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【初心者向け】コーポレートサイトとは?意味や目的を解説!作り方や事例も

2025.01.14

【初心者向け】コーポレートサイトとは?意味や目的を解説!作り方や事例も

インターネットが当たり前に普及している現代では、数多くの企業がコーポレートサイトを運営しています。
コーポレートサイトをもつことで情報発信がしやすくなり、集客にも役立ちます。
しかし、ホームページには複数の種類があり、「どのようなものをコーポレートサイトと呼ぶのか」など疑問に思う方もいるでしょう。

この記事では、コーポレートサイトの意味や目的を、他サイトとの違いにも触れながら解説します。
制作する際のポイントや制作事例もあわせて紹介するので、ぜひ参考にしてください。

コーポレートサイトとは

コーポレートサイトとは、企業の情報を集約したホームページです。
具体的にどのようなものを「コーポレートサイト」と呼ぶのか、以下の2点から解説します。

  1. 意味
  2. 目的

それぞれ詳しくみていきましょう。

意味

コーポレートサイトは、企業の情報を集約してステークホルダーへ向けて発信する「企業の顔」となるホームページです。
そもそも、ホームページとは複数のWebページからなる集合体のことです。
ブランドサイトやECサイトなどさまざまな種類があり、ターゲットや目的が異なります。

コーポレートサイトも、ホームページの一種です。
認知や集客など、ビジネス目的で制作されることが特徴です。
主に、以下の内容を掲載し、企業の信頼性や事業をアピールします。

  • 企業概要
  • 企業理念
  • 事業内容
  • 製品・サービス

ターゲットが幅広いため、過不足ない情報を掲載することが大切です。

目的

コーポレートサイトを制作する目的は、顧客や株主などの企業関係者とより深いコミュニケーションを取ることです。
具体的には、6つの目的に分けられます。

  1. 認知向上を図る
  2. 自社の事業やサービス・製品を伝える
  3. 採用情報を伝える
  4. IR情報を伝える
  5. 新サービスや商品のリリース情報を伝える
  6. 企業が運営する他サイトへ誘導する

コーポレートサイトは誰でも閲覧できるため、認知向上に効果的です。
ユーザーがアクセスすることで、スピーディーに企業の情報を届けられます。
事業や製品・サービスの情報を過不足なく掲載することで、ユーザーのニーズを満たして購買意欲を高めることも可能です。
新サービスや商品のリリース情報も、いち早く該当のサービス・商品を知ってもらうために大切な情報です。

採用情報は、求職者へ向けて必要な情報を伝え、興味をもってもらうために掲載します。
実際に働いたときのイメージをもってもらうことで、応募数アップを図ります。
IR情報は、投資家や株主などに事業の計画や現状などを具体的に伝えるために必要です。
信頼性を高め、将来性をアピールすることで、新たな取引の機会につながる可能性もあります。

また、自社が運営する他サイトへユーザーを誘導するという目的もあります。
商品紹介に特化したサイト、キャンペーン用のサイトなど、よりユーザーのニーズに合ったページへ誘導し、興味・関心を高めます。
コーポレートサイトは、認知から購買・商談までの過程で欠かせない、非常に重要なツールといえるでしょう。

コーポレートサイトと他サイトの違いとは

ホームページにはコーポレートサイトのほかにも、サービスサイトや採用サイトなどがあります。
サービスサイトは商品やサービスの情報を伝えるサイト、採用サイトは求職者へ向けた情報を伝えるサイトです。
それぞれ違いは、下表の通りです。

コーポレートサイト

サービスサイト

採用サイト

ターゲット

  • 顧客
  • 取引先
  • 株主
  • 求職者

商品・サービスの見込み顧客

  • 就活生
  • 求職者(中途)

目的

  • 認知向上を図る
  • 自社の事業やサービス・製品を伝える
  • 自社が運営する他サイトへ誘導する
  • 商品・サービスの魅力を伝える
  • 購入・申し込みを促す
  • 見込み顧客を獲得する
  • 応募数を増やす
  • 自社の魅力を伝える

掲載する情報

  • 企業概要・理念
  • 商品・サービスの情報
  • 採用情報
  • IR情報
  • お知らせ
  • お問い合わせフォーム
  • 商品・サービスの紹介
  • 導入事例
  • 資料ダウンロードページ
  • お問い合わせフォーム
  • 会社概要
  • 募集要項
  • 応募方法
  • 選考の流れ
  • 福利厚生
  • 企業概要
  • 社員インタビュー

ターゲットや掲載内容など重なる部分もありますが、それぞれに特化したホームページを用意することで、より目的を達成しやすくなります。
種類別のホームページやそれぞれの特徴について詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてチェックしてみてください。

【関連記事】【日本では同じ?】ホームページとWebサイトの違い|種類や使い分け方も

コーポレートサイトの基本的な構成とは

コーポレートサイトの基本的な構成は、以下の通りです。

  • 会社概要
  • 事業内容
  • 事例・実績紹介
  • 代表者メッセージ
  • ビジョン・ミッション、理念
  • お知らせ、最新情報
  • 採用情報
  • お問い合わせ
  • プライバシーポリシー(個人情報の取扱いについて)

これらの情報をすべて含む必要はなく、企業ごとに必要な情報を取捨選択することが大切です。

サイト全体の構成が決まったら、トップページから派生する会社概要ページや事業紹介ページなどの「下層ページ」の構成を検討します。
下層ページは基本的に、以下の情報で構成します。

  • ファーストビュー※1
  • メインコンテンツ
  • クロージング・CTA※2

※1 ページを開いたときにスクロールをせずとも表示される部分
※2 ユーザーの行動を誘導するために設置するもの

下層ページはトップページに比べて詳細な情報を掲載するページのため、ユーザーの行動を促す構成になるように考えましょう。
コーポレートサイトの構成や制作時のポイントについて詳しく知りたい方は、こちらの記事もぜひ読んでみてください。

【関連記事】企業ホームページの構成で押さえたい8つのポイント!業種別の事例も解説

コーポレートサイトの作り方

コーポレートサイトを作る方法は、以下の2通りに分かれます。

  1. 自社で制作する
  2. ホームページ制作会社へ依頼する

それぞれのポイントを解説します。

自社で制作する場合

コーポレートサイトを自社で制作する場合に重要なポイントは、以下の4つです。

  1. 制作・管理できるリソースを確保する
  2. 目的やターゲットを明確に定める
  3. 必要な情報を取捨選択する
  4. レイアウトはわかりやすさを重視する

自社制作の場合、コーポレートサイト制作・管理に必要な知識や技術をもった担当者が必要です。
公開日までの具体的な計画を決め、他の業務と調整しておきましょう。

目的やターゲットはぶれないよう明確に定め、それに沿って構成やデザインを決めていきます。
情報はすべて洗い出したうえで、他社との差別化を意識して取捨選択します。
レイアウトやデザインは凝り過ぎず、ユーザーから見たわかりやすさが重要です。

ただし、ノウハウやリソースがない場合は途中で行き詰ってしまうことも珍しくありません。
本当に自社で制作・管理できるか、慎重に見極めることが大切です。

ホームページ制作会社へ依頼する場合

制作会社に依頼する場合に重要なポイントは、以下の4つです。

  1. 目的やターゲットを明確に定める
  2. 事前に提案依頼書(RFP)を作成する
  3. 希望の条件に合った制作会社に依頼する
  4. 打ち合わせで具体的に要望を伝える

制作会社に依頼する場合でも、コーポレートサイトの目的やターゲットの設定は明確に定める必要があります。
定めた目的・ターゲットは、提案依頼書(RFP)に記載しましょう。
提案依頼書は、制作会社から希望に合った提案をしてもらうために役立つものです。
解決したい課題や予算など、コーポレートサイト制作に関わるあらゆる事柄を記載します。

制作会社を選定する際は、事前に依頼した見積もりや提案を比較し、最も希望に合う制作会社を選びます。
発注後は打ち合わせで希望を共有し、詳細な仕様まで妥協せずに決定することが大切です。

また、コーポレートサイトは、完成後も継続的な管理や運用が求められます。
管理や運用のしやすさまで考えたコーポレートサイトを制作するには、経験やノウハウをもった制作のプロに任せることをおすすめします。
ホームページ制作会社の選び方や準備すべきものについて知りたい方は、以下の記事もチェックしてみてください。

【関連記事】ホームページ制作会社の選び方ガイド!事前に準備すべきものや事例も解説

コーポレートサイト制作ならベイスへ

コーポレートサイト制作なら、数百社のホームページを制作・解析・改善してきた弊社ベイスへお任せください。
弊社では、企業ごとに最適な「ホームページの型」を提案し、勝てるコーポレートサイトにするための法則を数字で言語化して伝えます。
他にも、弊社のホームページ制作には以下の特徴があります。

  • データに基づいたデザインで問い合わせ率をアップさせる
  • 5年先を見据え、次の時代にマッチしたホームページを作る
  • スペシャリストを結集し、チームで課題解決に取り組む
  • 公開後も最新の技術で解析し、運用をサポートする
  • オンラインをフル活用しているため全国各地から相談できる

弊社の考えるホームページのデザインは、デザイナーのセンスではなくデータに基づいた戦略的なものです。
また、モバイルファーストな見せ方、AIが理解しやすい構造化データなど、次の時代にマッチしたサイト作りを心掛けています。

制作から公開後の運用まで、マーケターやデザイナーなど各分野の専門家が、最新のノウハウを活かしてお客様をバックアップします。
自社に最適な「売れる型」のコーポレートサイトを作りたい方は、ぜひ弊社のホームページ制作へお任せください。

弊社が支援したコーポレートサイトの制作事例

弊社が支援したコーポレートサイトの制作事例を2つ紹介します。

  1. 小売・卸売業界のコーポレートサイト
  2. 医療・介護業界のコーポレートサイト

他の制作事例をご覧になりたい方は、弊社のホームページ制作ページもあわせてチェックしてみてください。

事例①:小売・卸売業界のコーポレートサイト

こちらはホビー塗料「BORN PAINT」を販売している、株式会社トアミル様のコーポレートサイトです。

業種

小売・卸売業

制作・リニューアルの目的

自社の商品情報と使い方の発信

下層ページの大カテゴリ

  • 商品情報
  • 会社情報
  • お問い合わせ

▼株式会社トアミル様のコーポレートサイト

商品情報と使い方を発信したいという目的を達成できるよう、ファーストビューのすぐ下に商品情報ページへのリンクが設置されています。
商品パッケージやマスコットキャラクターを全体にちりばめ、ホビー商品のブランディングを重視したカラフルでPOPなデザインに仕上がっています。

ホームページURL:https://bornpaint.jp/

事例②:医療・介護業界のコーポレートサイト

こちらは三重県桑名市で産婦人科、産前・産後サポート/産後ケアなどの事業を展開している、一般社団法人ゆずり葉様のコーポレートサイトです。

業種

医療・介護業

制作・リニューアルの目的

  • ブランディング
  • 施設やサービスの紹介

下層ページの大カテゴリ

  • 各施設の紹介
  • 法人の理念・概要
  • お知らせ

▼一般社団法人ゆずり葉様のコーポレートサイト

コンセプトである「自然のぬくもりとやさしさに包まれる場所」に合うよう、色合いやフォント、素材にこだわり、やわらかで温かみのあるデザインに仕上げました。
ゆずり葉でゆったりとくつろぐイメージを、左右に動きのあるレイアウトと大きな余白を所々に配置することで表現しています。

ホームページURL:https://yuzuriha-mie.jp/

まとめ:コーポレートサイトとは企業の顔となるホームページ

コーポレートサイトは、企業のさまざまな情報が集まった企業の顔となるホームページです。
顧客や取引先だけでなく、投資家や求職者の検討時にも閲覧されるため、他企業との差別化や見やすさも意識して制作することが大切です。

なお、弊社では、数百社のホームページを制作・解析・改善してきたノウハウを活かしてホームページ制作に取り組んでいます。
マーケティング・デザインなどのプロが、お客様の企業に合う「売れる型」を提案いたします。
集客力に優れたコーポレートサイトを作りたい方は、ぜひ一度ご相談ください。

【関連記事】Webサイト制作前に決めておきたい7項目とは?費用相場もあわせて解説
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book この記事の監修者

澤田将司

株式会社ベイス 代表取締役社長

マレーシア、クアラルンプールで起業。
オンラインゲームプラットフォームや3大通信キャリアの公式コンテンツプロバイダーなどの事業を経て、2015年に実家の家業を引き継ぐ形で帰国。
現在は三重県四日市市で受託型のウェブマーケティング会社、株式会社ベイスを経営。

得意分野はコンバージョン率(お問い合わせ率)の高い企業のホームページ運用。
豊富な経験で培った徹底したデータ駆動のマーケティング戦略で、これまでに数多くの企業のウェブ戦略立案から実行までを手がける。

LINE社認定のパートナーでもあり、これまで運用した企業アカウント数は500を超える。

代表挨拶ページはこちら

 

澤田将司|ベイス代表取締役 澤田|ベイス社長@行きたくなるオフィス研究中 中小企業マーケティングラボ

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