LINE運用

LINEプロモーションスタンプとは?種類ごとの特徴や費用・事例も解説

2024.09.05

LINEプロモーションスタンプとは?種類ごとの特徴や費用・事例も解説

LINE公式アカウントを運用する際に取り入れたい施策の1つとして、LINEプロモーションスタンプが挙げられます。
しかし、LINEプロモーションスタンプの情報をまだ詳しく知らない方や、種類が多すぎて悩んでしまうという方もいるでしょう。

この記事では、LINEプロモーションスタンプについて、種類ごとの特徴や費用を解説します。
利用するメリットや実際に導入して成功した事例もあわせて紹介するので、ぜひ参考にしてください。

弊社ベイスはLINE運用の専門家です!
・LINE社認定セールスパートナー
・LINE専用マーケティングツール スマケ!の開発・運営
・LINE広告認定代理店
・500社以上のLINE運用のサポート実績
・LINECPDスタンプ・ポイントを取り扱い企業
・LINEGreen Badge取得者在籍多数


LINEプロモーションスタンプとは

LINEプロモーションスタンプとは、広告費を支払うことでユーザーに提供できるスタンプです。
ユーザーは無料もしくは友だち追加などの条件付きで、スタンプをダウンロードできます。
友だち同士がLINEするなかでスタンプを利用すると、自社ブランドの名前や世界観を広めることが可能です。

ただし、LINEプロモーションスタンプを配信するためには、認証済アカウントまたはプレミアムアカウントになる必要があります。
所定の審査を通過することで認証済アカウントとなり、特に優良なアカウントはプレミアムアカウントが自動的に付与されます。
LINEプロモーションスタンプを有効活用し、自社の認知を広めましょう。

なお、弊社では​​LINEのビジネス活用を、アカウント開設から運用まで幅広く支援しています。
LINE公式アカウント運用を検討している方は、ぜひ1度ご相談ください。

LINEプロモーションスタンプを利用するメリット

LINEプロモーションスタンプを利用するメリットは、以下の通りです。

  • 自社ブランドの認知向上
  • 広告効果の拡大
  • 友だちの増加

スタンプには自社のロゴやキャラクターを使用できるため、利用してもらうほど自社ブランドの認知向上や広告効果が見込めます。
LINE公式アカウントの友だち追加をダウンロードの条件にすると、友だち数を短期間で増やすことも可能です。
LINEプロモーションスタンプを利用し、LINE公式アカウントの運用効果を最大化させましょう。

LINEスタンプの詳細や作成方法について知りたい方は、下記の記事もぜひ参考にしてください。

【関連記事】企業がLINEスタンプを無料配布するメリットとは?費用や作成方法も解説

LINEプロモーションスタンプを利用する際の注意点

LINEプロモーションスタンプの利用には以下を中心として、掲載できない業種・サービスがあるため注意が必要です。

  • 宗教関連​
  • タバコ
  • ネット関連ビジネス※
  • ギャンブル関連 など

※情報商材、自己啓発セミナーなど

上記はあくまで一例であり、不適合と判断された場合にはサービスの利用ができません。

また、スタンプに不適切な表現があった場合や規約に反する場合には、罰則の措置が取られます。
スタンプ・アカウントの削除や契約を解除される恐れがあるため、利用時にはガイドラインを確認しましょう。

LINEプロモーションスタンプの種類

LINEプロモーションスタンプの種類は、以下の5つです。

  1. スポンサードスタンプ
  2. ダイレクトスタンプ
  3. スポンサードターゲティングスタンプ
  4. ミッションスタンプ
  5. CPDスタンプ

それぞれ詳しく見ていきましょう。

種類①:スポンサードスタンプ

費用

  • スタンプ8種類で3,500万円(税別)
  • スタンプ16種類で4,000万円(税別)

ダウンロード(掲載)開始日

毎週火曜日

枠数

通常枠3枠

ダウンロード(掲載)可能期間

4週間

スポンサードスタンプはオリジナルのスタンプをショップに掲載し、無料で提供できます。
ダウンロード数に制限はなく、より多くのユーザーに利用してもらうことが可能です。
ダウンロード後にブロックされる確率は高めですが、短期間での友だち獲得には効果を発揮します。

幅広い属性のユーザーにアプローチしたい場合は、スポンサードスタンプを利用しましょう。

種類②:ダイレクトスタンプ

費用

  • スタンプ8種類で1,000万円(税別)
  • スタンプ16種類で1,500万円(税別)

ダウンロード(掲載)開始日

平日

枠数

制限なし

ダウンロード(掲載)可能期間

12週間

ダイレクトスタンプは、オリジナルのスタンプを無料で提供できますが、ショップへの掲載がありません。
そのためホームページやSNSなどを通して、ユーザーに告知する必要があります。
しかし、自社の裁量で告知でき、ブランドや商品に興味のあるユーザーにのみアプローチできる点がメリットです。

特定のユーザーに対して告知したい場合は、ダイレクトスタンプを活用しましょう。

種類③:スポンサードターゲティングスタンプ

費用(みなし女性属性)

  • スタンプ8種類で2,500万円(税別)
  • スタンプ16種類で3,000万円(税別)

費用(みなし男性属性)

  • スタンプ8種類で2,000万円(税別)
  • スタンプ16種類で2,500万円(税別)

ダウンロード(掲載)開始日

毎週火曜日

枠数

女性・男性どちらか2枠

ダウンロード(掲載)可能期間

4週間

LINEの利用状況から分析したみなし属性によって、女性または男性にターゲティングされ、ショップにスタンプが表示されます。
掲載の終了後にはスタンプのダウンロード数・利用数に加え、ダウンロードしたユーザーの性年代属性を確認できます。

対象の属性を絞ってアプローチしたい場合は、スポンサードターゲティングスタンプを導入しましょう。

種類④:ミッションスタンプ

【スポンサードミッションスタンプ】

費用

  • スタンプ8種類で4,000万円(税別)
  • スタンプ16種類で4,500万円(税別)

ダウンロード(掲載)開始日

毎週火曜日

枠数

通常枠3枠

ダウンロード(掲載)可能期間

4週間

【スポンサードターゲティングミッションスタンプ】

費用(みなし女性属性)

  • スタンプ8種類で3,000万円(税別)
  • スタンプ16種類で3,500万円(税別)

費用(みなし男性属性)

  • スタンプ8種類で2,500万円(税別)
  • スタンプ16種類で3,000万円(税別)

ダウンロード(掲載)開始日

毎週火曜日

枠数

女性・男性どちらか2枠

ダウンロード(掲載)可能期間

4週間

ミッションスタンプは、特定のミッションを達成したユーザーのみがダウンロードできます。
設定できるミッションは、以下の通りです。

  • ID連携・新規会員登録
  • 資料請求・サンプル請求
  • アンケート回答
  • キャンペーン利用

友だちのアクション促進につながり、潜在顧客の獲得や既存顧客のライフタイムバリュー向上を図れます。

種類⑤:CPDスタンプ

【CPDスタンプ(スタンプショップ掲載あり)】

費用(スタンプ8種類)

  • 最低出稿価格:600万円〜(ネット価格・税別)
  • 単価:60円
  • ロット数:10万ロット〜30万ロットまで

ダウンロード(掲載)開始日

毎週火曜日

枠数

3枠

ダウンロード(掲載)可能期間

最長4週間

【CPDスタンプ(スタンプショップ掲載なし)】

費用(スタンプ8種類)

  • 最低出稿価格:200万円〜(ネット価格・税別)
  • 単価:40円
  • ロット数:5万ロット〜

ダウンロード(掲載)開始日

平日

枠数

制限なし

ダウンロード(掲載)可能期間

最長12週間

CDPスタンプ(※)は、ダウンロード数の上限を設定し、従量課金型で無料スタンプを提供できます。
他のLINEプロモーションスタンプと比較して出稿価格が低いため、導入しやすいプランです。
費用を抑えつつスタンプによるプロモーション施策を実現したい方は、CPDスタンプを始めましょう。

※LINEヤフー株式会社によると、200万円から実施できる「CPDスタンプ(スタンプショップ掲載なし)」は2025年3月で取り扱いが終了になるとのことです。
「CPDスタンプ(スタンプショップ掲載あり)は引き続き販売しますが、最低出稿価格が600万円〜と高額になってしまいます。
導入ご希望の方は審査などがあるため、2024年12月には準備を始めることをおすすめします。

LINEプロモーションスタンプの費用比較表

LINEプロモーションスタンプの費用一覧を、おすすめの業種や課題とともに見ていきましょう。

費用

おすすめの業種

課題

スポンサードスタンプ

3,500万円(税別)〜

エリアやターゲットによらず広く周知したい業種

  • スタンプ目的のみでダウンロードされる
  • 3,500万円からと高額になる

ダイレクトスタンプ

1,000万円(税別)〜

ターゲットを絞って獲得したい業種

  • ショップに掲載されずユーザーからは発見できない
  • 1,000万円からと高額になる

スポンサードターゲティングスタンプ

2,000万円(税別)〜

コスメや下着ブランドのように属性を絞ってアプローチしたい業種

2,000万円からと高額になる

ミッションスタンプ(スポンサードミッションスタンプ)

4,000万円(税別)〜

顧客と継続したコミュニケーションを実施したい業種

  • ミッションのハードルが高く敬遠される可能性がある
  • 4,000万円からと高額になる

CPDスタンプ

200万円(ネット価格・税別)〜

先着キャンペーンや印刷物への封入などの施策を行いたい業種

顧客が多い場合にはすぐダウンロードの上限に達する

費用面を比較すると1,000万円以上のスタンプが並ぶなか、CPDスタンプは安価で始められることが分かります。
友だち追加のきっかけ作りとしてスタンプを導入したい場合には、CPDスタンプからのスタートを検討しましょう。

なお、弊社ではCPDスタンプに関するサポートを240万円(税別)から実施しています。
スタンプを通してファン作りやリピート来店を目指したい方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

弊社が支援したLINEプロモーションスタンプの成功事例

弊社が実際に支援したLINEプロモーションスタンプの成功事例は、下表の通りです。

業種

遊園地施設アカウント

家電業界ブランドアカウント

観光協会アカウント

新規友だち獲得数

約36,000人

約49,000人

約41,800人

残存友だち数(3か月以内にブロックしていない友だち)

約12,000人

約11,000人

約11,700人

獲得単価

1人あたり約167円

1人あたり約218円

1人あたり約171円

スタンプを目的とした方も一定数いますが、獲得単価では友だち追加広告(CPF広告)と比較しても、効率良く友だちを増やせています。
自社に関心を示している残存友だちには、継続してアプローチしましょう。
CPDスタンプの活用事例に関する詳細を知りたい方は、下記の記事もあわせてチェックしてください。

【関連記事】【LINE】CPDスタンプとは?通常スタンプとの違いや活用事例を解説

まとめ:LINEプロモーションスタンプならCPDスタンプがおすすめ

LINEプロモーションスタンプを活用すると、自社ブランドの認知や広告効果の拡大を実現できます。
中でもCPDスタンプは、費用を抑えながら導入できるためおすすめです。

なお、弊社ではCPDスタンプの導入について、スタンプの制作や出稿など幅広く支援しています。
スタンプを利用した効果的なプロモーション活動を実現したい方は、ぜひご相談ください。

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book この記事の監修者

澤田将司

株式会社ベイス 代表取締役社長

マレーシア、クアラルンプールで起業。
オンラインゲームプラットフォームや3大通信キャリアの公式コンテンツプロバイダーなどの事業を経て、2015年に実家の家業を引き継ぐ形で帰国。
現在は三重県四日市市で受託型のウェブマーケティング会社、株式会社ベイスを経営。

得意分野はコンバージョン率(お問い合わせ率)の高い企業のホームページ運用。
豊富な経験で培った徹底したデータ駆動のマーケティング戦略で、これまでに数多くの企業のウェブ戦略立案から実行までを手がける。

LINE社認定のパートナーでもあり、これまで運用した企業アカウント数は500を超える。

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澤田将司|ベイス代表取締役 澤田|ベイス社長@行きたくなるオフィス研究中 中小企業マーケティングラボ

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