーでもあり、これまで運用した企業アカウント数は500を超える。

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澤田将司|ベイス代表取締役 澤田|ベイス社長@行きたくなるオフィス研究中 中小企業マーケティングラボ

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